2015年5月1日 発行 3歳~5歳児で身につけたい食事マナー 給食室 栄養士 尾川 4月の入園から一か月がたちます。 保育園では子どもたちのおかわりする姿もみられ、 園生活に慣れてきたようにみえます。 今月はこどもの日の行事食として、かしわもちを おやつで提供します。ご家庭でも端午の節句(こど もの日)のいわれ等を話題にしてはどうですか? 0歳・1歳・2歳児むけの食育 3歳~5歳は箸を正しく使うことが身に付 く年齢です。姿勢を正す、茶碗をしっかり持 つ、器に手を添えるなど大人のしぐさをまね て覚えていきます。できて当たり前と思わず、 子どもが「しよう」とする姿勢を励まし、一 瞬でもできたら「そうそう、今のよかった よ」と一緒に喜びましょう。子ども自身に、 できた実感をもたせることが大切です。苦手 な物も一口は試してみたり、美味しさを表現 しながら楽しく食べたりすることも、身につ けたいマナーの一つです。 手づかみ食べは大切な成長 生後6か月・7か月前後になると食べ物に手をのばし、つかんだ ものを口に運ぼうとし始めます。このころの手づかみの体験が 「自分で食べたい」意欲を育てます。持った物の感触からその重 さや柔らかさを図り、力の入れ具合を調整したり、手のひら、指 の腹、指先の使い分けを学習し、口への運び方を工夫したりとさ まざまな力を身につけることができます。 自分で思うように食べれることほどうれしいことはありません。 また、たっぷり手づかみした手はスプーンをうまく使えるように もなります。 しししし 絹さや・スナップエンドウ・グリンピース そらまめなどの豆類が美味しい時期を 迎えます。
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