2015 年度名古屋大学全学学生会決議案今年度の取り組み今年度は従来のアンケート方式から新たなアンケート方式へと変更するなど、学生からの意見をより幅広く得られるよう努めた。また、全学新入生歓迎実行委員会(以下、全新歓) の構成団体の一員として、新たな試みに取り組んだ。以下に今年度の名古屋大学全学学生会(以下、全学会)の行った活動を各項目別に記載する。〈アンケートの取り組み〉アンケートは全学会の活動を組み立てるために学生の意見や要望を得る非常に重要な活動である。例年は、各学部棟や中央図書館にアンケート回収 BOX を設置し、全学生から意見を回収する活動をしていたが、今年度の 10 月より、全学生が利用する全学教育棟の学生ホールにアンケート回収 BOX を常設することで年中意見を得られると共に、より気軽に学生がアンケート用紙に記入できるようにした。まだ、設置して日は浅いので、全学生への周知や設置する場所の拡張等もこれから考えていきたい。もうひとつ、学部 1 年生向けのアンケートを行った。これは 1 年生の議長・副議長にクラスのメンバーへアンケート用紙を渡して頂くという方法で行った。この方法では先述した設置型のアンケートに比べ、数として多くの回答を得られたのみならず、より詳細な事柄について幅広い意見を収集できた。今後、意見・要望が多かったものを検討し、学生の声を実現する為に活動していきたい。〈大学への要望書の提出〉学生へのアンケートを行った結果、多種多様な意見が得られた。そのうちで要望が多かったもの、あるいは有用と思われる意見について要望書を作成し大学側に提出した。昨年度、冷水器の設置に関する要望書を提出した結果、今年度になり冷水器が設置されることとなった。詳細を以下に記す。＜要望の内容＞過去に行った全学生向けのアンケートに冷水器の設置についていくつかの意見があったことを受け、前年度はより詳細なアンケートを行い、名古屋大学の文系地区にある第 1、第 2 体育館に冷水器の設置を求めた。 1 ＜回答の概要＞大学側は「2015 年度前期中への設置にむけて動く」との回答を得られ、現在は設置されている。上記の他に要望書にしていない意見も数多く得られている。それらについては具体的な解決策を模索しながら今後要望書にする、あるいは来年度以降のアンケート活動等に活かすなどしていきたい。〈新歓期の活動〉今年度も、例年のように全新歓の構成団体として昨年 10 月から 1 年間活動した。例年は全学会の主催行事として、クラス顔合わせ、役員選出等を目的とした新旧交歓会を運営していたが、昨年までの出席率の低下などを受け、今年度は新旧交歓会を廃止し、全学一斉クラス結成会の企画・運営を行った。本行事は新たな試みであるので、今年度の反省点を活かし、他団体と協力して、次年度以降より良いものとなるように努めていきたい。今後の目標今年度は、アンケート BOX の常設化や全学一斉クラス結成会など新たな試みを行ったが、次年度以降、これらの活動がより質の高いものとなるように企画を詰めていく必要がある。また、今年度では要望書を提出することはなかったので、来年度では、今年度の活動の成果を要望書などに反映させるなど、学生生活環境をより良いものにするために努めていきたい。 2