11月号(ごはんもぐもぐ)

朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
次第に、温かい鍋物やおでんなどを作る機会が増えてきますね。
そこで気になるのはやはり塩分です!!
<おでんの食材>
目安量
こんにゃく
大根
昆布
さつま揚げ
焼き竹輪
つみれ
はんぺん
合計
1/4枚
1枚
1個
1枚
1/2本
1個
1/2枚
重量 エネルギー 水分
g
Kcal
g
50
3
48.7
30
5
28.4
2
3
0.2
30
42
20.3
50
61
35.0
20
23
15.1
50
46
37.7
232
183
185.4
たんぱく質 カリウム リン 塩分
g
mg
mg
g
0.1
17
3
0.0
0.2
69
5
0.0
0.2
103
4
0.2
3.8
18
21
0.6
6.1
48
55
1.1
2.4
36
24
0.3
5.0
80
56
0.8
12.8
370
168 3.0
☆こんにゃく・大根
こんにゃくや大根などの食材は90%が水分になります。
摂取量が多くなると、体重増加にも繋がります。
☆練り製品
魚のすり身に塩や調味料を加えすり潰して成型し、加熱して凝固させて作ります。
茹でたものが「はんぺん・つみれ」、揚げたものが「さつま揚げ」
焼いたものが「ちくわ」になります。
魚に塩を加えて丹念に練ることによって、練り製品特有の歯ごたえとなります。
※練り製品には保存や食感などをよくするため、リンを含む添加物が含まれています。
加工品や練り製品は塩分・リンが高くなりますので、食べ過ぎに注意しましょう!!
上記の栄養価は食材そのものだけです。そこに調味料を加えると、塩分は・・・
おでんの食材
3.0g
おでんの汁
(だし+醤油+塩)
2.1g
合計 5.1g
味噌(小さじ1)+辛子(2g)
をつけると
味噌(小さじ1杯=塩分0.3g)をつけることにより、塩分摂取量がもっと
増えてしまうため辛子(2g=塩分0.1g)だけにしておきましょう!!
練り製品はそのまま食べても味を感じることができます。
そこに醤油や塩で味をつけ、煮る事によってさらに
塩分が食材に染み込んでいきます。
また、つゆには溶け出たカリウムも含まれていますので、
おでんの頻度は控えめにしたいですね!!
透析患者様の1日の
塩分摂取量は6g。
これだけで1日分近くに