ファイト!久保中

平成27年7月16日
下松市立久保中学校
☎46-0712
梅雨明けが待ち遠しい学期末です。かつて、台風による臨時休校といえば、秋にあることがほとんど
でしたが、昨今は、台風による休校措置が 1 学期のうちに生じることが普通になりつつあるほど、台風
の発生が早く、また、大型化しています。昨年も 1 学期に台風の接近により臨時休校という事態があり
ました。夏季休業に入ってすぐに県選手権大会や秋季県体予選、また、吹奏楽コンクールを控えている
この時期に、練習計画の変更を余儀なくされることは大変ですが、悔いの残らないように調整を図って
ほしいと思います。
今回は、先日終わった、サッカー女子ワールドカップに関する記事の中から私が感動した話を紹介し
たいと思います。
「なでしこジャパン」を代表する選手の一人、澤穂希選手は、15 歳から日本代表に入り、今回のワ
ールドカップは 6 度目の出場となりました。4 年前の前回ドイツワールドカップでは、日本の初優勝に
貢献し、大会のMVPに選ばれました。これまで、なでしこジャパンを支え、引っ張ってきた特別な存
在の選手です。今大会も予選リーグを勝ち上がり、決勝トーナメントも順調に勝ち上がっていきました。
迎えた準決勝は、イングランドとの対戦。互いにPKで1-1と同点で迎えた後半アディショナルタイ
ム、ほとんどの者が延長戦への突入を考えていた時、相手ディフェンダーのオウンゴールで日本が勝利
し、決勝戦に駒を進めました。監督は後半終盤、どこで澤選手を投入するか計っていたのですが、延長
戦になることが濃厚だと考え、澤選手は延長戦で使うことに決め、そのままベンチにおいていたと回顧
しています。サッカーでは延長戦に入る時、選手はロッカーには戻らず、グランド内で一休みしたらす
ぐに開始されるため、如何に短時間で試合に出ている選手の体を冷やし、体力を回復させるかが必要に
なるというのです。そこで、なでしこの控えの選手たちは、後半終了間際、氷袋を先回りして準備して
いたのです。そして、その作業の中心で手を動かしていたのが澤選手であったというのです。大ベテラ
ンが率先して裏方の作業を行うことでどれだけチームの雰囲気が良くなるかということは想像に難くな
いと思います。チームのまとまりというのは、選手としてグランドやコートに立っている人以外の力が
大事になるのです。澤選手の行動は、正しくそのことを教えてくれたものだと思います。今回、残念な
がら決勝では敗れましたが、ワールドカップやオリンピックという大きな大会で 3 大会連続決勝戦まで
進出したことは素晴らしいことです。その原動力の一つに、チームのまとまりがあったということです。
多くの部が新チームでの活動に移行する時です。しっかり“まとまり”をつくってほしいと思います。
山口県選手権大会、通信陸上 日程・会場
ファイト!久保中
8月の行事予定
バドミントン
7 月 21~22 日
維新百年記念公園スポーツ文化センター
ソフトテニス
7 月 21~22 日
維新百年記念公園テニス場
世界スカウトジャン
バスケットボール
7 月 23~25 日
1 日目男子
下関中等教育学校
ボリー交流(AM)
(2 日目以降は下関体育館)
1 日目女子
彦島体育館
(恋路体育館 3 年生)
卓球
7 月 23~24 日
ソルトアリーナ防府
ハンドボール
7 月 23~25 日
キリンビバレッジ周南総合SC
7 月 18~19 日
維新百年記念公園陸上競技場
通信陸上
6 日(木)
23 日(日)
PTA親子奉仕作業
秋季県体予選は、7 月 25 日(土)ですが、バスケットボールは 27 日、ハンドボールは 28 日です。