地 勢・気 象

地
勢
佐賀広域消防局管内は九州北西部に位置する佐賀県の中央部にあり、北は
脊振山地から南は有明海に達します。
佐賀地方で前海(まえうみ)と呼ばれる有明海は、およそ8万年前の阿蘇山の
大噴火によって九州全体に積もった土砂が風化して粘土質の泥に変わり、この
泥が川によって海へ運ばれ、大きな干満に伴う潮位変動により堆積したことで
広大な干潟となったといわれています。
この海は多くの河川が流れ込むことから栄養分が多く、全国有数のノリ養殖
漁場となっているほか、秋には紅葉を見せる塩生植物のシチメンソウやムツゴ
ロウなどといった国内では他に見られないめずらしい生物が約15種類も生息
しています。
当消防局は、佐賀市、多久市、小城市、神埼市、吉野ヶ里町の4市1町で
構成されており、その管内面積793.74k㎡のうち、北部の山間部が
約41%、西部の盆地が約11%で、それらを除くほとんどの土地は平坦な
平野となっています。宅地・道路などの都市的利用以外は農地などの自然的
利用とされていることから、春から夏にかけては緑のじゅうたんを敷き詰めた
ような田畑の景色を見ることができます。
また、管内を流れる主要河川である嘉瀬川をはじめ、平野部では河川、
クリーク、水路が発達しており、農業用水としてのみならず火災時における
消防用水としての役割も果たすなど、住民に多くの恩恵を与えています。
気
象
平成26年中の最高気温は7月で摂氏37.8度、最低気温は1月で摂氏
零下3.2度を記録しましたが、年間の平均気温は摂氏16.7度、平均湿度
は71.6%と、比較的しのぎやすい温和な気候です。
しかし、年によっては夏の異常高温、冬の異常低温、あるいは多雨、小雨な
ど厳しい気象となることがあります。