13.東京都北区飛鳥晴山苑地域包括支援センター 1.目的 2.事業対象者 3.職員体制 4.事業計画 (1)概要 (2)事業内容 東京都北区飛鳥晴山苑高齢者あんしんセンター(地域包括支援センター) 平成 27 年度 事業計画 Ⅰ.目的 北区に居住するすべての高齢者の心身の健康維持、保健医療の向上及び福祉の 増進のために必要な支援を包括的に実施する。 Ⅱ.事業対象者 東京都北区地域包括支援センター事業実施要綱(以下、要綱とする)に基づき 次のとおりとする。 (1)区内に住所を有する者(要綱に定められた担当地域の者) (2)介護保険法被保険者 (3)要介護状態若しくは要支援状態にあること又はこれらの状態になるおそ れがある者 (4)その他区長が必要と定める者 Ⅲ.職員体制 (1)看護師 1 名(必置) (2)社会福祉士 1 名(必置) (3)主任介護支援専門員 0 名(必置) ※年度内に介護支援専門員(常勤)が資格取得予定 (4)見守りコーディネーター 1.5 名(必置) (5)介護支援専門員(常勤) (常勤)2 名、 (非常勤)1 名 (6)事務職(非常勤) 1名 Ⅳ.事業計画 1.概要 介護保険法、その他関係法令並びに地域支援事業実施要綱及び要綱に従い、 北区健康福祉部高齢福祉課(以下、区高齢福祉課とする)の担当職員と連携 し、次に掲げる事業を実施する。 2.事業内容 (1)包括的支援事業 ①介護予防ケアマネジメント事業 高齢者が住み慣れた地域で安心して生活を継続することができるように、 要介護状態になることをできる限り予防するため介護予防マネジメントを 行う。 ア 所定の手続きを経て選定された二次予防対象者に対してケアマネジメ ントを実施する。 イ 要支援1又は要支援2に認定された者の予防給付に関するケアマネジ メントを実施する。 ウ 介護予防マネジメントを円滑に遂行するために介護予防事業担当者連 絡会に参加する。 ②総合相談支援事業 地域の高齢者及びそのご家族等からの各種相談に対して、多面的支援を行う。 また、地域の高齢者の生活実態等を把握し、必要なサービスにつなげ、在宅 生活を支援する。 ア 高齢者やそのご家族等からの相談を受ける。 イ 担当地域の高齢者の実態を把握するため実態調査を行う。 ウ 介護予防に関する相談、受付及び調査を行う。 エ 高齢者福祉に関する地域の社会資源の情報提供を行う。 オ 在宅生活に関する相談を受ける。 カ 認知症高齢者に対して、総合的に支援を実施する。 キ 高齢者地域自立支援ネットワークの推進 北区高齢者自立支援ネットワーク推進事業実施要綱に基づき、高齢者が 地域で安心した生活を継続できるような支援を行う。 ク 高齢者見守りコーディネート事業 見守りコーディネーターを配置し、見守り活動を行う民生委員・児童委 員、協力員、認知症サポーター等のボランティア及び北区社会福祉協議 会、協力団体等と連携し、地域包括支援センターを中心とした地域の高 齢者の見守りのネットワークの強化を図る。 ケ 地域見守り・支えあい活動促進補助事業の補助団体に対する支援 地域見守り・支えあい活動促進補助事業の補助対象団体(以下、補助対 象団体とする。)である一人暮らし高齢者等の見守り活動を行っている 町会・自治会を支援し、補助事業の円滑な推進と補助対象団体の拡大を 図る。 ③権利擁護事業 高齢者の権利擁護の観点から支援が必要なケースについて各種制度を活用 した支援を行う。 また、虐待を防止するとともに、高齢者虐待等の事案を把握した場合には「高 齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」並びに北区 高齢者虐待防止対応マニュアルに基づき、区高齢福祉課担当職員と連携し速 やかな対応及び支援を行う。 ア 高齢者及びそのご家族等からの権利擁護に関する相談及び受付を行う。 イ 成年後見制度の利用方法の説明及び申し立ての手続きの支援を行う。 ウ 成年後見制度の利用困難者についての区長申立てに向けた支援を行う。 エ 虐待の早期発見、防止等の権利擁護に関する地域への啓発活動。 オ 高齢者虐待防止啓発講演会の運営に携わる。 カ 高齢者虐待対応スキルアップ研修への参加。 キ 困難事例等の事例検討及び社会福祉士の資質向上のために社会福祉士 連絡会に参加する。 ④包括的・継続的ケアマネジメント事業 地域の介護支援専門員の個別支援をするとともに、医療、保健、福祉、介護 等の関係機関と協力連携し地域のネットワークづくりを行う。 ア 北区地域包括ケア連絡会の運営に携わる。 イ 各地域包括支援センター圏域における関わりが深い機関とのネットワ ークづくりのため、医療機関、町会・自治会、民生委員・児童委員、介 護事業所等を対象とした地域包括ケア連絡会を開催する。 ウ 処遇困難事例に対する介護支援専門員への助言、サービス担当者会議の 開催支援、ケアプラン作成指導等、介護支援専門員に対する個別支援を 行う。 エ 地域の介護支援専門員への支援のため「地域包括ケアマネ支援講座」の 運営に関与し、「ケアマネ支援基礎講座」及び「事例検討会」等を開催 する。 オ 地域の介護支援専門員の相談しやすい環境づくりに努める。 カ 主任介護支援専門員の情報共有を目的とした主任ケアマネ連絡会に参 加する。 キ 北区ケアマネジメント向上事業の企画・運営に携わる。 ⑤地域包括支援センター連絡会 地域包括支援センター事業を円滑に遂行するために定期的に開催される地 域包括支援センター連絡会に参加する。 ⑥地域ケア会議 地域ケア会議は地域包括ケアシステム実現のために、 「個別課題解決」 「地域 のネットワーク構築」「地域課題発見・把握」「地域づくり・資源開発」「政 策形成」の 5 つの機能を持つ。 ア 地域ケア個別会議は各地域包括支援センターで年 2 回、 「個別課題解決」 「地域のネットワーク構築」「地域課題発見・把握」の機能を担い実施 する。 イ 地域ケア推進会議(日常生活圏域)は日常生活圏域の地域包括支援セン ターにおいて年 1 回「地域づくり」 「政策形成」の機能を担い実施する。 (2)区長が特に定める事業 ①一般高齢者施策申請受付事業 ア 要介護高齢者等のおむつ支給申請の受付を行う。 イ 要介護高齢者等訪問理美容サービス申請の受付を行う。 ウ 要介護高齢者等寝具乾燥サービス申請の受付を行う。 エ 一人暮らし高齢者寝具乾燥サービス申請の受付を行う。 オ 高齢者緊急通報システム及び高齢者火災安全システム申請の受付を行 う。 カ 徘徊高齢者家族支援サービス申請の受付を行う。 キ 特別養護老人ホーム入所申請の受付を行う。 ②緊急ショートステイ支援事業 高齢者が「北区緊急ショートステイ支援事業事務処理要綱」に基づき、短期 入所生活介護を利用する際に、必要な調査を行う。 ③介護保険認定申請の受付 介護保険認定申請の受付を行う。また、受理した書類を速やかに北区健康福 祉部介護保険課へ提出する。 ④家族介護者リフレッシュ事業 家族介護者リフレッシュ事業の対象者を把握し、事業運営に携わる。 ⑤ふれあい交流サロン事業 地域の高齢者やそのご家族が気軽に立ち寄り、安心して交流できる集いの場 「ふれあい交流サロン」を開設し、運営に携わる。 ⑥介護と医療の連携による地域包括ケア推進事業 高齢者の在宅療養生活を医療と介護の両面から支援するため、サポート医関 連事業及び在宅介護医療連携推進会議に参加協力し、介護と医療の連携のあ り方の検討、関係機関相互の情報の共有及び困難ケースの事例検討を行う。 ⑦高齢者救急医療情報キット配付等事業 区高齢福祉課の定めた対象者で配布を希望する者に救急医療情報キットを 配布する。あわせて熱中症予防のため、クールスカーフ等を配布する。 ⑧介護マークの普及啓発事業 ⑨きたく介護あんしんフェアへの協力 (3)平成 27 年度 各事業及び会議・研修等の年間予定 ①会議・連絡会 ・地域包括支援センター連絡会(12 回) ・滝野川圏域地域包括支援センター連絡会 ・看護職連絡会(3 回) ・社会福祉士連絡会(3 回) ・主任ケアマネ連絡会(3 回) ・事務担当者連絡会(3 回) ・見守りコーディネーター連絡会(6 回) ・介護予防事業担当者連絡会 ②包括的支援事業 ・家族介護者教室 ・認知症サポーター養成講座(2 回) ・認知症サポーター交流会 ・おたがいさまネットワーク研修会(1 回) ・おたがいさまネットワーク区民フォーラム(1 回) ・地域包括ケア連絡会(1 回) ・地域包括ケア連絡会(全体会)(1 回) ・高齢者虐待防止啓発講演会(1 回) ・ケアマネ支援講座 ・地域ケア会議(2 回) ・サポート医連絡会(全体) ・サポート医 事例検討会 ・サポート医 情報交換会 ・在宅介護医療連携推進会議 ・ふれあい交流サロン(月 2 回) ・介護予防で元気はつらつサロン(2 回) ・北区介護あんしんフェア(1 回) ・支えあいフェスタ(1 回) ③研修 ・高齢者虐待対応スキルアップ研修 ・生活支援コーディネーター養成研修 ③その他 ・グループホーム ・グループホーム たのしい家 西ヶ原 ほくとひまわりの家 地域運営推進会議(6 回) 地域運営推進会議(6 回)
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