第52回定例会スケジュール

Club GP
第52回
9時30分
受付開始
10時00分
会員発表 ・ 症例検討会
定例会
平成27年3月8日(日)@ 東京国際フォーラム
Case1 矯正治療後に補綴処置を行った一症例
Case2 前歯インプラント部に CTG を行い審美的な改善が見られた一症例
ヤガサキ歯科医院
10時50分
会員発表
矢ヶ崎隆信 先生
『 一眼レフを用いた口腔内撮影法の実際 (後編) 』
北インター歯科クリニック
11時50分
昼食休憩
13時00分
会員発表
佐々木俊哉 先生
『 Ridge Preservation Technique の EBM と臨床例 』
サトウ歯科 デンタルインプラントセンター大阪
13時50分
休憩
14時00分
特別講演
佐藤琢也 先生
『 Minimally Invasive Interventions&Interdisciplinary Approach for Esthetic Dentistry
:審美修復治療の最前線-MIを考慮した審美修復治療とは? 』
代官山アドレス歯科クリニック
16時45分
大河雅之 先生
閉会
一眼レフを用いた口腔内撮影法の実際 (後編)
北インター歯科クリニック
佐々木俊哉
日常臨床において口腔内撮影や顏貌撮影は治療計画の立案や術前術後の比較,及び記録という観点からも重要
な位置を占めるステップになって来ているが,カメラの設定や,機材,レンズの選択となると非常に複雑で分かりにくい
分野でもあり,すでに販売されているカメラのシステムを導入されている医院が多いのではないかと思われる.
そこで一眼レフカメラの構造をよく理解し,カメラ内の設定法や機材の選択法,また撮影の構図やフラッシュの当て
方等が,自院でセッティング出来るようになるためのポイントを述べてみたい.
Club GP
第52回
定例会
平成27年3月8日(日)@ 東京国際フォーラム
Ridge Preservation Technique の EBM と臨床例
デンタルインプラントセンター大阪 佐藤琢也
抜歯後の歯槽骨吸収の現象は臨床現場でもっとも広く認識されているセオリーの一つである.事実,1960 年の Amler
の形態計測研究に始まり,これまでも様々な手法によってこの検証は試みられ,その吸収は抜歯後 3-6 ヵ月の期間
でもっとも進行し,頬側骨の吸収を中心に水平方向に 29-63%(2.46-4.56mm),垂直方向に 11-22%(0.8-1.5mm)
減少すると報告されている.(Tan WL, et al. A systematic review of post-extractional alveolar hard and soft tissue
dimensional changes in humans. Clin Oral Implants Res. 2012 Feb;23 Suppl 5:1-21)
しかし,今日ではインプラント治療や審美治療の発展に伴い,Ridge Preservation の重要性が以前に増して高まりつ
つあることからも,その実態を EBM の観点からより正しく理解し,より正しく適応する必要性が求められている.
そこで本講演では Ridge Preservation を用いた臨床例を供覧し,あわせて,このトピックに関連する質の高い研究
論文を紹介しながら Ridge Preservation についての知見を深めたいと思う.
Club GP
第52回
定例会
平成27年3月8日(日)@ 東京国際フォーラム
『 Minimally Invasive Interventions&Interdisciplinary Approach for Esthetic Dentistry
:
審美修復治療の最前線-MIを考慮した審美修復治療とは?
代官山アドレス歯科クリニック
』
大河雅之
審美修復治療は,バイオミメティクスアプローチという考え方の浸透,接着技術と疾患の原因に対するアプローチが進
んだ現在,必要最小限の処置で適切な効果をあげる治療が目指されている.技術的にはマイクロスコープの応用に
より高い精密性と予知性が得られてきている状況にある.また,治療における専門性はより高度になり,最良の審美
的結果を得る為にはチームアプローチはかかせないものとなっている.
スペシャリストが集まり,考えぬいた治療計画とそのシークエンスは無駄がなく結果としてMIへとなっていく症例が多
い.
インターディシィプリナリーアプローチ成功のための鍵は,治療計画段階からの専門医間の密な連携と治療のゴール
のイメージを相互に共有することにある.本講演では審美修復治療における MI を考慮した治療計画,ボンデッドポー
セレンレストレーションにおけるマイクロスコープの有用性とインターディシプリナリーアプローチのマネージメントにつ
いて臨床症例をとうして解説したい.
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大河 雅之 先生 略歴
1962 年 岩手県出身
1987 年 奥羽大学歯学部卒業
2001 年 代官山アドレス歯科クリニック開院
東京SJCD理事
SJCD インターナショナル学術委員長
AMED(米国マイクロスコープ歯科学会)理事
奥羽大学歯学部同窓会本部学術部長
審美歯科学認定医
日本顎咬合学会認定医
イボクラール・ビバデント社オピニオンリーダー
Quintessence Asia Pacific Edition Journal Editorial Advisory member