担当授業科目に関する研究業績書 氏名 小林 正利 職位 所属学部・学科等 体育学部 健康学科 学位 修士(体育学)(日本体育大学),博士(医学)(久留米大学) 教授 担当授 業 著書、学 術論 文 等の名 単 著 発行又は 発 行 所 、発 行 雑 科目名 称 共 著 発表の年 誌又は発表学 の別 共著 月 2014 年 1 月 会等の名称 久留米医学会 雑誌 (77) 収 束イオンビーム搭 載 走査型電子顕微鏡 (FIB-SEM)観察による 筋損傷修復時に現れる 骨格筋間質細胞の 3D ネットワーク 共著 2013 年 9 月 日本体育大学 紀要 (43) 挫滅筋損傷後 2 日目の筋組織間質について FIB-SEM を用い、600 枚の連続電子顕微鏡 写真を取得後、コンピュータで 3 次元再構築をおこない、より高分解能で再生筋線維および 筋組織間質細胞の相互関係を検索した。その結果、筋線維間質に形態の異なる 3 種類の 細胞が確認され、それぞれが融合・密接し、3 次元的なネットワークを形成するとともに細胞 相互の密接な情報連絡の存在を示唆されるものであった。 執筆箇所:p1-7(研究の全般を担当) 共著者:小林正利、太田啓介、東 龍平、中村桂一郎、櫻井忠義 Fiber Type-Specific Localization of Monocarboxylate Transporters MCT1 and MCT4in Rat Skeletal Muscle 単著 2004 12 月 Kurume Med J (51) (全 8 頁) 骨格筋に於いて乳酸輸送を行うモノカルボキシレートトランスポーター(MCT)のうち筋から 乳酸を排出する働きを持つ MCT4 と乳酸を筋線維中に取り込む MCT1 が発現することが 知られていたが、筋線維型とその発現様式については明確ではなかった。この研究ではラッ ト骨格筋における乳酸輸送担体である MCT1 と MCT4 の局在を免疫組織化学的手法用 いて MCT1 は有酸素性解糖能に優れた筋線維形質膜上に、MCT4 は嫌気性解糖能に優 れた筋線維形質膜上に局在しているという解剖学的特性を明確にした。 執筆箇所;p253-261 児 童の身 体の仕組み マウス骨 格 筋 組 織 にお ける骨髄由来細胞の分 布 年 概要 GFP 遺伝子導入マウスから骨髄を移植した動物(以下;骨髄細胞移植キメラマウス)を用 いて骨格筋における骨髄由来細胞の分布と周囲の組織との関連を形態学的な手法を用い て検討したものである。その結果、筋線維間に球形のおよび突起を持つ GFP 陽性細胞が 観察された。さらに、GFP 陽性の骨格筋線維も認められた。 免疫組織化学では GFP 陽 性細胞の多くがマクロファージマーカー陽性であり、 HSP47 陽性コラーゲン産生細胞(線 維芽細胞様細胞)の密着する像が間質に観察され、GFP 陽性細胞と緊密に接する線維芽 細胞様細胞の接着面にはカベオラも確認された。 執筆箇所:p34-44(研究の全般を担当) 共著者:小林正利、太田啓介、東 龍平、中村桂一郎 1
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