平成27年度秋田県幼小連携理解推進事業実施要項 (事業の旧名称;秋田県幼保小連携理解推進事業) 1 目的 接続期の子どもの発達や学びの連続性を保障するため、幼稚園・保育所・認定こど も園と小学校の教職員等が研修を通じ、互いの教育・保育の内容や方法の違い、つな がりについて相互理解を深め、円滑な接続に向けた望ましい連携の在り方を探る。 【名称変更について】 平成27年度から本格施行される「子ども・子育て支援新制度」により、幼保 連携型認定こども園が「学校かつ児童福祉施設としての法的位置付けを持つ単一の 施設」として創設されます。このことを受け、事業名を「幼児期の教育・保育」と 「小学校教育」との円滑な接続を目的とした「秋田県幼小連携理解推進事業」に変 更します。 2 対象 (1) (2) (3) 小学校は主として1年生担任とする。 幼稚園・保育所・認定こども園は主として5歳児担任とする。 (1)(2)に 加 え 、 全 て の 学 級 担 任 及 び 教 務 主 任 ・研 究 主 任 ・ T T 加 配 等 の 教 職 員 も 含 む。 (4) 1 0 年 経 験 者 研 修 の 選 択 研 修 と し て 本 事 業 を 活 用 す る 場 合 は 、 (1)~ (3)の 限 り で は ない。 ( 中 学 校 教 員 は 要 項 内 「 小 学 校 」 の 表 記 を 「 中 学 校 」 に 読 み 替 え て 対 応 願 い ま す 。) 3 申込み (1) 申 込 み に 当 た っ て ① 事 業 へ の 参 加 を 希 望 す る 際 は 、 幼 稚 園 ・保 育 所 ・ 認 定 こ ど も 園 と 小 学 校 が 互 い に 目 的等を確認の上、幼稚園・保育所・認定こども園が代表して参加申込書(様式1) を作成・提出し、写しを小学校へ届ける。 ② 1 0 年 経 験 者 研 修 の 選 択 研 修 と し て 本 事 業 を 活 用 す る 場 合 に は 、次 の 点 に 留 意 す る 。 ・参加申込みは、別添のとおり幼稚園・保育所・認定こども園が参加申込書を提出 すること ・計画書・報告書とも10年経験者研修用の様式を使用すること ・計画書・報告書の作成・提出は、10年経験者研修の当該者とすること ・計画書・報告書の提出先は、10年経験者研修における提出先(各市町村教育委 員会)のみでよいこと (2) 申 込 み 締 切 及 び 申 込 み 先 平成27年4月28日(火)正午 <申込み先> 目的等の確認 小 学 校 私立幼稚園 地 公立幼稚園 保 育 所 認定こども園 北 北教育事務所長 中央 幼保推進課長 南 南教育事務所長 各 区 市町村所管課 4 実施方法 (1) 実 施 期 間 ・6月から2月末日までの期間に実施する。 ・期日は互いに相談・調整して決定する。長期休業期間等を利用するなど、互いに負 担のないように工夫する。 (2) 勤 務 条 件 各研修先の就業に関する規定(勤務時間、休憩時間等)に従い研修を行う。 (3) 服 務 小学校教員は出張、幼稚園教員・保育士・保育教諭は各幼稚園・保育所・認定こど も園の就業規則等による。 (4) 研 修 費 用 研修に伴う諸費用(コピー代等)については、研修先が負担する。 ( 5) そ の 他 ・研修を全園・全校体制で進めるため、研修者の他に、研修を円滑に進めるための研 修 担 当 者 を 置 く こ と が 望 ま し い 。( 例 : 教 頭 、 教 務 主 任 、 主 任 等 ) ・研修の内容や成果については、全園・全校において共通理解を図り、幼小連携の一 層の充実につなげるようにする。 ・オリエンテーションへの参加は必須ではないが、初めて本事業に参加する場合は、 できるだけ参加することが望ましい。なお、オリエンテーションの開催要項は本事 業への申込みを受理した後、対象の施設へ送付する。 5 研修内容 (1) 小 学 校 教 員 幼稚園・保育所・認定こども園における遊びを通しての総合的な指導、幼児理解、 意図的・計画的な環境の構成と再構成、保育者の役割、協同する経験、発達の過程 に応じた指導計画、子育て支援の在り方、行事等 (2) 幼 稚 園 教 員 ・ 保 育 士 ・ 保 育 教 諭 小学校における学習や生活の指導、児童理解、学級経営、ティーム・ティーチン グによる指導、特別な教育的支援を必要とする子どもの支援、低学年の体験活動、 縦割り活動、児童会活動、行事等 (3) 概 要 オリエンテーション(対象:研修者や研修担当者等、各施設1~2名) 北地区 5月13日(水)・中央地区 5月19日(火)・南地区 5月22日(金) 【説明】◇事業内容について ◇小学校教育について ◇就学前教育・保育について 【打合せ】◇研修1の期日確定と研修2へ向けた日程調整(年間行事予定等を持参) ※注1 研修1(研修先の理解と研修2に向けた打合せ、原則6月に実施) 1日程度 ◇園長、校長による経営説明 ◇小学校、幼稚園・保育所・認定こども園各施設の参 観 ◇担当教職員・職員打合せ(保育・教育活動、行事・体験活動等) 研修2(日常の保育・教育活動の実践、6~2月末までに実施) 3日程度 ◇保育・授業への体験的参加(遊び、教科等) ◇保育・授業研究会(保育・授業参観、保育・授業提示後の合同協議会) ◇幼児・児童の交流活動(ねらいの設定、評価等) ※注1 ※注2 放課後等を利用した半日程度の実施も可 10年研の選択研修においては、その規定に準ずる ※注2 6 オリエンテーションについて 詳細は、後日、関係市町村教育委員会及び参加者に通知する。 地区 開 催 日 時 会 場 北 5月13日(水) 住 所 北秋田地域振興局 北 秋 田 市 鷹 巣 字 東 中 岱 76-1 秋田地方総合庁舎 秋 田 市 山 王 4 丁 目 1-2 秋田県立近代美術館 横 手 市 赤 坂 字 富 ヶ 沢 62-46 15:00~16:30 中央 5月19日(火) 15:00~16:30 南 5月22日(金) 15:00~16:30 7 計画書・報告書の作成・提出 (1) 計 画 書 ・ 報 告 書 の 作 成 及 び 提 出 は 、 原 則 と し て 幼 稚 園 ・ 保 育 所 ・ 認 定 こ ど も 園 が 作成し、提出する。 (2) 計 画 書 ( 様 式 2 ) は 、 研 修 1 終 了 後 、 小 学 校 と 協 議 し た 上 で 2 部 作 成 し 、 各 所 長 の確認を得た後、6月末日までに1部を郵送にて教育事務所長(中央地区は幼保推 進課長)あて提出し、1部を小学校へ届ける。 (3) 報 告 書 ( 様 式 3 ) は 、 研 修 2 終 了 時 に 小 学 校 と 協 議 す る 機 会 を 設 け 、 互 い の 成 果 と課題について共有したものをまとめて2部作成し、各所属長の確認を得た後、2 月 末 日 ま で に 1 部 を 郵 送 に て 教 育 事 務 所 長( 中 央 地 区 は 幼 保 推 進 課 長 )あ て 提 出 し 、 1部を小学校へ届ける。なお、研修2に係る資料(指導案等)がある場合は添付す る。 (4) 1 0 年 経 験 者 研 修 の 選 択 研 修 と し て 本 事 業 を 活 用 す る 場 合 は 、 計 画 書 ・ 報 告 書 も 10年経験者研修用の様式を使用し、提出においても10年経験者研修における提 出先のみでよいものとする。
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