「振り込め詐欺にネットプリペイトカードを悪用」 ブランドプリカを悪用した

「振り込め詐欺にネットプリペイトカードを悪用」
昨年、振り込め詐欺の中でも「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」の被害が急増しました。
その手口のなかで特異な事案が発生していますので注意が必要です。
事案の概要は、某県男性の携帯電話に「アダルト動画の視聴料金が支払われていない。」
とのメールが届き、表示していた電話番号に電話すると男性の声で「コンビニの情報端
末機で手続きを」と言われ、電話で誘導されながらコンビニの情報端末の操作案内をさ
れレジで29万2千円を支払い、その後、再支払いに気づいた店員が警察に通報して発
覚した事案です。男性が支払った金額は、近年利用されている「国際ブランド付きプリ
ペイトカード」通称ブランドプリカの代金であった訳です。このブランドプリカは、知
らない人も多いことを悪用したもので、今後、発生が予想されますので注意が必要です。
注意して下さい!!ネット決済プリカの基本
◇
ネットで買い物をする前にコンビニなどでプリカを購入し、カードバーコード横
の黒く覆われたマスク部分をこすると表示される番号を通販サイトで入力すればカ
ード額面(購入金額)まで使うことができるものです。
◇
カード購入→PC、スマホでカード会社に登録→カードが利用できる通販サイト
で支払いに利用できる
プリカのため、一部業者では会員登録に住所不要、本人確認不要のため匿名性が
高い
ブランドプリカを悪用した被害事例
携帯で被害者を誘導して手続き案内
犯
人
→→
被
害
者
犯
人
PC又はスマホで会員
支払い用番号をコンビ
16桁の番号が発行さ
登録→29万円分をコ
ニの情報端末に入力
れ29万円分の利用が
ンビニで払い込ませる
端末から出てくる券を
可能
番号を犯人がネットで
コンビニレジに提出し
入手
手数料を含む29万2
千円を支払う
※
コンビニ情報端末(ロッピー、ファミポート、カルワザステーション等)を悪用
コンビニでチケット予約や航空券の購入等ができる情報端末を使い、現金を騙し取
られる詐欺被害が発生しています。