究極の世代間格差 日本の借金問題 若者が本当の弱者 歳出 2008年度 歳入 2008年度 プライマリーバランスとは 公社債収入を除いた歳入 国債費を除いた歳出 58兆円 ① 63兆円 ② プライマリーバランス ①-②= -5兆円 2011年に均衡させる目標 ①≧② 社会保障関係費内訳 (兆円) 7.4 8.6 1.9 3.7 年金 医療 介護 福祉 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 一般会計歳出・歳入推移 特別会計の歳出規模(平成19年度予算) 特別会計積立金(H17年度) 160 140 120 100 80 157 60 40 20 0 26 年金等 財政融資 16 外国為替 11 国債整理 利払い及び公社債残高(553兆円) 年間利払 10兆円 日本の借金残高推移 歳出の増加要因 160兆円 (H2 ~H19) 税収の減収 140兆円 (H2 ~H19) 債務残高の対GDP 国債の所有者 国民負担率の国際比較 日本のバランスシート (平成18年3月) (兆円) 資産 負債 現預金 35 公債 627 有価証券 84 その他借入 167 貸付金等 329 公的年金預り金 固定資産 179 その他 その他 合計 50 自己資本 691 合計 148 38 -289 691 財政赤字の問題点 財政赤字の累増 政策の自由度の減少 (利払費の増加) 金利の上昇による経済への悪影響 世代間の不公平拡大 活力ある経済・社会の実現に大きな足かせ 個人資産世代別 個人金融資産年代別 450 預貯金 株式 400 (兆円) 保険 13 350 300 11 20 250 99 110 200 40 38 105 74 その他 11 73 85 150 100 171 170 49歳以下 50歳代 208 225 60歳代 70歳代以上 50 0 世代別平均所得推移 全世帯の1世帯当たり 平均所得金額 (万円) 対前年増加率 (%) 高齢者世帯の1世帯当たり 平均所得金額 (万円) 対前年増加率 (%) 17年 13 14 15 16 602.0 589.3 579.7 580.4 563.8 △ 2.4 △ 2.1 △ 1.6 0.1 △2.9 304.6 304.6 290.9 296.1 301.9 △ 4.7 0.0 △ 4.5 1.8 2.0 データ 1.独立行政法人財政支出 2.特殊法人財政支出 3.天下り法人への国からの支出 4.国家公務員総数 同人件費 (退職金等含む) 1人平均 5.1.に関する埋蔵金 3.5兆円 0.2兆円 12兆円 59万人 5.3兆円 9百万円 28兆円 世代間の生涯を通じた受益と負担 6000 4875 4000 1598 2000 0 -28 -2000 -1660 -1202 -4000 -4585 -6000 将来世代 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 相続税 税収 1.5兆円 死亡時20人に1人が納税 1.非課税金額 5000万円+1000万円×法定相続人 2.配偶者の税額軽減 ①1.6億円以下 ②配偶者の法定相続分相当額 相続税額早見表 (法定相続前提) ( 遺産 0.8 億円 1億円 配偶者・子供一人 )は配偶者なしの場合 配偶者・子供二人 50万 (289万) 0万 (100万) 185万 (730万) 105万 (370万) 2億円 1430万 (4080万) 1120万 (2860万) 3億円 3080万 (6480万) 2570万 (6160万) 根本原因 国民の危機意識不十分 (マスコミ・政治家の説明不足) 危機的状況が来るまで抜本的政策先送り (銀行の不良債権処理と同じ) 政策のプライオリティが中高齢者主体 (有権者の平均年齢50歳代前半) シルバー民主主義 提言 国債削減法案の成立 キャチフレーズ 「孫・子いじめは止めよう」 解決策 歳入 1.資産課税強化 相続税等 (格差の固定を防止) 2.国家資産の売却 (米国債80兆円等) 3.宗教法人の課税強化(固定資産税等) 歳出 1.特別会計の廃止(一般財源に統合) 2.公務員の人員・人件費カット 特殊・公益法人の廃止・削減 道州制による二重行政効率化 天下り禁止 社会保険給付推移 社会保険給付推移 (兆円) 年度 社会保障 給付費 国民所得 国民所得比 (%) 1970 1980 1990 2000 2006 2015 2025 4 25 47 78 90 116 141 61 203 348 372 376 461 540 5.8 12.2 13.6 21.0 23.9 25.3 26.1 国民医療費 年金給付額(モデルケース) (万円) 年齢(2005年) 掛け金 給付金 倍率 70歳 670 5500 8.3 60歳 1100 5100 4.6 50歳 1600 5100 3.2 40歳 2200 5900 2.7 30歳 2800 6700 2.4 20歳 3300 7600 2.3 10歳 3700 8500 2.3 0歳 4100 9500 2.3 生涯所得金額(22歳から60歳まで) 250 208 200 150 104 47 100 47 50 0 パート 非正社員 正社員 ワーキングプア(年収200万円以下) ロストジェネレーション 雇用者数 5000万人 正規雇用者数 3370万人 非正規雇用者数 1630万人 ワーキングプア 1320万人 最後に • 1.高齢者は強者の世代(応分の負担) • 2.次世代が本当の弱者 • 3.ストック(国債)の返済はストックで (資産課税の強化を) • 4.特別会計積立金・独法の余剰金等の 精査が必要 • 5.若者が自己責任なら、高齢者弱者も 自己責任
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