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店 頭 プ ロ モ ー シ ョ ン C A S E
M E T H O D
日清シスコ
参加を決めた時から
グランプリをめざす
激安スーパーとしてテレビの情報番組
などでも紹介されることが多いマルサン
吉川店は、2014年10月にオープンした株
式会社マルサンとして3店目の店舗。店
舗が立地する埼玉県南東部はもちろん、
東京など近隣の都県からも顧客を集める
人が入れるほどの
高さと大きさを実現
子どもから大人まで
第3回 日清シスコのシリアルフェアー
ディスプレイコンテスト
ボリュームコース グランプリ
とした商品の山積みによって、浜辺の「海
マルサン吉川店
陳列は夕方から4~5時間かけて沼田さ
(埼玉県吉川市)
受賞した陳列は、
「シスコーンBIG」
を中心
の家」
を売場に再現したもの。夏らしい季節
感の演出を意識して沼田さんが考案した。
ん、関谷チーフ、同じくチーフの小島圭一さ
有名店だ。
んを含む数人で実施。
「とくに図面
同店では、段ボールやパレット
などは描きませんが、頭の中で数
積みで展開する大量陳列コーナー
量やディスプレイのバランスなどを
が外売場から続くディスカウント
考えてあったので、それに沿って売
ストア的な売場のほか、店舗奥に
場で積んでいきました」
(沼田さん)
。
は日配品や生鮮、総菜を含む幅広
小島さんによると、
「陳列作業中
い品揃えを行うスーパーマーケッ
にもお客様から『うわっ』
『何これ?』
ト的売場を展開する。
といった声があがるなど、反応は
同社取締役統括マネージャー
上々でした。売れ行きもよく、約2
の沼田佳二郎さんは、
「普通では
週間で売り切ることができました」
考えられない価格の安い商品を提
というほどの、大成功の演出だった。
供し、驚きを感じていただくこと
売場に登場したのは、中に人が
を差別化のポイントにしていま
入れるほどの大きさを持った「シス
す。季節催事やPOPによる情報
コーン」の「海の家」
。サイドには
訴求はあまり行わず、特売を含
グラノーラなどを大量に配置した。
め、常に商品と価格を前面に打ち
出すのが基本方針。食べ盛りの
お子さんを持つ若い世代のご家
天井の高さを生かした急傾斜の
「シスコーンBIG」で造形された、ワイドで高さのあるディスプレイ。来店客
に驚きと感動を与えるダイナミックな演出に成功している
屋根部分は、重さを軽減するため
商品パッケージ
(外箱のみ)を利
族が、安心してたくさん購入できる存在を
用したほか、壁面の細かいつくり込みも
めざしたい」という。
パッケージを切リ貼りして仕上げている。
そのため日常から迫力のある陳列を行っ
関谷チーフは「マネージャーの沼田は、
ているが、メーカー主催のディスプレイコ
常に新しい発想の陳列を考えています。ス
ンテストについても、提案があれば積極的
タッフが指示を受けて作業しますが、でき
に参加する。
マルサン吉川店
あがった陳列には満足しています。スタッ
今回の日清シスコのコンテストについて
フみんながグランプリを取ろうという目的
も、
「日頃からシリアル部門では日清シス
で一丸となりましたので、その結果が評価
コさんの商品がよく売れる店なので、吉川
されて大変うれしいです」
という。
店としては初めての参加でしたが、思い
沼田さんも「チャレンジ精神でコンテス
切った数量を展開することにしました。お
トに取り組んだ陳列が、結果的にお客さ
子さま向けの需要が高まる夏休み前の時
期でしたので、タイミング的にもよかった
ですね」
(沼田さん)
。
同店チーフの関谷賢一さんは「当初から
参加するからには中途半端に取り組むの
ではなく、グランプリをねらう意気込みで
した」と語る。
まにもインパクトを感じていただける。わ
左から、日清シスコ株式会社営業本部東京支店営業
一課主任 西村健太さん、株式会社マルサン取締役
統括マネージャー 沼田佳二郎さん、マルサン吉川店
チーフ 関谷賢一さん、同店チーフ 小島圭一さん
れわれも陳列や商品を考えるいい機会に
なります。今後も機会があれば、積極的
にチャレンジしていきたい」と語る。
季節感あふれる「海の家」を再現した
ダイナミックな演出で顧客の足を止める