おかえりシールを使って 「徘徊者対策」

おかえりシールを使って
「徘徊者対策」
1.行方不明ゼロ
2. 365日24時間の通知
QRコードシール
・皮膚に貼付可能なシール
・徘徊者の連絡先を表示可能
データサーバの利用
(QRコードシールとの連携)
・徘徊者の個人情報に配慮した連絡先の
通知
総合的な高齢者、災害対策のご提案 2015.7
株式会社実生イーライフ
〖おかえりシール〗の開発経緯
在宅の現場では、以前から服や靴に名前を書いたりアイロンプリント、迷子札の製作やGPSを使用したりして
対応してきたが、どれも本人に持って行ってもらえず、行方不明者を出してきてしまった。
一番安易な方法として用いられている服に名前を書くというのが現場では一般的であるが、洗濯を何回もして
しまうと消えてしまったりしている現状がある。(NHKで放映され身元が判明した方も名前の一部が服に記載さ
れていたが、消えていて判別不能だったため不明者となってしまった。)
介護現場からすれば「物や服に名前書く、迷子札はあまり役に立たない」というのは周知の事実である。ではど
のようにすれば「持ち忘れがなく、行方不明者になってもらわないか」と現場サイドから考えたときに一番有効な
のは、人体に名前、住所、連絡先を書くことである。
しかしながら、人体に身元を書くというのは現実的ではなく、汗等で書いても消えてしまうという問題点がある。
また、刺青、小型発信器の埋め込み等も検討課題だが、現在日本の法律では、本人の同意のないものは傷害
罪にあたってしまうため不可能である。
そこで、「持ち忘れがなく、安易に誰でもが取り扱いが可能な物」と突き詰めて考えていくと、人体に直接貼り
付けるシール以外にないという結論に達した。直接体に貼り付けることで持ち忘れは発生しないし QRコード
を使用しているため個人情報にも配慮されている。
これが現在の日本で考えられる最終到達点だと思われる。ただし、人体に貼りつけるためには人体に無害で
ある必要である。そこで考えたのが絆創膏の素材を利用した「おかえりシール」である。絆創膏の素材であるた
め人体にはもちろん無害であり取り扱いも容易である。絆創膏の素材としては高取町の共立薬品工業さんと共
同開発にて製作させていただきました。
徘徊を止めることは不可能に近いです。水際で止めることは非常に大切です。しかしそれは困難なことです。
徘徊される方にも何らかの目的が存在すると思われます。その本人の意思尊重も必要かもしれません。ただ行
方不明は困りますので徘徊しても確実に家に帰れる手法の一つと考えております。
株式会社実生イーライフ
〖おかえりシール〗
徘徊行方不明者にならないための、人体に貼れるQRコードを使用したシール
特徴
① 認知症の方の「靴や服に名前や住所を書いても持って行ってもらえない」という
最大の問題点を、体に貼ることで克服した、今までにない徘徊行方不明者対策です。
② 専用WEBサイトを併用することで、24時間365日利用者側と発見者側との連絡
が可能です。またWEBサイトの為人件費の削減にもつながります。
③ QRコードは携帯電話、スマートホンから容易に読み取ることが可能です。
④ 専用WEBサイトへの登録内容は、利用者家族様等が任意の情報を登録できます。
たとえば「連絡先電話番号、住所」等、利用者側が公開しても良い情報です。
⑤ シールタイプの為、誰でもが容易に取り扱うことができます。
⑥ この〖おかえりシール〗を使うことで、市町村単位の取り組みの違いを解消でき
全国どこからでも発見されれば帰ってもらうことが可能です。
株式会社実生イーライフ
使用例
•
体に貼る場所としては手や首などが効果的です。
保護された際に、シールを見つけてもらいやすい場所が「手や首」です。
ここであれば貼っている事を隠す事も出来きるうえに、必ず見つけていただく事
が出来ます。
•
衣類にも貼りつけ可能です
専用シートの特性がやわらかいため、親ゆびなどで圧着すると、布製品の隙間
に入り込み強粘着します。
※目の細かい繊維は苦手としますが、ジーパンやTシャツ、靴下などには良く付
きます。
•
杖等持ち物にも使用可能です。
普通のシールとしてお使いいただく事も可能です。
株式会社実生イーライフ
【データサーバの利用】
ICTが変える安全・安心の24時間365日自動通知システム
(個人情報の保護にも配慮)
QRコードを発見者が携帯で読み込むと「利用者専用のURL」が通知されます。そのURLに接続し連絡先等を入力して頂きますと、「専用WEBサ
イト」からご家族や施設、ボランティア等、登録した連絡先に通知され、利用者様は保護されるという流れです。QRコードを読み込んだ方に、利用
者様の情報が送信されることはないので、個人情報の流出の心配はございません。
施設・自治体等の操作方法
利用者(個人)の操作方法
発見者の操作方法
施設自治体管理用コードを読み取り自動ログイ
ンとID・PWを入力してのログインをお選びいた
だきます。
登録済みコードと未登録データを判断し、新規登
録と追加修正に振り分けます。
利用者の登録方法により、連絡情報が直接表示
される場合と、発見者の連絡先をお知らせ頂き、
利用者より連絡する方法の2通りが選択できま
す。
「発見者等」
コード読み取り
「施設・自治体等」
コード読み取り
パスワード入力
「利用者」
コード読み取り
コード使用済
コード未使用
連絡先表示NG 連絡先表示OK
データの照会・追加・修正
パスワード入
力
新規登録
連絡先入力
依頼
連絡先を表示
データ入力
連絡先入力
利用者へ連絡
エンド
データ修正・
追加
エンド
サーバへ送信
利用者から
連絡
エンド
〖おかえりシール〗
・通湿性の良い防水シートの使用
・ピップエレキ板と同様のノリを使用
・1週間の連続使用が可能
・1日10円程度(システム利用可能)
〖照会システムのみ〗
カードに印刷すれば、導入コスト
は、1人数円程度
・300~800円/1年/1人のみでシ
ステム利用が可能
・
他
の
市
町
村
で
も
、
無
事
に
連
絡
・
救
急
時
の
デ
ー
タ
活
用
も
可
能
株式会社実生イーライフ