シェルカット添加船底塗装手順書 手順 1. 船を上架する。 2. 付着物及び、塩分除去する。 付着物などをスケラー(コテ・皮すき)で掻き落とした後、清水で塩分除去する。 3. サンドペーパー掛けをする。 塗り替えの場合、旧塗膜の除去のため、塗装する部分にサンドペーパー掛けをする。 旧塗膜の除去が一部か全面かは、確認して決定する。 旧塗膜と違う種類の塗料を使用する場合は、全面除去やプライマーが必要になる。 ペーパー掛けの後は、清水で表面の埃を取り除く。 4. 塗装する。 喫水線に沿ってマスキングテープを貼り、塗装しない部分の養生をする。 チャインや先端箇所等、釣り糸が擦り切れる場合がありますので 塗装後、乾燥させ再度その箇所に通常塗装を施すか、乾く前にその箇所のみを ウエスなどで拭き取って通常塗装して下さい。 新艇の場合は、船底材質に適したプライマーを塗る。 防塵メガネ・防塵マスクを装着し、塗料の15%のシェルカットを少しづつ添加する。 シェルカットと塗料を良く撹拌し、塗料の粘度や温度に応じて、専用シンナーで調整する。 ※ 塗料が濃すぎて塗りずらい場合は、塗料に対し船底塗料用シンナーを最大5%まで加えることが出来る。塗料2kg: 100mLまで 塗料4kg:200mLまで 塗料20kg:1Lまで ※ エアーレス吹付け機で塗装する場合は、各部の塗料フィルター網目のサイズが600µm以上とする。 ※ シェルカットは比重が大きく、塗料の底に沈殿し易いので、撹拌をしながら塗装をする。 ※ 乾燥時間の目安は、夏:5時間程度 冬:10時間程度以上。 5. 仕上げ。 マスキングテープを剥がす。 十分乾燥させてから下架する。 大京建機株式会社 環境事業部 〒210-0007 神奈川県川崎市川崎区駅前本町14-1 DKビル5F TEL.044-222-8800 FAX.044-222-8822 http://www.shellcut.info/
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