NO. 150335 ★ 架橋はどのように生成するのか? 架橋の構造と運動性は何が決めているのか? ★ 架橋による高分子の物性・流動性・緩和時間の制御はどうするのか? 高分子架橋入門 ◆日 時 : 2015年3月31日(火) 10:30~16:30 ◆会 場 : 江東区産業会館 第2会議室 【大阪・中央区】 ◆受講料 : 1名につき49,980円(税込、昼食・資料付) ※会員登録(無料)をしていただいた方には下記の割引・特典を適用します。 ・1名でお申込みされた場合、1名につき47,250円 ・2名同時にお申し込みされた場合、2人目は無料(2名で49,980円) ※大学生、教員のご参加は、1名につき受講料10,800円です。 (ただし、企業在籍者は除きます。また、2人目無料も適用外です。) [講師] 京都大学 名誉教授 理学博士 田中 文彦 氏 東海大学非常勤講師,東京農工大学客員教授 神奈川県産業技術センター客員研究員 <ご専門> 高分子物理学,熱力学,統計力学,レオロジー <学協会> 高分子学会,日本物理学会,レオロジー学会,アメリカ化学会 [予備知識] ・大学2年程度の物理化学(熱・統計力学,ブラウン運動,化学反応論) ・大学1~2年度程度の(連続体および流体)力学 セミナーお申込みFAX 03-5857-4812 ※お申込み確認後は弊社よりご連絡いたします。 [プログラム] 1.架橋の生成(Part1) 1-1.化学架橋と物理架橋 1-2.多官能性低分子の分岐反応と高分子の架橋反応 1-3.架橋強度と架橋寿命 1-4.架橋体の分子量分布と平均分子量(理論解析) 1-5.水素結合による架橋(低分子ゲル化剤,水素結合性微結晶) 1-6.疎水凝集による架橋(会合性ゲル) 1-7.バイオポリマーの架橋(ヘリックス架橋,イオン補足架橋) 1-8.架橋の独立性と協同性 [習得知識] 2.架橋の構造(Part2) ・架橋の基礎概念と高分子ネットワーク形成過程の物理化学 ・ゲルの構造と物性,それらの解析法 ・ゲルの粘弾性特性(変形と流動)の理解 ・ゲルの強度と破壊特性 ・ゾル-ゲル転移の分子機構 [講座のポイント] 架橋は高性能・高機能高分子材料を得る方法の一つである.架橋により高分子 は他材料にみられない特徴的な物性や運動性を示すようになる.本講座では,未 架橋高分子系,特に高分子溶液の特性に簡単に触れ,架橋による液体から固体 への変化をゾル-ゲル転移の視点から捉える.構造上の変化(ネットワーク形成)と 運動性の変化(粘弾性)の相関に注目しながら,高分子の物性制御を行う上で基 本的な概念を説明する.それらの知見をもとに,複雑な架橋構造を有する水素結 合ゲル,水溶性ゲル,バイオポリマーゲル,剪断で誘起されるゲル,などの具体的 な例を紹介し,新規ゲル材料開発のヒントとする. なおプログラムの入門部分1.に重点をおき,架橋の導入法,架橋体の構造や運 動性の測定原理に時間を十分に配分し,初歩から説明する.一部の進んだ内容( 研究最前線のテーマ)については時間の制限により割愛する場合がある. 2-1.ゲルの大域構造と局所構造(構造パラメータ) 2-2.架橋数(架橋密度)とゲル化点 2-3.架橋多重度と架橋長(架橋パラメータ) 2-4.ゲル化点測定による架橋構造の推定(エルドリッジ-フェリー法) 2-5.架橋の弾性的有効性(スカンラン-ケースの判定条件) 2-6.架橋を阻害する因子(水和,高分子のコンホメーション変化) 2-7.高分子の立体規則性と架橋 3.架橋の運動(Part3) 3-1.外力による架橋点の移動とゆらぎ(アフィン変形と非アフィン性) 3-2.架橋のすべりとゲルの張力(張力プラトーの出現) 3-3.高分子の粘弾性に関する基礎概念 (複素弾性率,非線型粘度,剪断開始流) 3-4.架橋の組み替えによる粘弾性の発現 3-5.架橋の消滅と生成によるレオロジー特性(シニングとシックニング) 3-6.架橋体の時間依存性流動(流動硬化,応力極大,流動破壊) 3-7. 架橋体の破断強度 『架橋入門』 セミナー申込書 ●セミナーの受講申込みについて● 会社・大学 住 所 〒 FAX 電話番号 お名前 E-Mail 所属 ① ② 必要事項をご明記の上、FAXでお申込 み下さい。弊社で確認後、必ず受領のご 連絡をいたしまして受講券、請求書、会 場の地図をお送りいたします。 セミナーお申込み後のキャンセルは基 本的にお受けしておりませんので、ご都 合により出席できなくなった場合は代理 の方がご出席ください。 受講料の支払いに関してはHPをご覧下さい。 ⇒ https://www.rdsc.co.jp/pages/entry 会員登録(無料) ※案内方法を選択してください。複数選択可。 □Eメール □ 郵送 個人情報保護方針の詳細はHPをご覧下さい。 ⇒ https://www.rdsc.co.jp/pages/privacy 株式会社R&D支援センター 〒135-0016 東京都江東区東陽3-23-24 VORT東陽町ビル 7F TEL) 03-5857-4811 FAX) 03-5857-4812 URL) http://www.rdsc.co.jp/
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