神埼市人口ビジョン・総合戦略 神埼市総合戦略(案) 平 成 27 年 10 月 神 埼 0 市 1 目 次 Ⅰ . 基 本 的 な 考 え 方 ..................................................................................................1 1 . 神 埼 市 総 合 戦 略 の 位 置 付 け ...............................................................................1 2 . 人 口 減 少 と 地 域 経 済 縮 小 の 克 服 ......................................................................2 3 . ま ち ・ ひ と ・ し ご と の 創 生 と 好 循 環 の 確 立 ................................................2 4 . 神 埼 市 に お け る 「 ま ち ・ ひ と ・ し ご と 創 生 」 ............................................3 5 . 神 埼 市 総 合 戦 略 の 対 象 期 間 ...............................................................................4 Ⅱ . 施 策 の 企 画 ・ 実 行 に 当 た っ て の 基 本 方 針 ...................................................5 1 . 関 係 者 ・ 地 域 間 の 連 携 推 進 ...............................................................................5 2 .「 ま ち ・ ひ と ・ し ご と 創 生 」 政 策 5 原 則 .......................................................6 3 . P D C A サ イ ク ル に よ る 検 証 ・ 改 善 .............................................................6 Ⅲ . 基 本 目 標 及 び 基 本 的 方 向 .................................................................................7 基本目標1 基本目標2 基本目標3 基本目標4 魅 力 あ る 産 業 ・ 職 場 づ く り の ま ち 神 埼 ........................................7 人 と 歴 史 が お り な す ま ち 神 埼 .........................................................8 子 育 て の 喜 び や 子 ど も た ち の 未 来 が 輝 く ま ち 神 埼 ..................9 人 や 地 域 が 絆 で 繋 が る ま ち 神 埼 ................................................. 10 Ⅳ . 具 体 的 な 施 策 と 重 要 業 績 評 価 指 標 ( KPI) ............................................ 11 基 本 目 標 1 魅 力 あ る 産 業 ・ 職 場 づ く り の ま ち 神 埼 .................................... 11 1 . 起業者への支援や新規企業の誘致、地域企業の育成支援や経営基盤の強化.......... 11 2 . 産 学 官 連 携 に よ る 機 能 性 商 品 の 開 発 ........................................................... 12 3 . 若 者 ( 大 卒 者 ) の 地 元 定 着 及 び 雇 用 の 創 出 ・ 拡 大 ................................. 12 4 . 神 埼 市 の 魅 力 や 知 名 度 向 上 の 促 進 ................................................................ 13 5 . 競争力のある農産物づくりや6次産業化の推進、中山間地域の活性化 ................. 13 基 本 目 標 2 人 と 歴 史 が お り な す ま ち 神 埼 ..................................................... 15 1 . 移 住 ・ 定 住 の 推 進 .............................................................................................. 15 2 . 地 域 資 源 等 を 活 か し た 交 流 人 口 の 拡 大 ....................................................... 15 3 . 企 業 の 地 方 拠 点 強 化 、 企 業 等 に お け る 地 元 採 用 ・ 就 労 の 拡 大 ............ 16 4 . 国 際 交 流 の 推 進 .................................................................................................. 17 5 . ス ポ ー ツ イ ベ ン ト を 通 じ た 交 流 人 口 の 推 進 .............................................. 17 基 本 目 標 3 子 育 て の 喜 び や 子 ど も た ち の 未 来 が 輝 く ま ち 神 埼 .............. 19 1 . 若 い 世 代 の 出 会 い の 場 の 創 出 ........................................................................ 19 2 . 妊 娠 ・ 出 産 ・ 子 育 て の 切 れ 目 の な い 支 援 の 充 実 ...................................... 19 3 . 地 域 に 愛 着 と 誇 り を 育 む 教 育 や 食 育 の 推 進 .............................................. 21 4 . 仕 事 と 生 活 の 調 和 ( ワ ー ク ・ ラ イ フ ・ バ ラ ン ス ) の 実 現 .................... 21 5 . 若 い 世 代 の 経 済 的 自 立 や 学 卒 者 の 地 元 就 業 へ の 支 援 ............................. 22 基 本 目 標 4 人 や 地 域 が 絆 で 繋 が る ま ち 神 埼 ................................................. 24 1 . 地 方 公 共 交 通 の 充 実 .......................................................................................... 24 2 . 市 民 協 働 と ふ る さ と づ く り の 推 進 ................................................................ 25 3 . 人 口 減 少 を 踏 ま え た 既 存 ス ト ッ ク の マ ネ ジ メ ン ト 強 化 ......................... 26 4 . 地 元 大 学 等 の 知 的 財 産 や 人 材 を 活 用 し た 地 域 活 性 化 の 推 進 ................ 26 5 . 一 人 ひ と り が 健 康 づ く り の 担 い 手 と な る 取 組 み の 推 進 ......................... 27 6 . 高 齢 者 等 が 安 全 で 安 心 し て 暮 ら せ る ま ち づ く り の 推 進 ......................... 28 7 . 高 齢 者 が 活 躍 で き る ま ち づ く り の 推 進 ....................................................... 29 8 . 住 民 が 地 域 防 災 の 担 い 手 と な る 環 境 の 確 保 .............................................. 29 2 Ⅰ.基本的な考え方 1.神埼市総合戦略の位置付け 国 では、我 が国 における 急 速 な少 子 高 齢 化 の 進 展 に的 確 に 対 応 し、人 口 減 少 に歯 止 めをかけるとともに、東 京 圏 への人 口 の過 度 の集 中 を是 正 し、それぞれの地 域 で住 み よい環 境 を確 保 して、将 来 にわたって活 力 ある日 本 社 会 を維 持 していくために、 2014(平 成 26)年 12 月 に「まち・ひと・しごと創 生 法 (平 成 26 年 法 律 第 136 号 )」(以 下 、「法 」と いう。)が施 行 された。 また、2014(平 成 26)年 12 月 27 日 には、人 口 の現 状 と将 来 の展 望 を提 示 する「まち・ ひと・しごと創 生 長 期 ビジョン」及 び、今 後 5ヶ年 の 政 府 の施 策 の方 向 を提 示 する「まち・ ひと・しごと創 生 総 合 戦 略 」が閣 議 決 定 された。 本 市 においても、「まち・ひと・しごと創 生 ( ※ ) 」については、国 と地 方 が一 体 となり、中 長 期 的 視 点 に立 って取 り組 む必 要 があることから、その実 現 に向 け効 果 的 な施 策 を企 画 立 案 するうえで、重 要 な基 礎 となる本 市 の人 口 の現 状 と将 来 見 通 しを示 した「神 埼 市 人 口 ビジョン」を 2015(平 成 27)年 9月 に策 定 したところである。 「神 埼 市 総 合 戦 略 」は、法 第 10 条 に基 づき、「神 埼 市 人 口 ビジョン」を踏 まえ、本 市 が 抱 える地 域 課 題 を解 決 し、人 口 減 少 と地 域 経 済 縮 小 の克 服 、更 には「まち・ひと・しごと 創 生 」と好 循 環 の確 立 に向 けて、今 後 5ヶ年 の目 標 や施 策 の基 本 的 方 向 、具 体 的 な施 策 をまとめた基 本 的 な計 画 として位 置 づけるものとする。 ※まち・ひと・しごと創 生 :以 下 を一 体 的 に推 進 すること まち・・・国 民 一 人 一 人 が夢 や希 望 を持 ち、潤 いのある豊 かな生 活 を安 心 して営 める地 域 社 会 の形 成 ひと・・・地 域 社 会 を担 う個 性 豊 かで多 様 な人 材 の確 保 しごと・・・地 域 における魅 力 ある多 様 な就 業 の機 会 の創 出 1 2.人口減少と地域経済縮小の克服 本 市 の 人 口 は 、 「 神 埼 市 人 口 ビ ジ ョ ン 」 で も 示 す と お り 、 戦 後 1947 ( 昭 和 22 ) 年 の 41,248 人 をピークとして、現 在 は減 少 傾 向 にあり、2013(平 成 25)年 3月 に公 表 された国 立 社 会 保 障 ・人 口 問 題 研 究 所 の地 域 別 将 来 推 計 人 口 によると、2060(平 成 72)年 には 20,722 人 まで減 少 すると推 計 されている。 また、1995(平 成 7)年 を境 に「年 少 人 口 」(0~14 歳 )を「老 年 人 口 」(65 歳 以 上 )が上 回 り、「生 産 年 齢 人 口 」(15 歳 ~64 歳 )は、2000(平 成 12)年 から減 少 を続 けている。 こうした人 口 減 少 は、地 域 経 済 に対 して、消 費 市 場 の規 模 縮 小 だけではなく、働 き手 の不 足 を生 み出 し、それゆえに事 業 の縮 小 を迫 られるような状 況 も生 じてくる。 このように、人 口 減 少 を契 機 に、「人 口 減 少 が地 域 経 済 の縮 小 を呼 び、地 域 経 済 の縮 小 が人 口 減 少 を加 速 させる」という負 のスパイラル(悪 循 環 の連 鎖 )に陥 るリスクが高 い。 人 口 減 少 を克 服 し、地 方 創 生 を成 し遂 げるため、「 神 埼 市 人 口 ビ ジョン」 に掲 げた本 市 の目 指 すべき将 来 の方 向 に向 かって、人 口 、経 済 、地 域 社 会 の課 題 に対 して、住 民 、 NPO、関 係 団 体 や民 間 事 業 者 等 の参 画 ・協 力 を得 ながら、一 体 的 に取 り組 んでいくこと が重 要 である。 3.まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立 地 方 創 生 は、言 うまでもなく「ひと」が中 心 であり、長 期 的 には、本 市 で「ひと」をつくり、 その「ひと」が「しごと」をつくり、「まち」をつくるという流 れを確 かなものにしていく必 要 があ る。 その上 で、現 在 の課 題 の解 決 に当 たって重 要 なのが、負 のスパイラル(悪 循 環 の連 鎖 ) に歯 止 めをかけ、「しごと」が「ひと」を呼 び、「ひと」が「しごと」を呼 び込 むという好 循 環 を 確 立 する取 り組 みである。 これにより、本 市 への新 たな人 の流 れを生 み出 し、好 循 環 を支 える「まち」に活 力 を取 り 戻 すことで、人 々が快 適 で安 全 ・安 心 な生 活 を営 み、安 心 して子 どもを産 み育 てられ、安 定 した生 活 が送 れる社 会 環 境 をつくり出 すことが急 務 である。 このため、以 下 に示 すような、まち・ひと・しごとの創 生 に、同 時 かつ一 体 的 に取 り組 む ことが必 要 である。 2 4.神埼市における「まち・ひと・しごと創生」 ( 1 )「 ま ち ・ ひ と ・ し ご と 創 生 」 の 実 現 に 向 け た 基 本 目 標 本 市 のまちづくりは、2008(平 成 20)年 3月 に策 定 した「神 埼 市 総 合 計 画 」が 2013 (平 成 25)年 3月 に後 期 を迎 え、新 たなまちづくりの展 開 に向 けた基 本 的 な施 策 やそ の方 向 性 を示 した「神 埼 市 総 合 計 画 後 期 基 本 計 画 」を策 定 し、本 市 の目 指 すべき将 来 像 である「自 然 と歴 史 と人 が輝 く未 来 都 市 」の実 現 に向 け鋭 意 努 力 しているところで ある。 このような中 、「神 埼 市 総 合 戦 略 」は、2015(平 成 27)年 9月 に策 定 した「神 埼 市 人 口 ビジョン」を踏 まえて、本 市 における「まち・ひと・しごと創 生 」の実 現 に向 け、次 の4つ の柱 を基 本 目 標 と定 め、この柱 に沿 って具 体 的 な施 策 に取 り組 んでいく。 基本目標1 Ⅰ. 魅 力あ る産 業・ 職 場づ くり のま ち 神埼 ~本市における安定した雇用を創出する~ 基本目標2 Ⅱ. 人 と歴 史が おり な すま ち神 埼 ~本市への新しいひとの流れをつくる~ 基本目標3 Ⅲ. 子育ての喜びや子どもたちの未来が輝くまち神埼 ~若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえ る ~ 基本目標4 Ⅳ. 人 や地 域が 絆で 繋 がる まち 神埼 ~時代に合った地域をつくり、安心なくらしを 守るとともに、地域と地域を連携する~ 3 ( 2 )「 ま ち ・ ひ と ・ し ご と 創 生 」 の 実 現 に 向 け た 関 係 機 関 と の 連 携 「 ま ち・ひ と・し ご と 創 生 」に 向 け た 施 策 の 実 施 に あ た っ て は 、様 々 な 主 体 の 参 画・協 力 が 重 要 で あ る こ と か ら 、住 民 を は じ め 、産 業 界・国 、佐 賀 県 や 県 内 市 町 の 関 係 行 政 機 関・教 育 機 関・金 融 機 関・労 働 団 体・メ デ ィ ア な ど 広 く 関 係者と連携を図り、取り組んでいく。 5.神埼市総合戦略の対象期間 「神 埼 市 総 合 戦 略 」の対 象 期 間 は、国 の「まち・ひと・しごと 創 生 総 合 戦 略 」及 び「佐 賀 県 まち・ひと・しごと創 生 総 合 戦 略 (※) 」の期 間 を基 本 とし、2015(平 成 27)年 度 から 2019 (平 成 31)年 度 までの5年 間 とする。 年度 H25 2013 H26 2014 ま ち ・ ひ と ・ し ご と 創 生 法 H27 2015 H28 2016 H29 2017 H30 2018 H31 2019 H32 2020 H33 2021 H34 2022 H72 2060 神埼市人口ビジョン H27( 2015) ~ H72( 2060) 神埼 市 総合 戦略 H27( 2015) ~ H31( 2019) 施策・事業の点検・検証など PDCA サ イ ク ル の 確 立 ※佐 賀 県 まち・ひと・しごと総 合 戦 略 まち・ひと・しごと創 生 法 に基 づき、「佐 賀 県 における人 口 の将 来 推 計 (佐 賀 県 人 口 ビジョン)」において 示 された佐 賀 県 の人 口 の現 状 と将 来 見 通 しを踏 まえ、今 後 5 か年 の目 標 や施 策 の 基 本 的 方 向 、具 体 的 な施 策 等 をまとめた佐 賀 県 における、まち・ひと・しごと創 生 に関 する基 本 的 な計 画 として策 定 され たもの 目 指 すべき将 来 の方 向 として、以 下 の4つを基 本 目 標 として掲 げられている ・ひとづくり・ものづくり佐 賀 ~安 定 した雇 用 を創 出 する~ ・本 物 を磨 き、人 が集 う佐 賀 ~本 県 への新 しいひとの流 れをつくる~ ・子 育 てし大 県 佐 賀 ~若 い世 代 の結 婚 ・出 産 ・子 育 ての希 望 をかなえる~ ・自 発 の地 域 づくり佐 賀 ~時 代 と向 き合 う地 域 をつくる~ 4 Ⅱ.施策の企画・実行に当たっての基本方針 1.関係者・地域間の連携推進 「まち・ひと・しごと創 生 」は、「神 埼 市 総 合 計 画 」で定 める次 の3つの神 埼 市 まちづくり の基 本 理 念 を尊 重 しながら行 い、「神 埼 市 総 合 戦 略 」の展 開 に当 たっては、広 く関 係 者 とともに考 え、協 力 して行 動 する「連 携 」の推 進 を目 指 す。 また、国 及 び佐 賀 県 の地 域 連 携 施 策 を活 用 しつつ、近 隣 自 治 体 をはじめ地 域 間 の広 域 連 携 を積 極 的 に進 めるとともに、特 に「佐 賀 県 まち・ひと・しごと 創 生 総 合 戦 略 」と十 分 な「連 携 」を継 続 的 にとりながら、「神 埼 市 総 合 戦 略 」の取 り組 みを推 進 する。 基本理念1 「住まう」 ~ 悠 久 の 土 地 で 、市 民 が健やかに安心し て暮らし続ける~ 基本理念3 基本理念2 「行き交う」 「働く」 ~次代を担う人材と 地域文化を育て、 市民がまちづくり の主役となる~ ~多様な産業基盤を 築き、豊かな 夢資源を活かす~ 5 2.「まち・ひと・しごと創生」政策5原則 国 の「まち・ひと・しごと創 生 総 合 戦 略 」において掲 げられた次 の「まち・ひと・しごと創 生 」 政 策 5原 則 に基 づき、関 連 する施 策 を展 開 する。 (1)自立性(自立を支援する施策) 市 民 や民 間 事 業 者 等 の自 立 に資 するようなものとする。 (2)将来性(夢を持つ前向きな施策) 地 域 が主 体 となり行 う、夢 を持 つ前 向 きな取 り組 みに対 する支 援 に重 点 をおく。 (3)地域性(地域の実情等を踏まえた施策) 地 域 の実 情 や将 来 性 を十 分 に踏 まえ、持 続 可 能 なもの とする。 (4)直接性(直接の支援効果のある施策) 限 られた財 源 や期 間 の中 で、最 大 限 の成 果 を上 げるため、ひと・しごとの移 転 ・創 出 を図 り、これを支 えるまちづくりを直 接 的 に支 援 する。 (5)結果重視(結果を追求する施策) プロセスよりも結 果 を重 視 し、目 指 すべき成 果 が具 体 的 に想 定 され、検 証 等 がな されるものとする。 3.PDCAサイクルによる検証・改善 「神 埼 市 総 合 戦 略 」は、時 代 のニーズを捉 えながら積 極 的 な施 策 の展 開 を図 るため、 「PDCAサイクル (※) 」の実 現 により検 証 し、必 要 に応 じてこれを改 善 しながら、より効 果 的 な施 策 へと展 開 していくものとする。 なお、検 証 体 制 としては、「神 埼 市 総 合 戦 略 推 進 委 員 会 」の活 用 を基 本 とする。 ※PDCA サイクル:Plan-Do-Check-Action の略 称 Plan ( 計 画 ) 、 Do ( 実 施 ) 、 Check ( 評 価 ) 、 Action ( 改 善 ) の 4 つ の 視 点 を プ ロ セ ス の 中 に 取 り 込 む こ と で、プロセスを不 断 のサイクルとし、継 続 的 な改 善 を推 進 するマネジメント手 法 のこと。 Plan-Do として 効 果 的 な 神 埼 市 総 合 戦 略 の 策 定 ・ 実 施 、 Check として 神 埼 市 総 合 戦 略 の 成 果 の 客 観 的 な検 証 、Action として検 証 結 果 を踏 まえた施 策 の見 直 しや神 埼 市 総 合 戦 略 の改 訂 を行 う。 6 Ⅲ.基本目標及び基本的方向 基本目標 魅力ある産業・職場づくりのまち神埼 基本目標1 魅力ある産業・職場づくりのまち神埼 1 ~本市における安定した雇用を創出する~ 【目標設定の背景】 〇本 市 の人 口 は、2007(平 成 19)年 度 以 降 から社 会 減 の傾 向 となっており、これを年 齢 階 級 別 に転 入 ・転 出 の動 向 をみると、10 歳 代 後 半 から 20 歳 代 で大 幅 な転 出 超 過 と なっている一 方 、30 歳 以 上 では転 入 超 過 の傾 向 にある。 〇転 出 超 過 の主 な要 因 としては、15 歳 以 上 の就 業 者 の約 6割 が市 外 への就 業 となって いることから、就 職 に伴 うものが考 えられる。 〇若 者 の転 出 超 過 が続 くこととなれば、出 産 を担 う世 代 の減 少 により、人 口 の自 然 減 が 更 に拡 大 することも懸 念 される。 〇若 者 の市 外 流 出 を抑 制 し、市 内 への移 住 を推 進 するためには、本 市 における安 定 し た雇 用 を創 出 する必 要 がある。 【数値目標】 目標指数 基準値 目標値 (5年間累計) 新規雇用創出者数 — 100 人 【基本的方向】 ➊ 地震が少なく交通利便性の高い本市の特徴を活かした企業誘致を進め、 雇用の創出を図るとともに、既存企業の発展を支援する。 ❷ 地 域 経 済 の 活 性 化 に は 、創 業 に よ る 新 た な ビ ジ ネ ス や 雇 用 の 創 造 を 促 進 し 、経 済 の 新 陳 代 謝 を 図 る 取 り 組 み や 市 内 中 小 企 業 の 付 加 価 値 の 創 造 や 生 産 性 に 高 い 産 業 構 造 へ の 転 換 な ど 、新 た な 事 業 分 野 へ の 挑 戦 も 必 要 で あることから、起業者や中小企業の新分野への展開などを支援する。 ❸ 佐賀大学等、地元企業、地域の公設試験研究機関が連携した共同研究 等 を 通 じ 、学 生 が 地 元 企 業 と の 活 動 に 積 極 的 に 参 加 す る 仕 組 み を 作 る こ と で 、学 生 の 地 元 企 業 へ の 就 職 意 欲 を 喚 起 し 、地元定着の促進を支援する。 ❹ 地 域 の 特 性 を 活 か し た 農 林 水 産 業 の 振 興 を 図 る た め 、競 争 力 の あ る 地 域 特産物づくりとブランド力の強化、担い手の確保を推進する。 ❺ 本 市 の 豊 か な 自 然 、歴 史・文 化 資 産 を 活 か し た 観 光 地 と し て の 魅 力 を 更 に磨き、交流人口の拡大によって、地域及び経済の活性化を図る。 ❻ 中 山 間 地 域 の 特 産 品 で あ る 柿 や 椎 茸 な ど を 活 か し て 、雇 用 の 拡 大 を 図 る ための体制づくりを推進する。 7 人と歴史がおりなすまち神埼 基本目標2 2 ~本人と歴史がおりなすまち神埼 市 への 新し いひ と の流 れを つく る ~ 基本目標 【目標設定の背景】 〇内 閣 官 房 の調 査 によれば東 京 在 住 者 の約 4割 が「移 住 する予 定 」又 は「今 後 検 討 したい」としている一 方 、移 住 に対 する不 安 ・懸 念 の第 一 は地 方 の雇 用 という調 査 結 果 がある。 〇こうした潜 在 的 な移 住 希 望 者 について、<基 本 目 標 1>で定 める魅 力 ある産 業 ・ 職 場 づくりの実 現 に向 けた取 り組 みと併 せ、転 入 者 の移 住 を促 進 する 取 り組 みに より、本 市 への移 住 ・定 住 に結 びつけることができれば、地 域 に新 しい活 力 を生 み 出 すことができる。 〇本 市 では、特 に 10 歳 代 後 半 から 20 歳 代 の若 い世 代 で大 幅 な転 出 超 過 となって おり、進 学 や就 職 、女 性 の結 婚 に伴 う転 出 の影 響 が考 えられる。 〇若 い世 代 の転 出 に歯 止 めをかけ、転 入 者 を増 加 させることで、人 口 移 動 による社 会 減 を抑 制 し、地 域 経 済 の縮 小 を抑 え、地 域 に新 しい活 力 を生 み出 すために、 本 市 への新 しいひとの流 れをつくる必 要 がある。 【数値目標】 目標指数 基準値 ( 平 成 26 年 ) 目標値 ( 平 成 31 年 ) 人口の社会減 (転出超過)の縮小 303 人 減 少 202 人減 少 【基本的方向】 ➊ 定 住・移 住 や 子 育 て 支 援 な ど に 関 す る 事 業 の 展 開 を 通 じ て 、様 々 な 情 報 発信を行い、市外からの移住を促進する。 ❷ 本 市 に 関 心 を 持 っ て も ら い 、更 に は 来 て い た だ く な ど 、新 し い ひ と の 流 れに繋がるようなきっかけづくりを推進する。 ❸ 就 職 を 契 機 と し た 若 者 の 転 出 を 抑 制 す る と と も に 、若 者 を 中 心 と し た U IJターン(※)を促進するため、教育機関や地域企業、県などと連携 し、市内における雇用の受け皿づくりの環境整備を推進する。 ❹ 本 市 が 有 す る 豊 富 な 自 然 や 歴 史 的・文 化 的 資 産 な ど の 魅 力 を 活 か し た 事 業の展開を通じて、交流人口を拡大させる。 ❺ 中 山 間 地 域 の 特 産 品 で あ る 柿 や 椎 茸 な ど を 活 か し て 、雇 用 の 拡 大 を 図 る た め の 体 制 づ く り を 推 進 す る こ と に よ り 、都 会 か ら の ひ と の 移 住 を 促 進 し、中山間地域の活性化を図って、魅力ある地域を創生する。 ❻ ス ポ ー ツ イ ベ ン ト を 通 じ て 、交 流 人 口 を 促 進 す る と と も に 、本 市 の 情 報 を 発 信 し 、地 域 ぐ る み の お も て な し に よ り 、地 域 の 賑 わ い や 活 性 化 を 図 る。 ※UIJターン 大 都 市 圏 の居 住 者 が地 方 に移 住 する動 きの総 称 。 U ターンは、生 まれ育 った出 身 地 に戻 る動 き、Iタ ーンは 生 ま れ 育 っ た 出 身 地 以 外 の 地 方 へ 移 住 す る動 き 、Jタ ーン は 生 まれ 育 っ た 出 身 地 の 近 く の 地 方 都 市 に移 住 する動 きのこと 8 基本目標 基本目標3 3 子育ての喜びや子どもたちの未来が輝くまち神埼 子育ての喜びや子どもたちの未来が輝くまち神埼 ~若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる~ 【目標設定の背景】 〇出 生 動 向 基 本 調 査 によれば、独 身 女 性 の約 9割 は結 婚 の意 思 を持 ち、希 望 子 ど も数 も2人 以 上 となっている。若 い世 代 の結 婚 ・子 育 ての希 望 が実 現 するならば、 出 生 率 は 1.8 程 度 の水 準 まで改 善 することも見 込 まれ、地 域 における少 子 化 の 流 れに歯 止 めをかけることができる。 〇2008(平 成 20)年 から 2012(平 成 24)年 でのベイズ推 計 値 による本 市 の合 計 特 殊 出 生 率 は、1.56 であり、全 国 平 均 の 1.39 を上 回 っているものの、佐 賀 県 平 均 の 1.61 を下 回 っており、人 口 規 模 が長 期 的 に維 持 される水 準 (人 口 置 換 水 準 )の 2.07 を 0.51 ポイント下 回 っている状 況 にある。 〇人 口 減 少 を克 服 するためには、若 い世 代 の結 婚 ・出 産 ・子 育 ての希 望 をかなえ、 出 生 数 の増 加 、出 生 率 の向 上 を図 る必 要 がある。 〇出 会 いから結 婚 まで、妊 娠 ・出 産 、子 育 ての各 段 階 に応 じて、必 要 な支 援 などに 取 り組 んでいく必 要 がある。 【数値目標】 目標指数 基準値 ( 平 成 20 年 ~ 24 年 ) 目標値 ( 平 成 31 年 ) 合計特殊出生率 (ベイズ推計値) 1.56 1.72 【基本的方向】 ➊ 結 婚 や 出 産 な ど 若 い 世 代 の 希 望 を か な え る と と も に 、多 様 化 す る ニ ー ズ に 応 じ た 事 業 の 展 開 を 通 じ て 、安 心 し て 出 産・子 育 て が で き る 環 境 づ く りを推進する。 ❷ 「 仕 事 と 生 活 の 調 和 」( ワ ー ク ・ ラ イ フ ・ バ ラ ン ス ( ※ )) の 実 現 な ど 、 子育てに余裕を生む環境づくりを推進する。 ❸ 労 働 力 人 口 が 減 少 し て い く 中 で 、地 域 経 済 を 支 え る 若 者 の 就 職・育 成 を 支 援 し 、地 域 の 活 力 を 維 持 し て い く た め 、若 者 や 非 正 規 雇 用 労 働 者 の 安 定雇用を実現し、地域の若者の自立・地域経済の活性化を促進する。 ※ワーク・ライフ・バランス 国 民 一 人 ひ と り が や り が いや 充 実 感 を 感 じ な が ら働 き、 仕 事 上 の 責 任 を 果 た す と と も に 、 家 庭 や 地 域 生 活 などにおいても、子 育 て期 、中 高 年 期 といった人 生 の各 段 階 に応 じて多 様 な生 き方 が選 択 ・ 実 現 できる社 会 のこと 9 基本 本目 目標 標4 基 4 人や地域が絆で繋がるまち神埼 人や地域が絆で繋がるまち神埼 ~時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、 地域と地域を連携する~ 【目標設定の背景】 〇「しごと」と「ひと」の好 循 環 は、それを支 える「まち」の活 性 化 によって、より強 固 に 支 えられる。 〇本 市 の総 人 口 の将 来 見 通 しは、2010(平 成 22)年 比 で 2040(平 成 52)年 に 15% 減 、2060(平 成 72)年 に同 24%減 となる推 計 であり、全 国 の人 口 推 計 (2010 年 比 で 2060 年 に 32%減 )や佐 賀 県 の人 口 推 計 (2010 年 比 で 2060 年 に 36%減 )より も遅 いペースで人 口 減 少 が進 んでいく見 込 みである。 〇地 域 課 題 はそれぞれであり、将 来 にわたって活 力 ある地 域 社 会 を維 持 していくた めには、それぞれの課 題 を地 域 で解 決 していく観 点 が必 要 である。 〇人 口 減 少 社 会 に対 応 した地 域 社 会 の活 力 を維 持 するために、時 代 に向 き合 う地 域 をつくる必 要 がある。 【数値目標】 目標指数 まちづくり市民 活動支援団体数 歴史まちづくり 登録遺産数 基準値 目標値 (5年間累計) — 50 団体 — 50 件 【基本的方向】 ➊ 多 様 な ネ ッ ト ワ ー ク に よ る 交 流 を 通 じ て 、人 や 地 域 が 輝 く ま ち づ く り を 推 進 す る と と も に 、自 然 と 歴 史 に 満 ち た 神 埼 の 魅 力 を 学 び 、地 域 に 誇 り と愛着を持つ人材が活躍する社会づくりを推進する。 ❷ 人 口 減 少 等 を 踏 ま え た 既 存 ス ト ッ ク (※ )の マ ネ ジ メ ン ト 強 化 や 地 域 の サービス提供機能の維持を図る。 ❸ 地 域 の 地( 知 )の 拠 点 と し て の 西 九 州 大 学 や 佐 賀 大 学 等 と 連 携 し 、地 域 課題の解決や地域の活性化への取組みを促進する。 ❹ 早 世 予 防 と 働 き 盛 り 世 代 か ら の 健 康 づ く り を 推 進 し 、健 康 寿 命 の 延 伸 を 図る。 ❺ 地域をつないで、全ての世代を対象に正しい食生活の定着を図る。 ❻ 高齢者の健康寿命を延ばし、高齢者の社会参加を推進することにより、 高齢者が元気に活躍する社会づくりと自立支援の充実を図る。 ❼ 高 齢 化 が 進 む 中 で 、地 震・風 水 害 な ど 様 々 な 災 害 に 対 し て 、地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ に よ る 対 応 を 推 進 す る た め 、消 防 団 や 自 主 防 災 組 織 等 の 充 実 強 化 や 、 災 害 対 応 ・ 防 災 に お け る I C T (※ ) の 利 活 用 の 促 進 に よ り 、住 民 が 地域防災の担い手となる環境を整備する。 ※既 存 ストック これまでに整 備 された基 盤 施 設 や公 共 施 設 、建 築 物 等 の施 設 のこと ※ICT 情 報 通 信 技 術 のこと 10 Ⅳ.具体的な施策と重要業績評価指標( KPI) 基本 目 標1 魅力 あ る産 業・ 職場 づ くり のま ち神 埼 ~本市における安定した雇用を創出する~ 1.起業者への支援や新規企業の誘致、地域企業の育成支援や 経営 基 盤の 強化 <取組方針> 若 い 世 代 の 雇 用 の 受 け 皿 を 確 保 す る た め 、起 業 者 の 支 援 や 新規企業の誘致に取り組む。 商工観光課 地域産業の競争力向上による雇用促進に取り組む。 商工観光課 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○起業者への支援や新規企業の誘致に向けた奨励 (商工観光課) ○地域企業の自社製品の宣伝及び販路拡大の支援や企業への出 展支援 (商工観光課) ○地域産業の新商品開発と販路拡大及びイベント開催等の支援 (商工観光課) ○商工会と連携した販路拡大の推進 (商工観光課) ○金融機関が実施する中小企業のビジネスマッチング支援や コンサルティングの活用 (商工観光課) 11 2. 産 学官 連携 によ る 機能 性商 品の 開 発 <取組方針> 地域産業の市場ニーズに見合った商品開発や情報発信、 イ ベ ン ト 開 催 な ど を 支 援 す る こ と に よ り 、地 域 産 品 の 販 路 開拓を後押しする。 商工観光課 農政水産課 政策推進室 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○ 地域産業の新商品開発と販路拡大及びイベント開催等の支援 【再掲】 (商工観光課) ○ 和 菱 な ど 地 域 資 源 を 活 用 し た 産 学 官 連 携 (※ ) に よ る 機 能 性 商 品の開発 (農政水産課) ○知的財産の活用促進 (政策推進室) (商工観光課) 3. 若 者( 大卒 者) の 地元 定着 及び 雇 用の 創出 ・拡 大 <取組方針> 若 者 (大 卒 者 )の 地 元 定 着 を 促 進 す る た め 、佐 賀 大 学 な ど の 地 元 大 学 と 連 携 し 、企 業 等 に お け る 地 方 採 用・就 労 の 拡 大 に取り組む。 企 画 室 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○ 県内の大学における地域の雇用ニーズに対応した教育プログ ラム改革の支援 ( 企 画 室 ) ○産学官連携の推進による大卒者の地元定着に向けた仕組みづ くりの創出及び支援 ( 企 画 室 ) ※産 学 官 連 携 民 間 企 業 などの産 業 界 、教 育 ・研 究 機 関 などの学 校 、行 政 の官 公 庁 による連 携 体 制 を表 わす。 12 4. 神 埼市 の魅 力や 知 名度 向上 の促 進 <取組方針> 魅力ある観光地域づくりと情報発信により観光産業の振 興を図る。 商 工 観 光 課 企 画 室 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○ 多様なニーズに対応する歴史・文化的な観光資産の情報発信 (歴史文化推進室) ○デジタルミュージアムなど情報発信ツールの充実と活用促進 (歴史文化推進室) ○国内外セールスプロモーションなどによる観光客誘致に向け た宣伝活動の実施 ○観光案内の多言語化や観光宣伝ツールの充実、観光ガイドの 育成 ○ 地域観光資源を活用した首都圏や外国からの観光客誘致 の促進 (商工観光課) (商工観光課) (商工観光課) ( 企 画 室 ) 5.競争力のある農産物づくりや6次産業化の推進、中山間地域の活性化 <取組方針> 1 次 産 業 の 将 来 を 踏 ま え 、地 域 の 特 性 を 活 か す た め 、新 た な 地 域 資 源 を 洗 い 出 し 、そ の 資 源 を 活 か し た 新 た な 取 り 組 みを支援する。 農政水産課 1次産業等の6次産業化(※)の推進や農商工連携等を支 援する。 農政水産課 政策推進室 農業における意欲的な担い手を継続的かつ安定的に確保 す る た め 、就 農 啓 発 活 動 を 通 じ て 、新 規 就 農 者 の 確 保・育 成を図る。 農政水産課 中 山 間 地 域 の 魅 力 を 広 く 情 報 発 信 す る と と も に 、特 産 品 の 生 産 、加 工 な ど に よ る 雇 用 の 場 の 創 出 に 向 け た 体 制 づ く り への支援などに取り組む。 農政水産課 林 業 課 ※6次 産 業 化 農 畜 産 物 、水 産 物 の 生 産 ( 1次 産 業 )から、 食 品 加 工 (2次 産 業 )、流 通 ・販 売 (3次 産 業 )にも生 産 者 が 主 体 的 か つ 総 合 的 に 関 わ ること によ って 、 農 林 水 産 業 の 所 得 向 上 と 新 たなブ ランド の 創 出 な ど、 地 域 活 性 化 を図 ること 13 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○ 地域の特性を活かした特産物の開発や生産に対する取り組 みへの支援 (農政水産課) (農政水産課) ○6次産業化の推進や農商工連携等の支援 (政策推進室) ○ 金 融 機 関 が 設 立 す る「 6 次 産 業 化 応 援 フ ァ ン ド 」の 活 用 推 進 (農政水産課) ○ 近 隣 自 治 体 と 広 域 的 に 連 携 し 、農 業 団 体 が 行 う 新 規 就 農 者 確 保対策検討委員会やアグリチャレンジ相談会などの支援 (農政水産課) ○中山間地域の特色を活かした雇用を促進するための体制づ くりの支援 (農政水産課) ( 林 業 課 ) <重要業績評価指標(KPI)>※ 指標名 基準値 KPI ◎新規企業の誘致による 雇用創出数 9人 (平成 26 年度) 10 人 /年 ◎地域企業の販路拡大等 のための出展支援企業 数 4企業 (平成 26 年度) 5 企 業 /年 ◎地域産業の新商品開発 や販路開拓支援による 商品化件数 1件 (平成 26 年度) 2 件 /年 ◇産学官連携による機能 性商品の開発 ◎和菱などの地域資源を 活用した商品の開発件 数 — 1 件 /年 ◇若者(大卒者)の地元定 着及び雇用の創出・拡大 ◎ 県内大学と連携した活 動による地元就職率 平成 26 年度の 調査結果を基準 平成 31 年までに ◇神埼市の魅力や知名度 向上の促進 ◎観光案内の充実、国内外 平成 27 年度の 平成 31 年までに へのプロモーションによ 認知度調査を基準 10% UP る神埼市の認知度 ◇競争力のある農産物 づくりや6次産業化 の推進 ◎地域の特産物を活用した 6 次産業化の推進支援団 体数 — 1 団 体 /年 ◇中山間地域の活性化 ◎中山間地域の特色を活か した雇用体制づくりを行 う受入支援団体数 — 1 団 体 /年 項目 ◇起業者への支援や 新規企業の誘致 ◇ 地域企業の育成支援 や経営基盤の強化 ※重 要 産 業 評 価 指 標 (KPI): Key Performance indicators の略 政 策 ごとの達 成 すべき成 果 の目 標 14 10% U P 基本 目 標2 人と 歴 史が おり なす ま ち神 埼 ~本市への新しいひとの流れをつくる~ 1. 移 住・ 定住 の推 進 <取組方針> 空 き 家 や 空 き 地 の 有 効 利 用 活 用 な ど に よ り 、市 内 へ の 定 住 を促進し、地域の活性化を図るための施策に取り組む。 企 画 室 住 み 続 け た い ま ち を 目 指 し て 、実 施 す る 定 住・移 住 や 子 育 て 支 援 な ど を 広 く 宣 伝 し 、社 会 増 減 の 抑 制 を 図 る た め の 広 報活動に取り組む。 企 画 室 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○不動産業者との連携による空き家・空き地情報登録制度(空 き家・空き地バンク制度)の活用促進と定住・移住の奨励 ( 企 画 室 ) ○定住を目的とした住宅取得の奨励 ( 企 画 室 ) ○首都圏や都市圏などにおける定住・移住に関する情報提供の 促進 ( 企 画 室 ) ○不動産業者との連携による空き物件の紹介 ( 企 画 室 ) 2. 地 域資 源等 を活 か した 交流 人口 の 拡大 <取組方針> 首都圏や都市圏において、本市に関心を持ってもらうた め、話題となるようなプロモーションに取り組む。 企 魅力ある観光地域づくりと情報発信により交流人口の 増加と地域の活性化を図る。 【再掲】 歴史文化推進室 商 工 観 光 課 企 画 室 15 画 室 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○首都圏や都市圏を中心としたプロモーション事業の実施 ( 企 画 室 ) ○多様なニーズに対応する歴史・文化的な観光資産の情報発信 (歴史文化推進室) 【再掲】 ○デジタルミュージアムなど情報発信ツールの充実と活用促進 (歴史文化推進室) 【再掲】 ○国内外セールスプロモーションなどによる観光客誘致に向けた (商工観光課) 宣伝活動の実施 【再掲】 ○観光案内の多言語化や観光宣伝ツールの充実、観光ガイドの (商工観光課) 育成 【再掲】 ○地域観光資源を活用した首都圏や外国からの観光客誘致の促進 (商工観光課) 【再掲】 ( 企 画 室 ) 3.企 業の 地 方拠 点強 化 、企 業 等に おけ る 地元 採用・就労 の 拡大 <取組方針> 中 山 間 地 域 の 魅 力 を 広 く 情 報 発 信 す る と と も に 、特 産 品 の 生 産 、加 工 な ど に よ る 雇 用 の 場 の 創 出 に 向 け た 体 制 づ く り を支援し、都会からのひとの移住を促進することにより、 中 山 間 地 域 の 活 性 化 を 図 っ て 、魅 力 あ る 地 域 の 創 生 に 取 り 組む。 【再掲】 農政水産課 林 業 課 若 い 世 代 の 就 職 に よ る 転 出 を 抑 制 す る た め 、雇 用 の 受 け 皿 となる新規企業の誘致などに取り組む。 【再掲】 商 工 観 光 課 UIJターンの希望者と正社員を募集する地域企業のマ ッ チ ン グ を 支 援 す る こ と に よ り 、地 域 企 業 の 雇 用 の 確 保 と 定住を促進する。 商 工 観 光 課 若 者( 大 卒 者 )の 地 元 定 着 を 促 進 す る た め 、佐 賀 大 学 な ど の地元大学と連携し、企業等における地方採用・就労の 拡大に取り組む。 【再掲】 企 16 画 室 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○中山間地域の特色を活かした雇用を促進す るための体制づく ( 農 政 水 産 課 ) りの支援と移住促進 【再掲】 ( 林 業 課 ) ○起業者への支援や新規企業の誘致に向けた奨励 【再掲】 ( 商 工 観 光 課 ) ○UIJターン希望者と新規企業のマッチング支援 (商工観光課) ○県内の大学における地域の雇用ニーズに対応した教育プログラ ( 企 画 室 ) ム改革の支援 【再掲】 ○産学官連携の推進による大卒者の地元定着に向けた仕組みづ ( 企 画 室 ) くりの創出及び支援 【再掲】 4. 国 際交 流の 推進 <取組方針> 海 外 と の 交 流 を 深 め る こ と に よ り 、市 民 の 豊 か な 国 際 感 覚 の醸成とグローバル人材の育成を推進する。 企 画 室 商工観光課 学校教育課 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ( 企 画 室 ) ○本市の友好姉妹都市や姉妹校などとの交流推進 (商工観光課) (学校教育課) 5. ス ポー ツイ ベン ト を通 じた 交流 人 口の 推進 <取組方針> 全 国 規 模 の ス ポ ー ツ イ ベ ン ト を 通 じ て 、交 流 人 口 を 促 進 す る と と も に 、本 市 の 情 報 を 発 信 し 、地 域 の 賑 わ い や 活 性 化 を図る。 企 画 室 社会教育課 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○さが桜マラソンや神埼市長旗全国選抜中学生剣道大会の開催 17 ( 企 画 室 ) (社会教育課) <重要業績評価指標(KPI)> 項目 ◇ 移 住・定 住 の 推 進 指標名 基準値 KPI ◎不動産 業者との 連携 によ る空き家・空き地情報登録 制 度 の 活用 促 進 に よ る 登 録件数 — 20 件 /年 ◎空き家 改修費助 成制 度の 活用件数 — 10 件 /年 ◎定住促進住宅取得 補助制度の活用件数 — 134 件 /年 83.1% ( 平 成 24 年 度 ◎今後も神埼市に住み続けた 総合計画後期 いと思う方の割合 基本計画市民 アンケート調査) ◇地域資源等を活かし た交流人口の拡大 ◇企業の地方拠点強化 ◇企業等における地方 採用・就労の拡大 ◎首都圏 を中心と した プロ モ ー シ ョン に よ る 神 埼 市 ホームページ閲覧数 ◎観光案内の充実、国内外へ のプロモーションによる、 観 光 資 産の 情 報 発 信 に よ る観光客数 — 119 万 人 平成 31 年までに 90% 以 上 20% U P (直近年間比) (平 成 26 年 度 観光動態調査) 120 万人以上/年 ◎UIJ ターン希望者と 地域 企 業 の マッ チ ン グ に よ る UIJ ターン雇用者数 — 3 人 /年 ◎地方大学との協働による地 元定着の向上を図ることに よる地元就職率 平成 26 年度の 調査結果を基準 平成 31 年までに 10% UP ◇国際交流の推進 ◎友好姉妹都市や姉妹校などと 47 人 375 人 の交流による交流人口 ( 平 成 26 年 度 ) ( 5 年 間 累 計 ) ◇スポーツイベント を通じた交流人口 の推進 ◎さが桜マラソンや神埼市長旗 9,800 人 全国選抜中学生剣道大会の開 9,800 人 /年 ( 平 成 26 年 度 ) 催による交流人口 18 基本 目 標3 子 育て の 喜び や子 ども た ちの 未来 が輝 く まち 神埼 ~若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる~ 1. 若 い世 代の 出会 い の場 の創 出 <取組方針> 晩 婚 化 や 未 婚 化 の 解 消 を 図 る た め 、「 結 婚 し た い 」 と 思 う 人に出会いや交流の場を提供する。 企画室 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○婚活支援事業の実施 ( 企 画 室 ) 2. 妊 娠・ 出産 ・子 育 ての 切れ 目の な い支 援の 充実 < 取 組 方 針 > 妊 婦・出 産 に 関 す る 安 全 性 の 確 保 や 経 済 的 な 支 援 及 び 不 妊 への支援に取り組む。 子育てに係る経済的負担の軽減や地域において子どもを 安心して育てることができる環境の充実を図る。 健康増進課 健康増進課 福 祉 課 市 民 課 病 児・病 後 児 保 育 、延 長 保 育 、一 時 預 か り な ど 保 育 サ ー ビ スの充実や待機児童の解消を図る。 福 核家族化の進行や女性の職場進出による留守家庭児童の 健全な育成を図る。 社会教育課 小・中 学 校 の 地 域 社 会 に 開 か れ た 特 色 あ る 学 校 づ く り と 特 色ある教育活動を推進する。 学校教育課 心身の障がいを有する児童・生徒の就学の適正化を図る。 学校教育課 不登校やいじめ等の問題に対して、未然防止や早期発見・ 早 期 対 応 な ど に 適 切 に 対 処 す る た め 、校 内 体 制 や 関 係 機 関 等との連携の強化に取り組む。 学校教育課 19 祉 課 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○妊婦健康診査の実施や不妊治療費助成制度の実施 (健康増進課) ○自主育児サークル育成支援事業、乳幼児相談、乳幼児健診等 (健康増進課) の開催 ○母子健康手帳の交付、こども健康カレンダーの配布 (健康増進課) ○若い世代からの健診、保健指導、栄養指導の実施 (健康増進課) ○育児用具(ベビーカー、ベビーベッド)の貸与 ( 福 祉 課 ) ○専門員を配置した子育てに関する相談・助言などのワンスト ( 福 祉 課 ) ップ化の実施 ○子育てサークル等への支援や子育て相互支援の実施 ( 福 祉 課 ) ○母子家庭等の就業・自立の支援 ( 福 祉 課 ) ○家庭児童相談室の設置 ( 福 祉 課 ) ○要保護児童対策地域協議会の設置 ( 福 祉 課 ) ○子ども・子育て会議の開催 ( 福 祉 課 ) ○中学生までの医療費助成制度の実施 ( 市 民 課 ) ○ひとり親家庭等への医療費助成制度の実施 ( 福 祉 課 ) ○私立幼稚園就園奨励費制度の実施 (学校教育総務課) ○要保護及び準要保護児童生徒就学援助制度の実施 (学校教育総務課) ○高等学校等生徒の通学費助成制度の実施 (学校教育総務課) ○病児・病後児保育、延長保育、一時預かりなどの充実 ( 福 祉 課 ) ○保育園の施設整備を行う社会福祉法人等への支援 ( 福 祉 課 ) ○家庭的保育事業者等との連携 ( 福 祉 課 ) ○放課後児童クラブや放課後子ども教室の充実 (社会教育課) ○学力向上対策事業への支援 (学校教育課) ○学校評議員の設置 (学校教育課) ○いじめ・体罰等対策委員会の設置 (学校教育課) ○心の教育や電話相談、カウンセリングの充実 (学校教育課) ○学校適応指導教室の設置 (学校教育課) ○就学指導委員会の設置 (学校教育課) ○PTAとの連携強化 (学校教育課) 20 3. 地 域に 愛着 と誇 り を育 む教 育や 食 育の 推進 <取組方針> 地域ならではの教育資源と地域人材を活用した体験活動 を通じて、神埼に誇りと愛着を育む教育に取り組む。 学校教育課 次代を担う子どもや青少年の健全育成に向けて取り組む。 学校教育課 社会教育課 健康増進課 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○自然、歴史・文化的資産など、ふるさと神埼の魅力に関する (学校教育課) 資料の授業での活用 ○ 「 神 埼 市 四 か 条 の 誓 い 」( ※ ) の 推 進 及 び 実 践 (学校教育課) ○青少年育成市民会議の開催 (社会教育課) ○子ども読書活動の推進 (社会教育課) ○学校、保育園等、家庭、地域における食育の推進 (健康増進課) (学校教育課) 4. 仕 事と 生活 の調 和 (ワ ーク ・ラ イ フ・ バラ ンス ) の実 現 <取組方針> 仕 事 と 家 庭・地 域 生 活 が 両 立 す る 環 境 づ く り や 家 庭・地 域 における男女共同参画の実践を推進する。 市 長 公 室 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○男女共同参画社会の実現に向けた実践・広報活動 ( 市 長 公 室 ) ※神 埼 市 四 か条 の誓 い 神 埼 市 の子 どもたちが健 全 に育 てるよう、市 全 体 で規 範 意 識 を育 て高 めるための四 か条 「五 恩 返 しをします」 「礼 儀 を重 んじます」 「きまりを守 ります」 「すべてのものに思 いやりの心 で接 します」 21 5. 若 い世 代の 経済 的 自立 や学 卒者 の 地元 就業 への 支 援 <取組方針> UIJターンの希望者と正社員を募集する地域企業の マ ッ チ ン グ を 支 援 す る こ と に よ り 、地 域 企 業 の 正 社 員 の 確 保を促進する。 【再掲】 商工観光課 若 者 (大 卒 者 )の 地 元 定 着 を 促 進 す る た め 、佐 賀 大 学 な ど の 地 元 大 学 と 連 携 し 、企 業 等 に お け る 地 方 採 用・就 労 の 拡 大 に取り組む。 【再掲】 企 画 室 若 者 の 経 済 的 自 立 を 促 進 す る た め 、国 や 佐 賀 県 の 専 門 機 関 や地域と連携した支援に取り組む。 【再掲】 福 祉 課 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○起業者の支援や新規企業の誘致に向けた奨励 【再掲】 ( 商 工 観 光 課 ) ○UIJターン希望者と地域企業のマッチング支援 【再掲】 ( 商 工 観 光 課 ) ○地元大学と地域企業との協働による地域雇用の創出や学卒者 ( 企 画 室 ) の地元定着率の向上推進 【再掲】 ○ 神埼市生活自立支援センターの設置及び相談支援員による支援 22 ( 福 祉 課 ) <重要業績評価指標(KPI)> 項目 指標名 基準値 KPI ◇若い世代の出会 いの場の創出 ◎婚活支援事業の実施に よるマッチング数 — 2 件 /年 82.8% 平成 31 年までに ( 平 成 26 年 度 ) 85% 以 上 85.3% 平成 31 年までに ( 平 成 26 年 度 ) 87% 以 上 ◎妊婦健診の受診率 ◎乳幼児健診の受診率 36.3% ◎神埼市の「子育て支援、児童 ( 平 成 24 年 度 福祉の充実」に満足している 総 合 計 画 後 期 ◇妊娠・出産・子 基本計画市民 方の割合 育ての切れ目な アンケート調査) い支援の充実 ◎育児用具の貸与件数 — ◎家庭的保育事業(ファミリ 1,021 人 ーサポートセンター事業) ( 平 成 26 年 度 ) の利用者数 99% ◎放課後児童クラブ希望入所率 ( 平 成 26 年 度 ) ◎放課後子ども教室延べ参加者数 ◎地区子育て懇談会参加者数 ◇地域に愛着と誇 りを育む教育や 食育の推進 799 人 ( 平 成 26 年 度 ) 3,007 人 ( 平 成 26 年 度 ) 50% 以 上 5 件 /年 1,050 人 /年 100% 1,000 人 /年 対前年比UP 78.6% ( 平 成 24 年 度 ◎神埼市に「愛着を感じてい 総合計画後期 る」と感じる方の割合 基本計画市民 アンケート調査) ◎男女共同参画社会の実現に 113 人 向けた男性のための料理教 ◇仕事と生活の調和 ( 平 成 26 年 度 ) 室などの活動参加者数 (ワーク・ライフ・バ ランス)の実現 ◎男女共同参画社会の実現に — 向けた広報啓発 ◇若い世代の経済的 自立や学卒者の 地元就業への支援 平成 31 年までに ◎新規企業の誘致による 雇用創出数 ◎地元大学との協働による地 元定着の向上を図ることに よる地元就職率 23 9人 ( 平 成 26 年 度 ) 平成 26 年度の 調査結果を基準 平成 31 年までに 85% 以 上 135 人 /年 11 回/年 10 人 /年 平成 31 年までに 10% UP (平成 26 年度比) 基本 目 標4 人 や地 域 が絆 で繋 がる ま ち神 埼 ~時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、 地域と地域を連携する~ 1. 地 方公 共交 通の 充 実 <取組方針> 人 口 減 少 や 高 齢 者 の 免 許 保 有 の 増 加 な ど に よ り 、地 域 公 共 交 通 の 利 用 者 が 減 少 す る 一 方 で 、車 を 運 転 で き な い 人 な ど の 増 加 が 今 後 も 見 込 ま れ 、移 動 困 難 者 が 利 用 し や す い 、地 域 の 実 情( 移 動 の 実 態 等 )に 合 せ た 身 近 な 移 動 手 段 で あ る 地 域 公 共 交 通 ネ ッ ト ワ ー ク の 維 持 確 保 を し つ つ 、佐 賀 県 や 県 内 市 町 と 連 携 し て 、見 直 し( 再 編 )に つ い て も 検 討 す る 。 企 画 室 社会教育課 高 齢障がい課 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○既存の民間路線バスや神埼市巡回バスの運行支援 ( 企 画 室 ) ○佐賀県身近な移動手段確保に関する協議会への参画 ( 企 画 室 ) ○脊振町通学バスの運行 (社会教育課) ○移動が困難な障がい者等への支援 (高齢障がい課) ○福祉タクシー事業の実施 (高齢障がい課) 24 2. 市 民協 働と ふる さ とづ くり の推 進 <取組方針> 櫛田宮の門前町として栄えてきた神埼の長崎街道沿いの 賑 わ い の 再 生 を 図 る た め 、市 民 と 行 政 が 協 働 し て 、中 心 市 街地の拠点づくりに取り組む。 企 市 民 と 行 政 の 協 働 体 制 の 確 立 を 進 め て い く と と も に 、中 間 支 援 組 織 や C S O( 市 民 社 会 組 織 )(※ )の ネ ッ ト ワ ー ク を 活 用 し 、よ り 一 層 の 市 民 活 動 の 活 性 化 を 図 る と と も に 、ふ るさと神埼に対する誇りと愛着を高める施策を推進する。 画 室 企 画 室 市 長 公 室 社会教育課 商工観光課 学校教育課 政策推進室 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○中心街地の拠点整備の推進 ( 企 画 室 ) ○コミュニティ施設の整備・充実 ( 企 画 室 ) ○まちづくり市民活動の推進及び支援 ( 企 画 室 ) ○ 中 間 支 援 組 織 や CSO と の 連 携 強 化 ( 企 画 室 ) ○ぶんぶんテレビの地域コミュニティチャンネルを活用した地 ( 企 画 室 ) 域情報の提供 ○ 県 民 フ ァ ン ド 等 の CSO へ の 助 成 に 対 す る 情 報 の 提 供 ( 企 画 室 ) ○市民参画システム(パブリックコメント等)の推進 ( 企 画 室 ) ○情報公開の推進 ( 市 長 公 室 ) ○神埼市ホームページの充実 ( 市 長 公 室 ) ○歴史まちづくり登録制度の活用推進 (歴史文化推進室) ○神埼塾講座など、神埼の特性を活かした日本の歴史が学べる (歴史文化推進室) まちづくりの推進 ○伊東玄朴、下村湖人、伊丹弥太郎など、神埼の偉人の顕彰 〇子どもクラブ連絡協議会の活動への支援 (歴史文化推進室) (社会教育課) (社会教育課) ○ 歴 史 的 資 源 な ど の 映 像 化 と 、 そ れ を 活 用 し た プ ロ モ ー シ ョ ン (歴史文化推進室) の実施 ( 企 画 室 ) ○自然、歴史・文化的資産など、ふるさと神埼の魅力に関する (学校教育課) 資料の授業での活用 【再掲】 ○地元大学と連携した地域志向教育の実践 ( 企 画 室 ) ○日本ハンドボール1部リーグに所属する地元実業団チームで (商工観光課) あるレッドトルネードへの支援 ○ふるさと納税の推進 (政策推進室) ※CSO(市 民 社 会 組 織 ) NP O 法 人 、 市 民 活 動 ・ ボ ラ ンティア 団 体 に 限 らず、 自 治 会 ・ 町 内 会 、 婦 人 会 、 老 人 会 、P T Aと いっ た 組 織 ・団 体 も含 めて、CSOと呼 ぶ 25 3. 人 口減 少を 踏ま え た既 存ス トッ ク のマ ネジ メン ト 強化 <取組方針> 空 き 家 や 空 き 地 の 有 効 活 用 な ど に よ り 、市 内 へ の 定 住 を 促 進 し 、地 域 の 活 性 化 を 図 る た め の 施 策 に 取 り 組 む 。 【再掲】 企 画 室 公共施設のストックマネジメント強化に取り組む。 企 画 室 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○ 不 動 産 業 者 と の 連 携 に よ る 空 き 家・空 き 地 情 報 登 録 制 度(空き ( 企 画 室 ) 家・空き地バンク制度)の 活 用 促 進 と 定 住・移 住 の 奨 励 【 再 掲 】 ○インフラの戦略的な維持管理・更新等の推進 ( 企 画 室 ) 4. 地 元大 学等 の知 的 財産 や人 材を 活 用し た地 域活 性 化の 推進 <取組方針> 地 域 の 地( 知 )の 拠 点 で あ る 西 九 州 大 学 や 佐 賀 大 学 な ど の 地 元 大 学 と 県 や 県 内 市 町 の 連 携 協 定 に よ り 、地 域 課 題 の 解 決や地域の活性化に取り組む。 企 画 室 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○地域の二―ズと地元大学のシーズ(教育・研究・社会貢献) のマッチングによる地域課題の解決及び地域活性化の推進 26 ( 企 画 室 ) 5. 一 人ひ とり が健 康 づく りの 担い 手 とな る取 組み の 推進 <取組方針> 一人ひとりが自分の健康のことを考え、取り組むことで、 一日でも長く健康で自立した生活を送ることができるよ う 、各 種 健 診 や 健 康 教 育・健 康 相 談 等 の 健 康 増 進 事 業 の 充 実を図る。 健康増進課 西九州大学との食育に関する連携・協力協定書に基づき、 地域の各種関係団体とも連携しながら、食育の推進を図 る。 健康増進課 健康づくりの担い手として食生活改善推進協議会と連携 し 、正 し い 食 生 活 の 定 着 を 目 指 し て 、地 域 に 密 着 し た 行 動 を行う。 健康増進課 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○早世の原因となるがん等の生活習慣病の発症予防・重症化予 (健康増進課) 防を目的とした各種健診事業の実施 ○生活習慣病の発症予防・重症化予防を目的とした保健指導・ (健康増進課) 栄養指導の実施 ○正しい食生活や運動習慣を身につけられるような健康教育・ (健康増進課) 健康相談の実施 ○地域の健康づくりのリーダーとなる食生活改善推進員の養成 (健康増進課) ○地区活動の活性化と知識の向上のために食生活改善推進員を (健康増進課) 対象とした学習会の実施 ○各地区での健康に関する講話や食生活改善推進員による食事 (健康増進課) の提供 ○西九州大学や各種関係団体と連携した食育教室の実施 27 (健康増進課) 6. 高 齢者 等が 安全 で 安心 して 暮ら せ るま ちづ くり の 推進 <取組方針> 高 齢 者 等 を 地 域 で 支 え る 安 心・安 全 な ま ち づ く り を 推 進 す る。 高齢者障がい課 福 祉 課 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○緊急通報サービスの体制整備 (高齢障がい課) ○要支援システムの構築 ( 福 祉 課 ) ○心配ごと相談の開催 (高齢障がい課) ○養護老人ホームへの入所措置 (高齢障がい課) ○短期宿泊(ショートステイ)の実施 (高齢障がい課) ○軽度生活援助(ホームヘルパー派遣)の実施 (高齢障がい課) ○ひとり暮らし高齢者等への日常生活用具の支給 (高齢障がい課) ○はり・灸・マッサージ等の施術助成 (高齢障がい課) ○地域自立生活支援(配食サービス)の実施 (高齢障がい課) ○在宅寝たきり高齢者等に対する介護者手当の支給 (高齢障がい課) ○家族介護継続(紙おむつ支給)の支援 (高齢障がい課) ○肥前精神医療センターとの連携による「ものわすれ相談室」 (高齢障がい課) の開催 ○認知症サポーター養成講座の開催 (高齢障がい課) ○認知症予防教室の開催 (高齢障がい課) ○成年後見制度利用の支援 (高齢障がい課) ○ 一 人 暮 ら し 高 齢 者 の 見 守 り な ど 、 地域包括ケアシステムの構築 (高齢障がい課) ○総合相談・権利擁護相談に関する支援 (高齢障がい課) ○地域包括支援センターを核とした包括的・継続的マネジメン (高齢障がい課) トの実施 ○介護予防サービス計画(ケアプラン)の作成及び事業者等と (高齢障がい課) の連絡調整 ○高齢者の生きがいづくりと健康づくりの推進 (高齢障がい課) ○生きがい活動支援通所事業の実施 (高齢障がい課) 28 7. 高 齢者 が活 躍で き るま ちづ くり の 推進 <取組方針> 高齢者の就労の場や健康づくり、地域活動などを推進し、 豊かな経験や知識を地域社会の中で発揮できるような社 会づくりに取り組む。 高齢者障がい課 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○老人クラブ活動の支援 (高齢障がい課) ○いきいき大学など、生涯学習事業の開催 (高齢障がい課) ○地区敬老会の支援 (高齢障がい課) ○長寿祝金の支給 (高齢障がい課) 8. 住 民が 地域 防災 の 担い 手と なる 環 境の 確保 <取組方針> 地域消防の担い手である消防団の団員確保に佐賀県など 関 係 機 関 と 連 携・協 力 し て 取 り 組 む と と も に 、自 主 防 災 組 織 の 育 成 及 び 活 性 化 の 取 組 み を 支 援 す る な ど 、地 域 ぐ る み による消防・防災体制の充実を図る。 防災危機管理課 <具体的な施策> 具体的な施策 関係課 ○消防団への理解促進のためのPR活動の実施 (防災危機管理課) ○消防団員確保対策の実施 (防災危機管理課) ○消防団の充実 (防災危機管理課) ○自主防災組織の結成及び活性化のための支援 (防災危機管理課) ○防 災 訓 練 の 実 施 に よ る 防 災 意 識 の 啓 発 (防災危機管理課) ○防災情報伝達手段や災害時等の行動の周知 (防災危機管理課) ○消防・防災施設等の整備 (防災危機管理課) ○防災行政無線やケーブルテレビ等を活用した情報の提供 (防災危機管理課) ○広域的な消防・救急体制の連携・充実 (防災危機管理課) 29 <重要業績評価指標(KPI)> 項目 指標名 基準値 KPI ◇地方公共交通の充 実 ◎既存の公共交通機関の確 保維持率 民間路線バス 神埼市巡回バス 脊振通学バス 100% ◎まちづくり市民活動の推 進による支援団体数 ◇市民協働と ふるさとづくりの 推進 ◇人口減少を踏まえ た既存ストックの マネジメント強化 ◇地元大学等の知的 財産や人材を活用 した地域活性化の 推進 ◇一人ひとりが健康 づくりの担い手と なる取組みの推進 ◇高齢者等が安全で 安心して暮らせる まちづくりの推進 ◇高齢者が活躍でき るまちづくりの推 進 ◇住民が地域防災の 担い手となる環境 の確保 ◎神埼市の歴史・文化資源な どを活かしたふるさとづ くりによる交流人口(観光 客数) ◎地域活動に参加している (総合計画後期計画市民ア ンケート「全体的」「内容 によって」「頼まれたら参 加する」)と回答した割合 ( 平 成 26 年 度 ) 14 団 体 ( 平 成 26 年 度 ) 10 万 人 ( 平 成 24 年 ) 20 団 体 /年 12 万 人 /年 75.8% 平成 31 年までに ( 平 成 26 年 度 ) 80% 以 上 ◎不動産業者との連携によ る空き家・空き地情報登 録制度の活用促進による 登録件数と空き家改修費 助成制度の活用件数 — ◎地元大学との協働による地 元定着の向上を図ることに よる地元就職率 平成 26 年度の 調査結果を基準 平成 31 年までに 71.8% 平成 31 年までに ( 平 成 25 年 度 ) 15% U P ◎1年以内に健診・人間 ドックを受けた者の割合 ◎認知症サポーター養成数 20 件 /年 10 件 /年 1,319 人 ( 平 成 26 年 度 ) ◎生きがい活動支援通所事業 306 人 の利用登録者数 ( 平 成 26 年 度 ) 10% U P 3,200 人 平成 31 年度までに 330 人 ◎老人クラブ活動の支援クラ 985 人 ブ数 ( 平 成 26 年 度 ) 84 ク ラ ブ ◎消防団充実のための消防団 985 人 員の確保 ( 平 成 26 年 度 ) 最 低 970 人 ◎自主防災組織の結成・活性 105 組 織 化による自主防災組織数 ( 平 成 26 年 度 ) 30 平成 31 年度までに 115 組 織
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