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Nurses' Column
京都メディカルクラブ 専任看護師 堀之内里美
風邪を引きやすい人とそうでない人がいます。この違いはどこにあるのでし
ょうか?
朝目覚めた時に、体調の変調を自覚することが多いのではないでしょうか?
睡眠中は、唾液を飲み込まない時間が長く続き、喉が乾燥しやすく、ウイルス
が繁殖しやすい環境となっています。
また、鼻呼吸の人と口呼吸の人では、圧倒的に口呼吸の人のほうが風邪を引
きやすくなります。鼻から吸った空気は鼻腔を通る間に、浄化・加湿され肺が
酸素を吸収しやすい形で送りこまれます。
それに対して、口から吸った空気は、空気中に漂う細菌やウイルスなどの有
害物質がろ過されないまま、冷たい空気として肺に送られます。
そのようにして体内に侵入してきたウイルスですが、私達の体は免疫機能が
働いて排除しようとします。この、異物除去の役割を担っているのが白血球内
のリンパ球です。
しかし、強いストレスや偏食・睡眠不測・夜更かし・多忙な生活などでリン
パ球が低下し、免疫力が弱まっていると、ウイルスを除去できず風邪を引いた
り悪化させたりしてしまいます。
では、どのように予防したらいいのでしょうか。
・睡眠中の
睡眠中の喉の乾燥を
乾燥を抑え、風邪を
風邪を引きにくくするには、
きにくくするには、適度に
適度に濡らしたガ
らしたガ
ーゼマスクで
をふさぐようにあてます(
はふさがない)
ーゼマスク
で口をふさぐようにあてます
(鼻はふさがない
)。
・寒さから喉
さから喉を守るために首
るために首にゆるくスカーフ
にゆるくスカーフや
スカーフやタオルを
タオルを巻きます。
きます。
・手洗い
手洗い・うがいでウイルス
うがいでウイルスの
ウイルスの侵入を
侵入を防御。
防御。
・口呼吸の
口呼吸の人は、鼻呼吸に
鼻呼吸に変えるだけでも効果
えるだけでも効果は
効果は高いですよ。
いですよ。
リンパ球
活性化し
免疫力を
げるためには、
バランスの
れた食事
食事・
・リンパ
球を活性化
し、免疫力
を上げるためには
、バランス
の取れた
食事
・
運動・
運動・十分な
十分な休息・
休息・リラックスした
リラックスした状態
した状態を
状態を作ることも大切
ることも大切です
大切です。
季節の変わり目です。どうぞ皆様ご自愛下さいませ。