声楽〜民謡用シラバス及び注意事項 目標 授業計画 注意事項

声楽〜民謡用シラバス及び注意事項
目標
日本の民謡について、基礎的歌唱法を学びながら、発生の仕方・伝幡形態や継承方法、唄
い継ぐ人々の心等について理解を深め、併せて民謡歌唱の指導方法を学ぶ。
民謡歌唱の基礎技法については、他のジャンルに共通するところの呼吸法・発音の仕方を
通じて発声法を実習し、様々な民謡曲への応用を学ぶ。
授業計画
①1回目:日本民謡の発生と伝播について〜呼吸法〜発声法〜「ソーラン節」演唱
②2回目:日本語の歌詞における特徴について〜「こきりこ節」「秋田おばこ節」演唱
③3回目:日本民謡の今後の発展性ついて〜「ソーラン節」〜「日向木挽唄」演唱
〜グループ分けによる「ソーラン節」演唱
注意事項
日本民謡の歌唱については、現在の日本社会では一般的でないという状況ではありますが、
自分たちの生まれた国・地域の「唄」をよく理解し、また歌うことは、今後多くの意味で重
要さを増し、世界に流布している様々なジャンルの音楽とも比肩しうる分野である認識もま
た強まっていくと考えられます。
本講義は、短時間ですが上記の事柄を実際歌うことによって体感することを目的とします
ので、下記事項に充分注意して受講して下さい。
① 当然ながら、歌唱に際しては充分な声量と明確な発音を心がけること。
② 歌唱時には、マスクの着用は避けること。
③ 講義開始時間から15分以上遅れた場合は、受講したと認めません。
④ 明らかに3回の講義を通じて歌唱に参加していないと判断した学生、寝ている学生
には注意を与え、その後改善されない場合は受講を認めません。
⑤ 3回目の後半に、各コース毎にグループ分けを行って歌唱しますが、人数にばらつき
が有る場合は複数のコース合同となりますので了解下さい。
⑥ 本講義の評価については、上記⑤の内容、出席状況を含む取り組み状況、レポー
トの内容等を総合的に判断します。
以上
洗足学園音楽大学
音楽教育
榎本秀水