自由記述 別紙

観光振興、過疎問題において
空気がいい、水がいい、食べ物がいい、自然がある、そして特に景観が素晴らしいという清里町は
どこにも負けない間違いなく一級の場所。町と観光協会、農協などが一体となって、何を発信するかを
一から考え、その良さを強力に発信することに力を入れることを提案する。
(net を始めとする広報活動の強化)
子育てについての意見
清里町は中学校までの子育て環境は抜群である。
しかし、清里高校については人数が極めて少なく、皆、幼なじみで競争原理も働かない現在の状況
は、これから社会に出る若者にとって社会性を養う機会が少ない。子ども自身の将来を考えると早く統
合し、人数のある程度いる学校へ通わせることを提案する。
箱根町の例だったと思うが、高校を廃校にする代わりに通学手当てを充実させることにより高校生
が地域より離れることに効果があったと聞いている。
次の問題は、通える大学がほとんど無いことで、進学する子供の親は学費だけでなく、借家代など
高額な生活費を負担せねばならない。首都圏から清里への移住を考えた場合、将来、子供を大学に
通わせることを考えると、よほど経済的に余裕がない限り、清里に住むという選択肢は無くなる。
この対策として、清里町に住めば負担が少ない学生寮を札幌、東京などに町が出資、建築士、指定
管理者などで運営することを提案する。東京清里会、札幌清里会などの協力も得られると思うし、この
点をアピールすれば子育て世代が教育環境に対して、安心して移住してこられる。
ここで、国公立大や難関大に行く子供については、特待生的な寮費免除などの特典を付ければ親
共々知識と知恵のある人が集まりやすくなる。
問18・19・20に関連して
現在、清里町在住の人間について、特に必要なのは起業支援で、これは金銭的なことだけではなく、
講師を呼び、起業するためのセミナーを定期的、長期的に開催することだ。
コンサルタントによる起業する業体のアイディアも必要。
しかし、町民みずから起業するにも限りがあるので、起業するために年齢を問わず、やる気のある
人間に移住してきてもらうための政策を行う必要がある。
ここでの政策とは金銭的支援だけでなく、「清里には、農産物ではこんな物がある、自然にあるもの
はこんな物がある、だからこんな起業ができる可能性がある」という清里で起業をするためのヒントをネ
ットにより全国、全世界に発信することを提案する。
観光振興について
斜里岳、神の子池、さくらの滝など、一級のすばらしい自然が残っているので、これらを持続できる
形で整備する事を提案する。
具体的には、荒れ放題の神の子池、さくらの滝は、数百メートル~1キロぐらいでいいので歩かない
と行けないように規制をし、しかし遊歩道は作る。このことにより清里町の自然に対するスタンスが評
価され、町のステータスが上がる→観光客が来る。
清里町の一番の売りは田園風景+斜里岳。これを基本に、できれば公共施設や主な施設からはど
こからでも斜里岳が見えるようにし、この風景のよさをさらにアピールする。(斜里岳景観マップの作
成)
サイクリングやランニングにも最高の町であり、長期滞在にも人気なので「走るまち、歩くまち、暮ら
すまち」の町づくりを提案する。
清里町の特性上、外国人観光客の積極的な誘致はまだしないほうがよいが、小麦粉や長芋などの
特産物はブランド化し、国際的な販促に力を入れたほうがよい。
人口減少に対する取り組みは、下川町、東川町、伊達市などの取り組みが参考になる。
人口減少問題対策につながる町おこしアイディア
以下、人口減少問題の対策につながる町おこしのアイディアの一部を列挙します。
(やる、やらない、できるか、できないかなどは別として)

移住希望者向けに清里生活を楽しむ体験メニューの構築
アウトドアの遊び、家庭菜園、除雪、日曜大工など日程を決めて開催
(北海道暮らしフェアーのときに広告宣伝)

林業体験メニュー
下川町に習い、地域おこし協力隊で林業の再生をはかる

移住者向け宅地の整備
少し郊外のインフラがあるところを整備。必ず斜里岳が見えるところ。
町中央を南北にはしる 2 線道路の南側郊外の元でんぷん工場?跡地(土壌に工場解体の廃棄物
が埋まっているとのことなのでこれを撤去)や美里小学校跡地を分譲

宅建資格所有者を勧誘し、スムーズな土地建物の売買を加速させる
地域おこし協力隊の募集条件としてもよい

東オホーツク写真館
廃校となった学校、郊外の廃屋などを利用し、素人の写真を募集、展示
毎年フォトコンテストを実施。カメラメーカーとのタイアップの検討
カフェや骨董品などで従業員の収入を確保する
担当は地域おこし協力隊でもよい

水汲み場作り
神の子池周辺と斜里岳の湧き水を山神の水、湖神の水などと命名し、宣伝

神の子池、さくらの滝の環境維持協力金の収集
収入により管理者を置き、協力金の金額に応じた簡単な記念品を渡す
記念品は旅行者の好むものをアンケートにより決める
斜里岳登山道の整備も含め、クラウドファンディングを導入する

テレワーク施設の整備
廃校となった学校、競売物件、移住体験住宅などを利用
起業にアプローチし、持続的な利用を目指す

MTBダウンヒルコースの整備
緑スキー場のリフト利用。本州ではスキー場のリフトを使うのは一般的

起業や施設の誘致
畑作 3 品他、水など作物を武器に町長が主体となって食品会社などに直接トップセールスを行い、
企業誘致にチャレンジする
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清里町駅と駅前空き地の有効利用
駅の賃料引き下げ交渉をし、喫茶店、ラーメン屋などのテナントを募集する

グリーンツーリズムの構築
農業体験と畑ガイドのシステムの構築
~帯広の「いただきますカンパニー」を参考にする
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ファームインの推進
修学旅行の学生に来てもらうためにワンパス(40人)を受け入れる戸数を立ち上げ、旅行会社の教
育旅行部門へセールスをかける
(1戸あたり3~4人受け入れ。10件ぐらいは必要)
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自然、地域、観光、文化、それぞれがトータルガイドの育成
役場担当職員、観光協力職員などの案内役としての資質向上(研修)

首都圏における清里アンテナショップ開店
東京・大阪・名古屋、各1ヶ所(東京清里会など各都市在住の元町民による)
以上、よろしくお願いいたします。不明点ありましたら連絡ください。
ロッジ風景画 山下健吾