私たちが主役!いっしょにつくろう ほほえみのまち・扶桑 『健康日本21扶桑町計画』ができました! 扶桑町では、平成16年3月に「『健康なまち』の実現」を目標とする「健康日本21扶桑町計画(第1次計画)」 を策定し、町民の皆さんの健康づくりを推進してきました。この計画が平成25年度に最終年度を迎えたため、 平成26~35年度を期間とする「第2次 健康日本21扶桑町計画」を策定しました。 ■扶桑町の健康課題 ❶ 高齢化の進展により、特に75歳以上の高齢者が増加しています。 ❷ 年代別死亡者数は男女で差があり、男性のピークが先に訪れます。がんが死因の3割を占め、心疾患・脳血 管疾患を含めた生活習慣病が半数以上を占めます。女性は脳血管疾患と心疾患の死亡率が全国より高いです。 ❸ 医療に要する費用が年々増大しています。受診率が高いのは循環器系疾患、医療費が高いのはがん、受診率 と医療費の伸び率が高いのは糖尿病などです。 ❹ 介護に要する費用が年々増大しています。 ❺ 介護保険の認定者の約84%が75歳以上です。介護が必要になった理由は、男女ともに脳卒中が多く、骨折・ 転倒は女性に多くみられます。 ■重点施策は「心疾患、脳血管疾患、糖尿病、がんをみんなで予防します!」 こうした健康課題を総合的に考えると、本町の取り組むべき最重要課題は、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、が んの予防です。そこで、保健センターを中心に、町の関係各課をはじめ、県など関係団体、老人クラブなど地域 活動団体と〈連携〉〈協働〉しながら、まちぐるみで、次の取り組みを推進していきます。 1 子どもから高齢者まで食を中心とした健康づくりの推進 町民の誰もが、食習慣の安定が生活習慣の安定につながることを理解し、適切な 栄養摂取と楽しい食事ができるよう支援していきます。特に、子どもたちが、食へ の関心を高め、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけられるよう食育 を推進していきます。また、「ふそうテイクテン」(「1日10の食品群を食べまし ょう!」という呼びかけ。10の食品群とは、肉、魚、卵、牛乳、大豆、海藻、いも、 果物、油、緑黄色野菜)の普及を進めていきます。 2 気軽に取り組める運動の推進 継続的な身体活動・運動は、生活習慣病の予防はもとより、ストレスの解消、飲酒や喫煙の抑制にもつなが ります。町民の誰もが、気軽に継続して取り組める「ふそうテイクテン体操」の普及を、老人クラブなど地域 活動団体との連携のもと積極的に進めていきます。 3 楽しみながら身体活動に取り組めるための環境整備 木曽川扶桑緑地公園をはじめ町内の施設を有効に活用して健康づくりを進めて いきます。また、地域ぐるみで健康づくりに取り組めるよう、地域で活動する健康 づくりリーダーなどの人材育成を積極的に進めていきます。 4 健康づくりの“見える化”の推進 日頃の運動や食事などの生活改善、健康診査の受診、健康教室への参加、ボラ ンティア活動をはじめとする社会参加など、健康づくりに関する取り組みがポイ ントとして目に見える形で示され、それが還元されるしくみを、県や商工会など と連携して検討します。また、健康づくりに関する様々な情報を、広報やホーム ページにおいてわかりやすく提供していきます。 計画に基づく取り組みの方向 私たちが主役 いっしょにつくろうほほ えみのまち・扶桑 生活習慣予防 健康寿命の延伸 ①心疾患、脳血管疾患、糖尿病 (歯周疾患等を含む) 、がん ①生活習慣病予防に対する全般的な支援 ②健康診査、検診に関する周知・啓発 ・循環器系の疾患や糖尿病を 中心とした生活習慣病の 予防をめざします。 ①乳幼児期からの食育の推進 生活習慣の見直し ②栄養・食生活 ②食に関する情報提供の充実 ③栄養・食生活を充実するための連携の促進 ・対象を絞って施策を展開し ます。 ・こころの健康に着目してい きます。 ・ライフ・ワーク・バランス ~“生活”を 第一に考え ます。 ・精度の高い情報を提供して いきます。 ・つながり・連携を重視して いきます。 ①日常生活の中での身体活動の推進 ③身体活動・運動 ②身体活動を行うためのきっかけづくり ③運動に取り組みやすい環境の整備 ①睡眠やストレス解消に関する正しい知識の普 ④休養・こころの健康 及啓発 ②こころの健康に関する情報提供 ⑤飲酒 ⑥喫煙 ⑦歯・口腔の健康 ①飲酒に関する知識の普及啓発 ②未成年飲酒の防止 ①禁煙の推進 ②受動喫煙防止対策の推進 ①ライフステージに応じた歯科疾患の予防対策 ②口腔機能の維持・向上 *この記事に関するお問い合わせは、保健センター(℡:93-8300(ファックス:93-6700) )
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