資料7−1

10月度JJC理事会資料
2015 年 10 月 29 日
労働問題委員会 畑山
10 月度 JJC理事会ご報告(労働問題委員会)
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主な活動
1. 社会保障チーム活動報告
■A 班:健康保障チーム
特に報告事項無し。今後の状況を注視し、何か動きがあればアップデートする。
■B班:労働保障チーム
労働保障制度(BPJS Ketenagakerjaan)について、10 月 8 日に労働省との対話を実施。先般提出済みの労働保障関連の質問状に
対する回答を得た。
主な内容として、労災保障と死亡保障プログラム実施に関する 2015 年政令第 44 号、年金保障プログラム実施に関する 2015 年政
令第 45 号、老齢保障プログラム実施に関する政令第 46 号が発布された件、老齢保障につき、最低加入年数の 10 年に満たなくて
も一定条件を満たせば受給可能になった件、年金保障について外国人については 6 か月以上働いている者でも加入義務は無い
など。(詳細は添付議事録参照)
上記回答は得たものの、まだ明確にしたい項目は残るため、労働省に対しソーシャリゼーションの開催を依頼するレターを発行。
これに向け、会員企業からの質問を募る。
2. ビザ・ワークパーミットチーム活動報告
■労働大臣規定 2015 年 16 号について
10 月 16 日にハニフ労働大臣を表敬訪問。竹部理事長より労働大臣規定 2015 年 16 号の内、①外国人 1 人につき 10 人のインドネ
シア人を雇用する義務(いわゆる 1:10 ルール)、②非居住者取締役・コミサリスの IMTA 取得義務、③会議目的で来イした短期出張
者の IMTA 取得義務の三点について質問、意見交換を行なった。(質疑応答の詳細は添付議事録参照)
これを受けて 10 月 23 日、本規定を改定する形で、労働大臣規定 2015 年第 35 号が交付、即日施行された。
主な改正点は、①1:10 ルールの削除、②短期出張者に対する IMTA 取得義務の一部削除、改変により、技術指導に関する業務、
講演、本社・代表事務所などでの会議、期間の短い監査・検査などは IMTA 取得義務なし、③非居住者取締役・コミサリスの IMTA
取得義務なしと、ハニフ労働大臣表敬訪問時の要請が全て受け入れられる非常に望ましい形となった。
しかし第 16 号の公布から 4 か月という短期間での見直しであり、今回の第 35 号についても長期的に続くのか、早期に改訂される
のかが不透明なため、今後も状況を注視していく。(10 月 27 日 JJC 発信のメール参照)
3.
労使関係チーム活動報告
デモ及び労使問題に関する連絡窓口について、2012 年に作成したものを労使関係チームでアップデートする。
先日発表された最低賃金決定フォーミュラについて、労使関係チームを中心に議論を進める。
4. その他
特に無し。
以上