子どもの虐待には、断固として『No!』 ∼プランのチャイルド・プロテクション∼ 全ての子どもは、性別や民族、宗教、年齢、障がいの有無、社会的背景などに関係なく、虐待や搾取か ら守られる権利を平等にもっています。途上国において子どもとともに地域開発を進めるプランは、常に 子どもたちに配慮し、いかなる虐待や搾取も見過ごすことはできません。ご支援くださる皆様もぜひご理 解ください。 ◆◆ チャイルド・プロテクション・ポリシー ◆◆ 「チャイルド・プロテクション・ポリシー」は、あらゆる虐待や搾取から子どもたちを守るために、国連子ども の権利条約に基づいてプランが定めた方針です。 プランのチャイルド・プロテクション・ポリシー プランは、子どもへの虐待・搾取を許しません。 あらゆる個人、組織が、子どもを虐待・搾取する目的で我々の活動に関わることを、プラ ンは断固阻止します。また、プランの関係者による子どもへの虐待・搾取が行われた場 合には、厳しくこれに対処します。 このチャイルド・プロテクション・ポリシーは、プランの職員や役員はもちろん、寄附者、各種業者、メディ ア、パートナー団体の職員や、活動国で協力関係にある政府職員や地方自治体職員、そしてプラン活 動地域の住民にも守っていただくものです。 ◆◆ スポンサーの皆様へのお願い ◆◆ 上記のポリシーに基づき、チャイルドと手紙をやり取りする時やチャイルドの住む地域を訪問される際の 留意点をまとめました。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 ❑ 手紙の交流における留意点 ・ チャイルドへのお手紙やギフトは全てプラン・ジャパンまでお送りください。 ・ お送りするチャイルドや家族の写真は私的な利用にとどめてください。ご自身のホームページに掲載し たり印刷物として利用したりする場合には、事前にプラン・ジャパンまでお知らせください。またその場合 には、チャイルド個人が特定できるような記述はお避けください。(フルネームではなく名前だけを載せ る、仮名を使う、場所の表記は国名にとどめる、など) ・ チャイルド宛てのお手紙に、チャイルド・プロテクションに抵触する記述や宗教的・政治的に不適切な記 述がないことを確認するために、プラン・ジャパンはすべての手紙に目を通しています。 ・ チャイルドが登録終了になった後は、原則としてお手紙のやり取りができなくなります。 1 ❑ コミュニティ訪問における留意点 ・ チャイルドのコミュニティを訪問する場合には、必ず事前にプラン・ジャパンまでご連絡ください。 ・ 訪問されるすべての方に、同意・誓約書をご提出いただきます。 ・ チャイルドのコミュニティを訪問する際には、必ずプラン現地職員が同行します。コミュニティにおいて、 子どもへの虐待や搾取が疑われるケースを見たり聞いたりした場合には、同行する職員にお知らせくだ さい。 ・ チャイルドには必ずコミュニティの中でお会いいただきます。チャイルドであるなしを問わず、子どもをコ ミュニティの外へ連れ出すことも呼び出すこともできません。 ・ 個人的な連絡先(住所、電話番号、E メールアドレス)をチャイルドや家族、地域の人々と交換しないよう にご留意ください。 ・ ご訪問後のアンケートにご協力ください。 ・ 原則として、チャイルドへの訪問は年 1 回といたします。 ・ 事前のご連絡なくチャイルドやコミュニティを訪問するなど、上記に反する行為が発覚した場合は、ご訪 問を即刻中止し、厳重な対応を取ることをご理解ください。 ◆◆ 子どもへの虐待や搾取が疑われる場合のプランの対応 ◆◆ ・ 子どもへの虐待や搾取が疑われる場合はすべて、定められた順序にそってプラン職員は迅速に上 長に報告し、適切な対応を取ります。 ・ 子どもへの虐待や搾取に関して知り得た情報は、その秘密を保持します。情報の伝達や共有は、報 告しなければならない上長との間に限定して行います。 ・ 疑われるケースを調査した結果、“虐待に該当しない”と判断された場合でも、報告した人はいかな る処分も受けません。ただし意図的に悪意ある報告をしたと分かった場合には、厳重な対応をとりま す。 ・ 子どもへの虐待や搾取が疑われた人は、その時からプランとの関わりを一時保留します。その後、 虐待の事実が明らかになった場合は、雇用や契約などすべての関係を速やかに停止して、しかるべ き法的措置をとります。 子どもたちを守るために、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 お問合せ: 財団法人 日本フォスター・プラン協会(プラン・ジャパン) 支援者サポート部 地域チーム Tel: 03-5481-6100 Fax: 03-5481-6200 [email protected] 2
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