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「ED」
近年、男性の「ED」が注目されて来ています。
「ED」の原因は、「ストレス」です。いつの時代もストレスはありますが、この10年以上のそれは比
較にならないものであると思います。
ですから、密かにお悩みの方も多いことと思います。
一番は、「精神的ストレス」ですが、「栄養的ストレス」という側面もあります。
原因はさまざまですから、たった一つの対応では意味がありません。
あらゆる角度から対応することが大切です。
なお、漢方薬の選定にもたいへん重要な情報となりますので、「ED」でお悩みの方は受診の際
に恥ずかしがらずにしっかりとそのこともお話しください。
対処方法1: 「漢方薬」
「気」「血」「水」の流れを良くしていただくことが肝心です。
「ストレス過多」は「腎系」を痛めます。
そうなると眠りが浅くなったり、モノゴトに集中できなくなったり、気力が湧いてこなくなったりします。
ですので、まずは腎系を助けてあげる漢方薬で対処します。
対処方法2: 「ブレインセラピー」
電気的なエネルギーにより、リラックスした時に出る脳波「アルファー波」や「シータ波」を合成して
脳に与えることができます。
「ストレスを解消したい!」とどんなに頑張ってみても、脳はそれ自体ではストレスを手放す手段
を知らないのです。
ですからある意味、強制的にこれらの脳波を作って脳を刺激してあげることが必要なのです。
また、脳がストレスを感じたままだと「脳内伝達物質」の合成もうまく行きません。
そうなると、脳内での情報のやり取りがうまくいかなくなり、脳がパニックを起こしてしまします。
ですから、「いかに脳内伝達物質を安定的に供給できる体制を作ることが大切か?」ということが
精神安定のためにいかに大切かお分かり頂けることと思います。
このブレインセラピーを使用することにより、より短時間で脳がリラックスするとともに「脳内伝達物
質」の合成を助けてあげることが叶うのです。
定期的にブレインセラピーを受けていただくことをおススメします。
対処方法3: 「栄養療法」
私たちのからだは、ストレスを受けると血液が酸性に傾きやすくなります。
すると、血液内のミネラルバランスが崩れてしまいます。
そして、代謝に影響を及ぼし、最後には「脳の栄養不足」を招いてますます眠れなくなったり、意
欲が持てなくなったりと、その諸症状が加速します。
こうならないためにも、「脳の栄養不足」の解消が必要なのです。
また、男性機能の維持には亜鉛も必要なようですね。
そのためにも、適切なバランスを保った「脳の栄養」ほかを食事やサプリメント等によって補って
あげることが大切なのです。
対処方法:4 「マッサージ」
EDには、そけい部のマッサージが有効です。
そけい部の狭いところを血管やリンパ管が通っていますので、ここをマッサージしてあげることは
血流やリンパの流れを改善してあげるのに最適です。
いわゆる「コマネチライン」にそって、両手でグリグリマッサージしてあげてください。
この際、ひざ裏のリンパもマッサージしてあげるとより効果的です。
EDの原因として、全身疲労や下半身への血流不足も考えられます。
また、精神的な緊張からからだ全体の筋肉が硬くなっていることも考えられます。
リンパ整体や回復整体などで筋肉のリラックスと緊張の解除をしていただくことも大切です。
それから、デスクワークが多い男性は、下半身トラブルに気をつけてください。
座ったままの姿勢を長時間続けていると、下半身への血流やリンパの流れが滞るために男性機
能への影響が出てきます。
こまめに立ち上がったり、軽い運動をしてみたりと、工夫してみてください。
対処方法5: 「音響療法」
ニュースキャンという「音でセラピーをする器械」を使って、脳や神経系、内臓、陰部周辺等を癒
します。
ヘッドホンを付けるだけなので、痛みや苦痛は一切ありません。
むしろ、余りの心地よさに眠ってしまうかもしれません。
対処方法6: 「コミュニケーション・カウンセリング」
「ED」は、職場のストレスも関係ありますが、ご結婚されている方の場合には、その一番の原因が
奥様とのコミュニケーションのすれ違いからくる場合がほとんどです。
職場でどんなに辛いことがあっても、奥様とのコミュニケーションが良好であれば男性はエネル
ギーをもらうことができるのです。
ですから、この「コミュニケーション・ギャップ」を解消してあげることが最も有効な解決策となりま
す。
「なぜ、すれ違うのか?」
「どんな時に、コミュニケーション・トラブルを起こしやすいのか?」
「お互いのコミュニケーションの、どんなところを改善したらよいのか?」
そういったところを、カウンセリングや「パーソナル診断」によって探って行きます。
ご結婚されていらっしゃる方は、可能であればご夫婦双方へのカウンセリングをさせていただくこ
とが、問題解決のためには望ましいです。