2015年3月29日の地域防災合同訓練の 写真と詳細はこちら

平成27 年4月10日
石神井防災会
「地域防災合同訓練」のご報告
今年の防災訓練は、東京都水道局・石神井警察署・練馬区防災課の協力を得て、石
神井防災会と地元の福山建設(株)が3月29日(日)に実施しました。
石神井会から41名、福山建設から24名、石神井警察署から4名、東京都水道局
から3名、練馬区防災課から1名が参加し、合計73名が福一興業の構内で訓練をお
こないました。
「訓練の内容」
①場所: 福一興業構内(千川通り沿い)
②時間: 3月29日 午前10時から12時
③訓練の内容:
☆石神井警察署
*講話(
「阪神淡路大震災」で現地に派遣され、実際に救助活動を体験したレスキ
ュー隊員から体験談をうかがいました。)
*応急救護の仕方(簡単な止血の仕方や身近にあるモノを使用しての応急処置の実
演。Tシャツを使った担架の作り方。ほどけにくいロープの結び方など。)
☆東京都水道局
*応急給水(スタンドパイプを使用して消火栓から給水。)
*水の飲み比べ(東京の水道水と埼玉の水道水とミネラルウオーターを飲み比べ。)
*水道管(地震に、強く繋ぎ目が外れない新しい水道管に取り換える工事を進め
ており、その新しい水道管を接続する作業の実際を見せてもらいました。)
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「阪神淡路大震災」でのレスキュー隊員とし
ての体験を語る石神井署の警察官。
90%以上の死者の死因が建物や家具の下敷
きになったことによるものであった。
建物の耐震化、家具の転倒防止など、日ごろ
の地震対策が大切とのこと。(左の写真)
緊急の場合はTシャツを2本のパイプ
に通すだけでも丈夫な担架の役目をはた
すことができるそうです。(右の写真)
去年の訓練でもおこなったほどけに
くいロープの結び方。2階から降りる
ときなどに、この結び方を知っている
と安全に降りることができるそうです。
(右の写真)
道路にある消火栓からスタンドパイプで
水を汲み上げました。水道水なので安心し
て飲むことができます。
(左の写真)
東京都の水道水、埼玉県の水道水、ミネラ
ルウオーターの3種類の水を参加者が飲ん
でどの水が一番おいしかったか投票しても
らいました。紙コップに入れてあるのでどの
水か分からなかったのですが、投票の結果、
一番おいしいのは東京の水道水というこ
とになりました! (右の写真)
地震に強い水道管の接続作業を実演する福
山建設の作業員の方々。
地中に埋設された水道管が破損すると給水
が復旧するまで時間がかかります。そのため
の新しい水道管が開発されました。
(左の写真)
お忙しいなか訓練に参加してくださった石神井
会のみなさん、ご協力ありがとうございました。
ちなみに水道局からはマスコット人形、警察署か
らはボールペンなどの提供があり、参加者全員にパ
ンの缶詰と一緒に持ち帰っていただきました。