製品紹介: MX370075A DFS(ETSI) 波形パターン

Product Introduction
MX370075A
DFS(ETSI) 波形パターン
MG3710A
ベクトル信号発生器
MG3710A ベクトル信号発生器
MX370075A
DFS(ETSI) 波形パターン
製品紹介
MG3710A
ベクトル信号発生器
Version 1.00
アンリツ株式会社
Slide 1
MX370075A-J-L-1
MX370075A DFS(ETSI) 波形パターン
MG3710A ベクトル信号発生器に、MX370075A DFS(ETSI)波形パターンをインストールすること
により、ETSI EN 301 893 のDFS試験に準拠した信号を出力できます。
パルス・チャープといった信号を複雑な組み合わせで出力する必要があるDFS試験信号に対し、
MX370075Aでは用意されているファイルを選択するだけでそれらの信号を簡単に出力できます。
DFS(ETSI) 波形パターン
インストール
本体にライセンス必要
★MX370075Aで、ETSI EN 301 893のDFS試験信号をカバー
★1台でパルス・チャープ信号をサポート
★パソコン不要。 用意されている波形パターンを選択するだけで、
各種信号を誰でも簡単に出力可能
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MX370075A-J-L-1
DFS(ETSI) 波形パターン一覧
ETSI試験用 DFS波形パターン 一覧
仕様書項番
Reference
Signal
パッケージ
コンビネーション
ファイル
備考
ReferenceDFSSi
ReferenceDFSsignal
gnal
TestSignal1_Single
1
TestSignal1_Multi
Radar
Test
Signal
TestSignal2_Single
2
TestSignal2_Multi
ファイルサイズ
[MB]
固定パルスレーダ信号。1種。
TestSignal-1_S_00 ~
TestSignal-1_S_19
シングルバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。
TestSignal-1B_S_00 ~
TestSignal-1B_S_19
シングルバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。5600MHz ~ 5650MHzで使用。
TestSignal-1_M_00 ~
TestSignal-1_M_19
マルチバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。
TestSignal-1B_M_00 ~
TestSignal-1B_M_19
マルチバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。5600MHz ~ 5650MHzで使用。
TestSignal-2_S_00 ~
TestSignal-2_S_19
シングルバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。
TestSignal-2B_S_00 ~
TestSignal-2B_S_19
シングルバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。5600MHz ~ 5650MHzで使用。
TestSignal-2_M_00 ~
TestSignal-2_M_19
マルチバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。
TestSignal-2B_M_00 ~
TestSignal-2B_M_19
マルチバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。5600MHz ~ 5650MHzで使用。
Slide 3
MX370075A-J-L-1
約 600
(MX370075A
すべて含む)
DFS(ETSI) 波形パターン一覧
ETSI試験用 DFS波形パターン 一覧
仕様書項番
パッケージ
コンビネーション
ファイル
備考
TestSignal3_Single
TestSignal-3_S_00 ~
TestSignal-3_S_19
シングルバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。
TestSignal3_Multi
TestSignal-3_M_00 ~
TestSignal-3_M_19
マルチバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。
TestSignal4_Single
TestSignal-4_S_00 ~
TestSignal-4_S_19
シングルバースト用可変チャープレーダ信号。
20種。
TestSignal4_Multi
TestSignal-4_M_00 ~
TestSignal-4_M_19
マルチバースト用可変チャープレーダ信号。
20種。
約 600
TestSignal-5_S_00 ~
TestSignal-5_S_19
シングルバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。
(MX370075A
すべて含む)
TestSignal-5B_S_00 ~
TestSignal-5B_S_19
シングルバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。5600MHz ~ 5650MHzで使用。
TestSignal-5_M_00 ~
TestSignal-5_M_19
マルチバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。
TestSignal-5B_M_00 ~
TestSignal-5B_M_19
マルチバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。5600MHz ~ 5650MHzで使用。
3
4
Radar
Test
Signal
ファイルサイズ
[MB]
TestSignal5_Single
5
TestSignal5_Multi
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MX370075A-J-L-1
DFS(ETSI) 波形パターン一覧
ETSI試験用 DFS波形パターン 一覧
仕様書項番
Radar
Test
Signal
パッケージ
TestSignal6_Single
6
TestSignal6_Multi
コンビネーション
ファイル
備考
TestSignal-6_S_00 ~
TestSignal-6_S_19
シングルバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。
TestSignal-6B_S_00 ~
TestSignal-6B_S_19
シングルバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。5600MHz ~ 5650MHzで使用。
TestSignal-6_M_00 ~
TestSignal-6_M_19
TestSignal-6B_M_00 ~
TestSignal-6B_M_19
マルチバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。
マルチバースト用可変パルスレーダ信号。
20種。5600MHz ~ 5650MHzで使用。
ファイルサイズ
[MB]
約 600
(MX370075A
すべて含む)
パッケージ名がTestSignal-x_Singleの波形パターンはシングルバースト用です。(xは1 ~ 6の整数)
パッケージ名がTestSignal-x_Multiの波形パターンはマルチバースト用です。(xは1 ~ 6の整数)
“TestSignal-1B_S_00”のように、TestSignal-x (xは1 ~ 6の整数) の後に “B” が付いているパターンは5600 ~ 5650 MHz帯で使用
するパターンです。
★コンビネーションフィルを選択するだけで誰でも簡単に出力可能
★可変信号は、それぞれ20種類を用意。 順番に選択するだけでランダム
な条件による試験が可能
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MX370075A-J-L-1
コンビネーションファイルとは?
シーケンス機能:
複数の波形パターンを連続的に切り替え
て出力する機能です。MG3710Aの標準
機能としてサポートされています。
パルス・チャープおよび無信号区間など
の複数の波形パターンを組み合わせる
ことで、規格に準拠した試験信号を構成
しています。
右図 “Sequence Restart” を押すと規格
に沿ったDFS試験信号の出力を開始し
ます。
シーケンス機能:
[Mode] > (2ページ) [F7: Sequence Mode]
コンビネーションファイル:
ユーザは、上記のシーケンス情報を持つ
“コンビネーションファイル” を選択するだ
けで、DFS試験に利用されるパルス・チ
ャープ信号を簡単に出力できます。
シーケンス機能 画面例
複数の波形パターンを連続的に切り替えて出力
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MX370075A-J-L-1
MG3710Aを用いた試験構成
[測定系統図]
被試験機
擬似負荷
(減衰器)
擬似負荷
(減衰器)
MS269xA
シグナルアナライザ
MG3710A
ベクトル信号発生器
1台で !
パルス
信号発生器
標準信号
発生器
★1台でパルス・チャープ信号をサポート
★パソコンも不要。
Slide 7
MX370075A-J-L-1
外部試験
装置
ETSI 試験パターン仕様 (1/6)
Reference DFS test signal
Test signal
Reference DFS test signal
パルス幅
W (s)
1
パルス繰り返し周波数 1バーストあたりの
PRF (PPS)
パルス数 (PPB)
700
18
18パルス
1/PRF
W
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MX370075A-J-L-1
ETSI 試験パターン仕様 (2/6)
Radar test signals
パルス幅
W [s] *3
Radar test
signal
1
2
3
4*1
5
6
Min
0.8
0.8
0.8
20
0.8
0.8
Max
5
15
15
30
2
2
パルス繰り返し周波数*4
PRF*5 (PPS)*6
Min
200
200
2,300
2,000
300
400
Max
1,000
1,600
4,000
4,000
400
1,200
PRFの
種類
1バーストあたりの
バルス数 (PPB)*7
1
1
1
1
2または3
2または3
10*2
15*2
25
20
10*2
15*2
*1: Radar test signal 4の波形は2.5 MHzの範囲でチャープ変調がかかります。
*2: CACおよびOff-Channel CACテストにおいて5600 ~ 5650 MHzでテストを行う場合は18となります。
*3: Max, Minの範囲から0.1 sステップでランダムに選んだ値を使用します。
*4: Max, Minの範囲から1 PPSステップでランダムに選んだ値を使用します。
*5: PRF: Pulse Repetition Frequency
*6: PPS: Pulse Per Second
*7: PPB: Pulse Per Burst
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MX370075A-J-L-1
ETSI 試験パターン仕様 (3/6)
Radar test signal 1 ~ 4 のタイミングチャート
Single burst / Constant PRF
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MX370075A-J-L-1
ETSI 試験パターン仕様 (4/6)
Radar test signal 1 ~ 4 のタイミングチャート
Multiple burst / Constant PRF
Slide 11
MX370075A-J-L-1
ETSI 試験パターン仕様 (5/6)
Radar test signal 5, 6 のタイミングチャート
Single burst / Staggered PRF
Slide 12
MX370075A-J-L-1
ETSI 試験パターン仕様 (6/6)
Radar test signal 5, 6 のタイミングチャート
Multiple burst / Staggered PRF
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MX370075A-J-L-1
【補足】 DFS: Dynamic Frequency Selection とは?
ETSI EN 301 893では、5GHz帯のWLANに関して、
5.25GHz ~ 5.35GHz および 5.47GHz ~ 5.725GHz
のチャネルの利用において、同じ周波数帯域に気象レーダ注) や船舶用レーダなどがあるため、
それらのパルス信号を検出する技術「動的周波数選択(DFS: dynamic frequency selection)」の
採用が義務付けられています。
5.15GHz ~ 5.25GHzではDFS試験は必要ありません。
注) 気象レーダとは1秒間に数回のパルスを発射し、そのパルスのエコーによって干渉物(雨雲など)を把握
するシステムです。 無線LANによりノイズが発生し干渉物として誤認される可能性があります。そのため、
DFSによって気象レーダの無いことを確認してから運用を開始することが必要になります。
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MX370075A-J-L-1
お見積り、ご注文、修理などは、下記までお問い合わせください。記載事項は、おことわりなしに変更することがあります。
アンリツ株式会社 http://www.anritsu.com
本社 〒243-8555 神奈川県厚木市恩名 5-1-1
TEL 046-223-1111
厚木 〒243-0016 神奈川県厚木市田村町8-5
TEL 046-296-1202 FAX 046-296-1239
計測器営業本部
TEL 046-296-1208 FAX 046-296-1248
計測器営業本部 営業推進部
〒243-8555 神奈川県厚木市恩名 5-1-1
TEL 046-296-1205 FAX 046-225-8357
ネットワークス営業本部
新宿 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-14-1 新宿グリーンタワービル
TEL 03-5320-3560 FAX 03-5320-3561
計測器営業本部
TEL 03-5320-3552 FAX 03-5320-3570
ネットワークス営業本部
TEL 03-5320-3559 FAX 03-5320-3562
東京支店
(官公庁担当)
札幌 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西5-8 昭和ビル
TEL 011-231-6228 FAX 011-231-6270
ネットワークス営業本部北海道支店
仙台 〒980-6015 宮城県仙台市青葉区中央 4-6-1 住友生命仙台中央ビル
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ネットワークス営業本部関西支店
広島 〒732-0052 広島県広島市東区光町1-10-19 日本生命光町ビル
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ネットワークス営業本部中国支店
福岡 〒812-0004 福岡県福岡市博多区榎田1-8-28 ツインスクェア
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計測器営業本部
TEL 092-471-7655 FAX 092-471-7699
ネットワークス営業本部九州支店
再生紙を使用しています。
計測器の使用方法、その他については、
下記までお問い合わせください。
計測サポートセンター
TEL: 0120-827-221、FAX: 0120-542-425
受付時間/9:00〜12:00、13:00〜17:00、月〜金曜日(当社休業日を除く)
E-mail: [email protected]
● ご使用の前に取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
1106
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出許可または役務取引許可が必要となる場合があります。また、米国の輸出管理規則により、
日本からの再輸出には米国商務省の許可が必要となる場合がありますので、必ず弊社の営業
担当までご連絡ください。
No. MX370075A-J-L-1-(1.00)
2012-3
MG