第1回 平成26年10月17日開催

平成 26 年 10 月 17 日(金)
第 1 回教育・文化・子育てワーキンググループ会議
ワーキンググループ
第 1 回教育・文化・子育てワーキンググループ会議
場
湯布院庁舎 会議室3
所
コーデ ィネー ター
九州大学 専任講師 田北 雅裕氏
参
南 岳嗣、八川 薫、太田和章(サブ)、砂田剛士、前谷希美
加
者
九州大学学生 4 名、事務局、㈱地域科学研究所
1.自己紹介
参加者全員で自己紹介。田北先生のプロフィールは別紙に記載。
2.全体について
事務局より、第2次総合計画の策定におけるプロセス、策定における組織、WG、市民意識の把
握についての説明
3.これからのWGの進め方について(別紙)
①1 回目
・プロジェクト会議の内容については、ワーキンググループのメンバーでも共有していきたい。
・「文化」という分野が気になる。何が「文化」なのか、どう総合計画に位置づけるのか?「文化」=
「文化財」でよいのか?
・まず、第1次総合計画の評価が必要。→「教育・文化・子育て」分野の評価はWG内で実施する。
・既存の由布市の各種計画について把握し、総合計画との関連を確認したい。
・4回のWGでは時間が足りないと認識している。WGのメンバーや㈱地域科学研究所ではフィー
ルドワーク的な調査をする予定はないため、九州大学の方で実施するようにする。
②2回目
・他市町村の総合計画を見比べ、由布市の第 1 次総合計画の検証をしていきたい。
・どの市町村も総合計画は人口規模に関わらず、同じ内容だったりするので、由布市と同じような
規模、同じような方向性の総合計画の他市事例を持ってきたいと考えている。
・2回目くらいまでに第1次総合計画の評価をする予定とする。
③3回目
・3回目くらいまでに、資料等を参考にして課題を取りまとめる。
・第1次総合計画時の市民アンケートについて比較ができるものがあるか→3年前にアンケートを
取ったものについては、今回のアンケートと同じ項目にしているため比較可能だが、9年前のアン
ケートは項目が違うため比較は難しい。
・課題の把握は、市民レベルと行政レベル両方で把握したい。把握方法の一つとして、アンケート
で確認する。
④4回目
・未来は明るい方がいいと考えるので、世界、日本で教育・文化・子育てに関する新しい取り組み
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第 1 回教育・文化・子育てワーキンググループ会議
がどのようになされているのかについて共有したい。
・可能な限り 10 年後の予測データを知りたい。10 年後について現実的に考えていくため。→人口、
児童数、廃校、公民館の老朽化など。
・10 年後の未来をアクションレベルで描いてみたい。市民も交えて行いたい。→市政懇談会を各
地区で実施するが、特定の分野に限定しての意見交換にはならない。各WGに途中から市民を
交えて実施する予定なので、フィールドワーク時に良いと思った人がいれば、WGに来ていただい
て構わない。現状として、WGに参加していただきたい市民は由布市役所の方で候補者を選んで
いる。地域毎に2~3名を選定している。教育、子育て分野のNPO活動は未来クラブがある。
⑤5回目
・5回目以降で、基本構想を考えていく。(全3回程度で)
※第1次総合計画の評価について
まだ第1次総合計画は1年強を残しているため、現時点で総括というのは難しい部分もある。現状
可能な評価としては、第1次総合計画が必要な内容をすべて満たしていたのかについて検証する
ことも必要である。
4.これまでのプロジェクト会議の報告
事務局より議事録要旨に沿って報告。
※現状として、職員が総合計画を見る時は、新しい事業や予算を作る時である。実施計画に掲載
されているものについては、予算がつくため、予算時期には、職員は計画内容を確認することが
多い。
5.各種計画についての確認
※HPで計画内容が確認できないもの、最新のものが掲載されていないものは資料提供。以下今
回のWG内で挙がった計画等を記載。
①教育振興基本計画
総合計画との兼ね合いを考慮する必要がある。現在パブリックコメント実施中。
②由布市幼児教育振興プログラム
H21 年あたりに作成。教育振興基本計画と兼ね合いはない。現在、平成 27 年度の新制度実施後
に、見直し、再作成する話も出ている。
③由布市協育プログラム
④由布市学力向上会議
⑤由布市学力向上推進計画、アクションプラン
⑥H26 年度教育方針
⑦コミュニティスクールに関する推進委員会
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⑧大分県子ども読書活動推進計画
⑨社会体育施設整備計画
公共施設見直しについては、社会基盤WGでメインに議論。廃校施設活用については、全WGで
議論になる課題と考えられる。公共施設全般の方針は社会基盤整備WG内で出す予定。
⑩学校統廃合計画
学校の統廃合に向けた計画。廃校になった学校の活用案は記載されていない。実施年度と、対
象小学校についてが計画に記載されている。
⑪スポーツ振興計画
毎年見直しをしている。スポーツ審議会で審議している。
⑫公民館の運営方法に関する計画
市町村合併後は作成していない。
⑬昨年度から、地域コミュニティに関する研究会を実施。
職員のみで構成された研究会。由布市内には 150 自治区がある。公民館の運営についても触れ
ている。今年度は、地域コミュニティの仕組みを考える職員に加えて、自治委員の役員や市民が
入って議論をしている。
⑭次世代育成後期行動計画
子育て支援新制度に向けた子育て支援計画の策定中。
→WGに参加しているメンバーは、自分の担当部門の計画の内容の把握をお願いします。
※なお各種計画の一元管理は総合政策課が行っている。
6.文化について
総合計画の中で文化というものをどのような位置づけでとらえているか?
未来の由布市に対する投資に関わってくる部分なので、教育や文化に関するものは、内容によっ
ては伸びしろがある部分と捉えられる。文化についてはより攻める内容でもいいのではないか。現
計画で由布市の文化の記載は文化財が中心なので、もっと記載できるものがあるのではないか。
湯布院の観光も文化の一つで、由布高校のカリキュラムに観光コースができたということも、教育
が産業振興につながる一つの特徴であるので、
地域振興という意味でも、総合計画に反映させ
ても良い内容である。
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7.宿題
【内容】現総合計画で本WGに関係する部分を読み、①継承すべき点、②改善すべき点、③改善
内容についてそれぞれでまとめてみる。
【提出方法】事務局で取りまとめ→田北先生にまとめて送付。
【締め切り】10 月末までに提出。
8.今後
・今後いただいた資料の読み込みや、課題の把握等をしたい。
・データが必要と思われるものは、早めに連絡してもらえると準備可能。
・12/5 に職員向けの研修を実施予定。
<田北先生>
<由布市役所WGメンバー>
<九州大学学生のみなさん(中央 4 名)>
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