NO．3 (6月号)

周西南中だより
Ｈ２７年度
千葉県中学校卓球大会
男子優勝
〒299－1151
君津市中野2-30-1
平成27年６月号
文責山下善行
女子5位
千葉県中学校卓球大会が５，６日の2日間JFE千葉体育館で行われました。男子団体戦で
周西南中学校は初優勝を飾りました。男子団体戦には予選を勝ち上がった県下各支部代表
の４８校が参加、初戦から接戦をものにし、決勝では全国大会出場の強豪日の出中（浦安
市）を３－２で下し、頂点に立った。中野監督は「すべては心からをモットーに取り組ん
できた。中学校から始めた選手たちが制約が多い練習環境の中で、自分たちにできること
を精いっぱい取り組み県大会で優勝できた価値のある勝利だと思う」とコメントし生徒た
ちの健闘をたたえていた。大野友彰主将は
「自分たちは弱いことを自覚し、やれるこ
とを精一杯やってきた。中学から卓球をは
じめても、県大会で勝ち進めることが証明
できてよかった。さらに謙虚に努力を続け、
夏の県総体で目標である関東大会出場を決
めたい」と抱負を述べている。同校は女子
団体も（４８校参加）で５位に入賞し、夏
の県総体では上位入賞が期待される。同校
男子の戦績は次の通り、≪男子≫１回戦シ
ード二回戦周西南３―２茂原東、三回戦
周西南３―２松尾、４回戦周西南３－１
市川第二準決勝周西南３―２栄決勝
周西南３－２日の出
（新千葉新聞５月１５日記事から）
君津市陸上大会
男子総合２位
女子総合
オレンジのユニフォームがﾌｨｰﾙﾄﾞﾃ
でトラックで躍動した一日になりま
した。清掃時体育、朝の陸上練習な
ど毎日のトレーニングの成果が実を
結びました。６位以内の入賞者が多
くて、紙面の都合で優勝者のみを紹
介します。お許しください。なお市
で１２位以内の生徒が次の君津支部
の大会に出場します。
２位
男女総合２位
100mH 野村真矢さん
1年走り幅跳び田中美羽さん
1年1500m 小島拓真君
６月の予定
１日(月)
３日(水)
５日(金)
７日(日)
８日(月)
11日(木)
12日(金）
14日(日)
15日(月)
教育実習開始,全校集会
支部陸上大会
英語検定
袖ヶ浦中学生オープン卓球大会
校内研修
交通安全教室
２年生校外学習～13日
県民の日バドミントン大会
青空コンサート(吹奏楽部)
県民の日
16日(火)
17日(水)
18日(木)
19日(金)
21日(日)
22日(月)
25日(木)
27日(土)
28日(日）
29日(月)
2年生振替休日
3年復習確認テスト、全校道徳
君研
教育委員会訪問
松本杯バレーボール大会
職員会議
期末テスト～26日（金）
ｿﾌﾄﾃﾆｽ県大会
PTA資源回収
職員会議
人生で一番大切なこと
先日校長室でワープロを打っていました。下校の放送がかかっている時で
した。私の背中の方から誰かの言葉が聞こえてきました。「～死んでくれ」
「～頼むから死んでくれ」思わず背筋に寒気が走り、後ろを見たら生徒たち
が下校を急いでいました。誰が誰に言ったのかもわかりませんでした。とて
も悲しい気持ちになって、言った人も言われた人もこのままじゃ幸せになれ
ない、だから次の集会で話をしようと思いました。今から2500年前の孔子と
いう先生の言葉をまとめた本に「論語」があります。その本の中で弟子が先生に質問しま
した。「先生、たった一言で一生それを守っておけば間違いのない人生を送れる言葉はあ
りますか」孔子は「それは恕か」と答えました。自分がされたくないことを人にしてはな
らないそれが恕、つまり思いやりの言葉である。他を受け入れ、認め、許しその気持ちを
思いやる。他を自分の事と同じように考えることこそ人生で一番大切だと教えたのです。
私も同感です。私がまだ新米教師のだった頃、野球部の顧問をしていました。日曜日に練
習試合に行き負けてしまって、これじゃ県大会へ行けないと思い。夕方からまた練習を始
めました。そして事件は起きました。夕暮れの中ノックをしていると1年生が私の前に来て、
ノックバットを顔面で受けてしまいました。顔面複雑骨折で緊急入院、緊急手術でした。
その生徒は何か月か入院し、退院してきました。その時、職員全員へ快気祝いが渡されま
した。当時の校長先生がきっと何度も謝罪とお見舞いを繰り返してくれたと思い、校長に
ボーナスを持って謝りに行きました。当然叱られると思っていましたが、「お金とかお前
の心配することではない。一生懸命子どもたちのために頑張ればそれでいい」と言われま
した。その時私は人生感が変わりました。この校長先生のように生きてみたい。その先生
が辞められる時も、亡くなった時も涙が止まりませんでした。その先生は亡くなったけれ
ど、何か困ったことがあるとその先生の言葉が蘇ってきます。その先生はもういないけど、
やさしい言葉、思いやりの言葉は私の心に生き続けています。それだけ言葉は大きな力を
持っています。こんな詩を知っていますか？「ひとつの言葉でけんかして、ひとつの言葉
で仲直り。ひとつの言葉で涙を流し一つの言葉で笑いあい。一つの言葉で頭が下がり一
つの言葉でいがみ合う、ひとつの言葉はそれぞれに一つの心を持っている。」周西南中学
校ではいじめをしない思いやりある生徒を目指しています。思いやりの言葉は思いやりを
自分にも運んできます。憎しみは憎しみを生みます。幸せになるコツそれはただ一つ、人
に与えることです。思いやり、優しい言葉を与えることです。そうしたら必ず自分にも思
いやりや幸せや感謝が返ってきます。では一杯のミルクのお話をします。学費を支払うた
めには苦学生は様々な手段でお金を稼がなければなりません。ハーワードもそんな学生の
一人でした。その日はいつにも増して、何も売れませんでした。手持ちのお金すらなく、
食べ物を買うこともできません。ハーワードの気持ちは落ち込んでしまします。「もう働
くのもやめよう、学校もやめよう。」気分はどん底です。「もうこれで最後だ恥も何も捨て
よう。すべてを捨てる気になったら何でもできるはずだ」と自分を鼓舞しました。次の家
に玄関先に立つと、ハーワードは食べ物をもらおうと心に決めました。「ハイ」きれいな
声と共に女性が出てきました。先ほどまでの決心は消え、か細い声で「お水を一杯いただ
けますか」その家の女性は彼が空腹であることに気づいていましたが大きなコップにミル
クを入れて持ってきました。ハーワードはゆっくりとミルクを飲みました。その女性の温
かさが腹に染み渡る気がした。ハーワードは今度ははっきりと「おいくら支払えばいいの
でしょうか？」と聞いた。女性は笑って受け取ることはありませんでした。ハーワードは
心からお礼を言うと「頑張ってね」という言葉を背に次の家に向かいました。たった一杯
のミルクで全身に力がみなぎるのを感じていました。それから年月が流れたある日、大病
院に珍しい病気を患った女性が運び込まれました。ケリーという医師が彼女の担当になり
ました。ケリーは一生懸命、全身全霊を込めてその女性のために働きました。ケリーの心
を込めた治療のおかげで女性は回復し、退院の日を迎えることができました。ケリーは会
計係にその女性に渡す請求書を承認するために自分に回すように頼みました。その請求書
に書かれた金額を確かめて、ケリーはその下に何かを書きました。珍しい病気の治療費は
高く大金を持たない平凡な家庭の主婦に支払える金額ではないことを、彼女はすでに分か
っていました。彼女は分割で支払おうと思っていました。なかなか請求書の封筒を開ける
勇気がなかったが、ようやく封筒を開けた女性は自分の目を疑いました。彼女の目に飛び
込んできたのは「一杯のミルクにより全額支払い済み」そして「ハーワードケリー医師」
というサインだったのです。優しい言葉、思いやりの言動のあふれる周西南中学校でみん
なが幸せになりましょう。情けは人のためならずです。自分のためなのです。

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