・9 月 5 日第 30 回日本乾癬学会学術大会 http://www.cs-oto.com/jspr30/index.html に、 森田明理会長(写真右)に招かれ、参加しました。 参加者が 1000 名を越え、過去最高とのこと。 皮膚科医における乾癬への関心が高まっていることを実感しました。 昨年から始まったというシンポジウム「本音トーク」は非常に興味ある内 容でした。 ・学会終了後、若手皮膚科医を対象とした若手セミナー:「これからの Psoriatic Arthritis(PsA)マネジメントを考える」に 参加し、富山大の松下 功先生、横浜市大市民総合医療セン ターの大野 滋先生とともに、乾癬性関節炎を見逃さないための 方策について、24 名の若手皮膚科医と熱い討論を 交 わ し ま し た。 ・このセミナーを企画された森田明理先生より、仮想症例の提示が あり、若手皮膚科医がグループに分かれて、問診、理学所見、 血液/画像検査、評価法について活発に討議しました。 ・松下功先生より、関節の触診方法や腱付着部炎の診察法について 実技指導がありました。仙腸関節炎の簡便な診方など、私にも 大変参考になりました ・大野滋先生からは、関節エコーの実技指導がありました。 「関節超音波をやらないリウマチ医は、目の見えない皮膚科医と 同じだ!」というイタリアの医師の言葉を引用されました。 この医師が Walter Grassi 先生か否か、彼の下に留学していた 大阪市大の岡野匡志先生に第 25 回学術集会で確認してみます。 関節超音波をする皮膚科医はリウマチ医にとって脅威でしょう か? 否、より積極的で深い診療連携が可能となる筈です。
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