経済分化

2015/10/12
Whittleseyの農業地域区分
… 経済性を加味した
経済性を加味した区分
を加味した区分
・「農業」の5
「農業」の5要素
①作物・家畜の組み合わせ
作物・家畜の組み合わせ
②生産技術 … 農具とその使用法
③土地利用の集約性 … 面積あたり収量
④生産物の使途
生産物の使途 … 自家消費,
自家消費, 交換,
交換, 販売
⑤住居・営農施設の利用
住居・営農施設の利用 … 定住、移動
修正案の一例 (Griggによる)
⇒大区分
・東洋型 … 穀物主、自給的、土地集約的
・西洋型 … 有畜穀物、商業的、労働生産性
・乾燥型 … 牧畜,遊牧
・新大陸・植民地型 … 企業的、大農園
・13地域区分
地域区分
1.遊牧
遊牧
2.企業的牧畜
企業的牧畜
3.移動耕作
移動耕作
4.粗放的定住農業
粗放的定住農業
5.自給的稲作
自給的稲作
6.自給的畑作
自給的畑作
7.プランテーション
プランテーション
8.地中海式農業
地中海式農業
9.企業的穀物農業
企業的穀物農業
10.商業的混合農業
商業的混合農業
11.自給的混合農業
自給的混合農業
12.商業的酪農
商業的酪農
13.園芸農業
園芸農業
Whittlesey区分の問題点
問題点
文化:農耕
2.「まとまり」認定の恣意性
1.区分
区分基準
区分基準の一貫性
基準の一貫性
・「5要素」の優先関係が不明
・理論的分類と経験的区分が混在
※「農業」は総合的・文化的営みである点
にむずかしさ。
3.農業技術の発達による変化
変化
・とりわけ1960年頃以降の農業技術の発
展で、各地で農業が変化
eg. 乾燥地帯での灌漑の整備 … アム・
シルダリア川の流域、ナイル川下流域に巨
大な灌漑農業地帯(主に綿花の商業生
産)が出現。
eg. アジアでの「緑の革命」 … 米・麦の
増産、機械化・商業化の進展
1)
)「まとまり」認定の限界
eg.「園芸農業」 … 都市の近郊なら世界どこでも
行われている。どれほど面的に「まとま」っていれ
ば,”世界的”な農業地域と認定するのか?
2)
) 区分精度の不均一
区分精度の不均
… 西欧に詳しく、他では粗い区分
eg. アフリカの低緯度地帯が「焼畑移動耕作」で
ひとまとめにされている。
※詳しくみれば,この地域の焼畑は,イモ類(熱
帯雨林)と雑穀の地域(サバナ)に分かれる。
3)
)地域の「
地域の「代表的」な農業の
の「代表的」な農業の判断基準
代表的」な農業の判断基準
eg. ジャワ … 「プランテーション」もあるが、ジャワ
=「穀物の島」の語源のとおり,伝統の灌漑水利に
支えられた集約的稲作地域。古代王国〜植民地
時代を通じて、東南アジアの食料庫であった。
2015/10/12
世界経済システムと格差
世界経済システムと格差形成
格差形成
… 19世紀末〜
90年代
年代~
年代~自由
貿易のうねり
貿易のうねり
・産業革命 … 西欧の近代工業化 ⇒ 原料産地・市場の植民地化
・第二次大戦後 … アメリカ主導の復興
アメリカ主導の復興 ⇒アメリカ型産業システムと文化の流布
アメリカ型産業システムと文化の流布
・旧植民地では … 多国籍企業による
多国籍企業による熱帯特産農産物
による熱帯特産農産物の支配と産地収奪
熱帯特産農産物の支配と産地収奪
南北格差
格差の形成
⇒南北
格差
の形成 … 欧州vs
欧州vsアフリカ,
vsアフリカ, アメリカvs
アメリカvs中南米,
vs中南米, 日本vs
日本vs東南アジア
vs東南アジア
・化石燃料消費の激増 + 資源ナショナリズム ⇒南南格差
南南格差,
格差,アラブ産油国
東西冷戦
・東西
冷戦 … 自由主義圏 vs 共産・社会主義圏
⇒国家グループ … EEC, NATO, OECD, UNCTAD, OPEC, ASEAN
世界の自由
貿易協定
(2009)
・1990年代
年代〜
年代〜
・東南アジア経済の活性化
東南アジア経済の活性化 … 日本企業のアジア進出 ,儒教国家Asia NIEs
化
・IT化
IT化 ⇒ 情報流動の瞬時化 ⇒ とめどないglobal化
とめどない
・自由貿易体制の強化
自由貿易体制の強化⇒
体制の強化⇒自由貿易圏の漸次的拡大 ⇒ 国家グループ(NAFTA etc.)
・成長できない低開発国
LDC, LLDC) … 熱帯,紛争,内陸,非資源国
成長できない低開発国群(
低開発国
FTA発効件数の推移
発効件数の推移
・1994,NAFTA協定発効
・1998,ユーロ通貨圏成立
・2000年代
年代〜
中国,世界
年代〜 ・BRICs ・中国
中国,世界第
,世界第2の経済大国に
・激動するイスラム圏 ・金融工学投機経済 … アメリカシステムの矛盾
格差が生む
人の流れ
・1980年代
年代まで,
年代まで,圧倒的市場
まで,圧倒的市場規模の
圧倒的市場規模のアメリカ
規模のアメリカが
アメリカが,人・モノの
モノの最大の行き先
最大の行き先
・労働力の移動 … アフリカ,トルコ ⇒ 西欧(独,仏,英),
),
西欧(
人・モノの流れ ・90年代以降
年代以降,
と東アジア市場が急拡大
年代以降,EUと
東アジア市場が急拡大。世界の貿易は
市場が急拡大。世界の貿易は「
。世界の貿易は「三極構造」に
三極構造」に
南北問題
問題を内包しながらの
問題を内包しながらの 新たな「東西」ブロック構造に
新たな「東西」ブロック構造に?
構造に?
のブロック化
ブロック化? ⇒ 南北
インド,バングラ⇒
インド,バングラ⇒中東, フィリピン⇒
フィリピン⇒豪州,中東
・2000年代,BRICs諸国,湾岸産油国の市場拡大
★最貧困地域からの移動 ⇒ 経済難民
・資源依存,国家統制が強い
ロシア経済の将来は不透明
ロシア
EU
アメリカ
中国
欧 州
経済圏
米州
経済圏
湾岸
東アジア
経済圏
インド
東南アジア
ブラジル
人口,資源,開発
余地をもつBrazil
経済に注目
「経済圏」と貿易流
「経済圏」と貿易流
資源
製品
大市場
主な
市場