VOL.95

スタッフのつれづれだより
季節を肌で感じる時間
小さな旅
毎朝出勤前に走っています。短い春が終わり、初夏へと変
わりつつあるこの季節は、風、音、光、
そして時には雨、
すべて
のものが普段とは違った感覚として肌に伝わってきます。特に
街が活動を始める前の時間帯は静寂に包まれ、
その感覚が
より研ぎ澄まされているように思います。
普段の生活を振り返ると、
自宅と職場との往復で、季節を
ゆっくりと肌で感じる機会があまりにも少なくなっていることに
驚くことがあります。
そんな中、寒い日には体が温まるまでは
凍えながら、暑い日には滝のような汗をかきながら全身を動
かすこの時間帯は、鈍くなりつつある肌感覚を磨く上で欠か
せないものになっています。
ゴトゴト揺れる車両に身を委ね、知らない町を訪ねてみ
ることが私は好きです。
先日降り着いたところは千葉県我孫子市にあるJR 我孫
子駅。常磐線と成田線が乗り入れています。ホームにある駅
そば「弥生軒」
さんで遅めの昼ごはんを食べました。
こちら
の名物が「唐揚げそば」。
アツアツのかけそばの上に大きな
唐揚げが 2 つ入っています。
ジューシーな唐揚げと一緒にそ
ばを頬張ると、
うまい!の一言。戦前にかの山下清画伯も
働いていたという歴史ある
「弥生軒」
さんで「唐揚げそば」
美味しく頂き、私は帰途に着きました。
マーケティング部 伝能 浩
事業推進部担当部長 福田 隆