分泌制御分野 (Secre on Biology) * * * *

生体調節研究所
生体情報シグナル研究センター
分泌制御分野 ��(Secre&on Biology)�
分泌制御分野は: 内分泌細胞 や 神経細胞 の生理機能を分子レベルで解明することで、
老化や さまざまな疾患の病態の理解を目指しています。
進行中の研究
1. 膵β細胞の生存・増殖機構を明らかにする *分泌されたインスリンが膵β細胞の生存/増殖を誘導する
オートクライン作用に、分泌顆粒膜タンパク質フォグリン
が関わることを見出しました。
フォグリンの機能を明らかにするとともに、これを利用し
て糖尿病の早期診断を目指した研究も進めています。
50µM!
膵ランゲルハンス島に発現
しているフォグリン(赤)
2. 病態下にみられる細胞死のしくみを解明する *アポトーシスとは別の細胞死の研究が活発化する中、私た
Ferroptosis
ちは疾病に関係している細胞死に着目し、脳梗塞/心筋梗
塞における細胞死 や 鉄依存性の細胞死フェロトーシス を解析しています。
3. その他 *ペプチドホルモンの輸送、分泌、分解の機構解明
抗癌剤RSL3でフェロトーシス
を起こしたヒト繊維肉腫細胞
*光プローブを利用した「がん」「虚血」の早期診断イメー
ジング(理工学部との共同研究) キーワード 老化
学生募集中
分泌顆粒
酸化ストレス
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当研究室は、医学生だけでなく、教育学部、理工学部、
留学生、そして社会人と様々な学生が卒業しています。
現在は少人数なので、きめ細かい指導が可能です。
ROS(活性酸素)
低酸素
ネクローシス
ミトコンドリア
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動物細胞から遺伝子改変マウスまでが研究対象です。
リソソーム
実験手法は主に、生化学、分子生物学、細胞生物学です。
脂質膜
生命医科学研究の基礎をきっちりと修得しながら、同時
に世界を見据えた先端研究を行ってもらいます。
連絡先: 鳥居 征司 (Seiji Torii) 027-­‐220-­‐8859(Tel) storii@gunma-­‐u.ac.jp h?p://secret-­‐biol.imcr.gunma-­‐u.ac.jp/
オートファジー
インスリン
IR, IRS
PTP