2015年5月 広報 かみのしま 生き・活き 発行/尼崎市立地域総合センター上ノ島 (指定管理者:社会福祉法人いきいきのびのび) 〒661-0012 尼崎市南塚口町8丁目7番25号(本館) TEL 06-6429-7640(本館・FAX兼用) 4月から総合センターは指定管理者制度の導入により「社会福祉法人いきいきのびのび」が管理 運営を行うこととなりました。これまで上ノ島が進めてきた人権のまちづくりの取り組みを継続し て、さらに拡大して取り組むことができるよう職員一同務めてまいりたいと思います。 「よろしくお願いします!」 所 長 川面 茂樹 副所長 池田 一成(労務管理・センター事業等) 溝口 貞子(清掃[本館]) 前田 重男(予算・庶務等) 早川美喜子(清掃[分館]) 大杉 静(子ども事業・センター事業等) 江口 隆雄(館管理[本館]) 川元 未来(子ども事業・センター事業等) 鍵田 昭生(館管理[分館]) 北田 賢行(人権教育・子ども事業等) 川面 一隆(館管理[分館]) 奥崎 卓美(高齢者事業・子育て支援事業等) 辰己 正美(館管理[分館]) 川原 初子(高齢者事業・子育て支援事業等) 山本 隆宏(館管理[分館]) 安部 翔平(子ども事業等) 長年地域に親しまれた上ノ島保育所は民間移管により「わくわく保育園」に生まれ変わり ました。これからも「子ども一人ひとりを大切にし、地域に見守られ、地域とともに育つ 保育園」をめざしていきます! 園 長 堀井二実 主 任 雪廣和代 ひよこ(0 歳児)中田 高寺 長浜 新後 あひる(1 歳児)白石 村上 太田 ぺんぎん(2 歳児)大内 本村 岡田 中尾 り す ( 3 歳 児 )瀨 うさぎ(4 歳児)石橋 射場 きりん(5 歳児)堀 松田 事 務 池本 看護師 上間 清 掃 橋本 給食室(栄養士)岸本 給食室(調理師)井上 福西 給食室(調理師補助)上村 保育士(パート)大田 「よろしくお願いします!」 今年もごきぶりだんご作りに取り組みます。 どなたでも参加できます。お気軽に参加ください。 参 加 費 無料 材料費 1袋につき 200 円(200g) 申 込 み 上ノ島総合センター本館まで、電話または直接 ℡ 6429-7640 申込期間 5 月 7 日(木)~5月 12 日(火) お問合せ 上ノ島総合センター本館 本館(駐輪スペース) 午前9時~11 時 線 路 を つ く っ た よ ★ ↓ み ん な と 大 き い ↓陽のあたるランチルームでお昼ごはん中 4月1日、スタートしました。わくわく・ドキドキしている子 どもたち、新しい保育所で探検にくりだしています。 「どこで何を しようかな?」と考えているだけで楽しそう。これからもどんな 発見・成長をしていくのか、とても楽しみです。 木の香りに包まれた、わくわく保育園で毎日のびのびと過ごし ています。みなさんも是非、見にいらしてください。 と き 内 容 日(金) 午後2時~4時 5 月の事業説明と映画鑑賞 ☆新緑の季節!沿道の草花と青空が笑っているようです。 笑いあり、涙ありのお笑い映画で元気を呼びましょう! ≪次回は 6 月 1 日(月)≫ ☆5 月の事業計画もお知らせします。ぜひお越しください。 と き:14 日(木) 午前 9 時 20 分出発 と き:13 日(水) 午前 10 時~11 時 30 分 行き先:京都方面(電車で行きます) 後日案内します。 講 師: 光明 繁一 先生 費 用:1250 円 ※ 交通費+入館料+保険代 ◎話しながら新聞を見たり、書いたり、読んだ 申込み:8日(金)まで <定員:30 名> りします。みんなで楽しく学びましょう。 と き:20 日(水) 午前 10 時~12時 と き:11 日(月)・25 日(月) 講 師: 青地 能里子 先生 (こころの五線譜主宰) 申込み:18日(月)まで <定員:30 名> 午前 10 時~11 時 30 分 講 師: 宮崎 五郎 先生 <子育て支援事業> ※参加費:無料 自彊術(月) 11・18 日(自主:25 日) 書 道(月) 11・25 日 民 踊(火) 12・19 日 三味線・民謡(水) 13・20 日 健康歌声(木) 21・28 日 百歳体操(木) 7・21・28 日 ※すべて午前 11 時~12 時 【支部】≪支部大会≫ 29 日(金) 午後 6 時~ ※参加費:無料 【町会】≪運動会≫ 【町会】≪クリーン運動≫ 10 日(日) 午前 9 時 30 分~12 時 17 日(日) 午前9時~10時頃 自宅・地区内の全公園の清掃 第一公園にて ※雨天中止 ご連絡・お問い合わせ先:尼 崎 市 立 地 域 総 合 センター上 ノ島 分 館 6427‐2731 寺尾判決から40年 ―脅迫状を初めとして一切の物証に石川さんの指紋なし-- そもそも、寺尾判決には、基本的な問題点がいくつもあります。たとえば、「科学捜査の現段階 においては、もっとも有力な証拠の第1は、何といっても指紋であり、ついでに足紋、筆跡、血液 型、足跡、音声…が考えられるが、指紋以外は未だ決定打とはいえない」としたうえで、狭山事件 では、脅迫状、封筒、身分証明書、万年筆、腕時計、教科書、自転車等から指紋が検出されなかっ たことを認めながら、「しかし、指紋は常に検出がされないからといって被告人はと犯人でないと 一概にいえない」としています。 1983年に死刑囚として戦後はじめて再審無罪となった免田事件の第6次再審開始決定(熊本 地裁八代支部 1979年)は、タンスの引き出しを開けて物色し包丁を振るったという自白にも かかわらず、「犯人となるべき指紋」が現場や凶器からまったく検出されなかったことを「留意す べき点」の一つとしてあげて、自白はたやすく信用できないとしています。検察官はこれに対して 指紋は必ず検出されるとは限らないと反論したが、最高裁はこれをしりぞけ再審開始が確定しまし た。これが常識的な判断というべきでしょう。 狭山事件においても、脅迫状・封筒や自転車など犯人が手にしたとされる証拠から石川さんの指 紋はまったく出ていません。しかし、狭山事件においては、その後の再審請求においても、指紋の 不存在をふまえて自白が真実かどうか再検討しようという姿勢が見られません。 寺尾判決も、その後の再審請求を棄却した決定も結局は自白をよりどころにしていると言わざる をえません。 狭山事件発生から今年で52年 ―部落差別を利用したえん罪事件に終止符を!- 第3次再審では、東京高検の勧告により、取り調べ録音テープが開示され、弁護団作成の反訳と 2通の心理学鑑定が新証拠として提出されました。その録音テープから、石川さんを自白に追い込 む取り調べ、スラスラ自白したという取り調べ刑事らの法廷での偽証、石川さんが無実であるがゆ えに死体の状況やどうやって死体を運んだかなど犯行の態様が答えられないことが明らかとなっ ています。来る 5 月 23 日は、狭山事件発生から 52年。一刻も早く、部落差別を利用した狭山事 件の再審開始決定が望まれます。 「あくしゅだ」 作 あんどう えいさく 草原で男の子が木の根元に座っていると地面がぐらりと揺れ、盛り上がります。 木と共に歩き出した男の子…大地と空と海と人間と次々と握手し、繋がっていき ます。彫刻家である作者は東日本大震災でアトリエにあったすべての作品を失い ました。あの日から月日が流れ震災も原発事故も何事もなかったように日々が過 ぎています。それどころか、被災者への補償の切り捨て、原発の外国への売り込 み等々、でも私たちはあきらめてはならない!すべてを失い・壊れていくように 見える世界でも尚繋がっていたいそんな作者の思いが響いてきます。彫刻家である作者の絵の中 のメッセージに耳を傾けてみましょう。そして、この絵本を手に取って読んだり読み聞かせたり してください。 紹介者 川面 千鶴江
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