環境活動/生物多様性への取り組み 毎月第一金曜日更新 !! 5 お花見後の桜の楽しみ方 2009 年 3 月、従業員への生物多様性に対する意識向上を目的にビオトープをつくりました。 すでに完成から 7 年目になり、たくさんの生き物が棲みついています。 これまでの取組みを含め、私たちのビオトープの生き物を毎月ご紹介していきます。 また、私たちの生物多様性の考え方をこちらに載せていますので、是非ご覧になってください。 ープの 私たちのビオト 紹介!! ご 月 生き物を毎 4 月のビオトープ こんにちは!はんえいの広場 ビオトープボランティア事務局です。 まだ 5 月ですが夏のような暑い日が続いていますね。 お花見をする桜はソメイヨシノですが、既に葉になっていますよね。でもこれからはヤマザクラが楽しめます。 名前に山がついていますが、市街地でも見かけることができます。ビオトープのヤマザクラをふと見上げると実がたくさんなっていました。 売っているものとは異なりますが、これも立派なサクランボです。( 写真 1) 赤く鮮やかな実に見とれ、つい、一粒口に含んでみましたが、とても苦く食べられるもので はありませんでした。美味しそうな色ですがまだ食べごろではないようです。調べてみると、 食べ頃は真っ黒と言っていいほど黒紫になった実のようです。まだ少しですが黒っぽい実も 確認できました。( 写真 2) よく熟れた実でも甘味を感じるものの、少し苦いらしいです。少し苦いのを覚悟で食べてみ たい方は今のうちにヤマザクラの木を探してみてはいかがでしょうか? ( 写真 1) ヤマザクラの木とサクランボ ( 写真 2) 熟れて黒紫になった サクランボ また先日、従業員のボランティアで外来種であるセイタカアワダチ ソウの駆除を行いました。 ( 写真 3) セイタカアワダチソウ駆除の様子 ( 写真 4) 今回駆除できたセイタカアワダチソウ 総勢 19 人で抜きましたが抜ききることはできず、これからも攻防は続きます。( 写真 3,4) ところでセイタカアワダチソウは繁殖力が強く厄介ですが、天ぷらとして食べたり、化粧水などのスキンケアの原材料としても使われてます。 今の季節、ビオトープでは植物に限らず、アメンボ、テントウムシ、トンボ、チョウやハチなど虫たちも活発な姿を見せてくれています。 次回もお楽しみに! 毎月、水生生物調査を行っている 『大阪府立大学 生命環境科学研究科 鈴木真裕さんからのコメント』 4 月 23 日に水生生物調査を行いました。 アメンボやミジンコなど、多くの水生生物が繁殖の時期をむかえていました。 コオイムシもその一種です。コオイムシは 2014 年 9 月号でもご紹介しました。 この冬には池干しが行われましたが、おそらくは土の中で冬を越したのでしょう。 卵を背負っているのはオスですが、写真ほど溢れんばかりの卵を背負うお父さんが コオイムシ ( 子負虫 ) (鈴木さん撮影) 見れるのは希少ですね。 *次回の更新予定は 6/5( 金 ) です。 http://panasonic.co.jp/es/environment/biodiversity/biotope/index.html エコソリューションズ社
© Copyright 2025 ExpyDoc