2学期 終業式 挨拶 H26,12月22日(月) ○ 今日は「冬至」。ゆず風呂に入ると風邪を引かないと言われています。今朝起きて外に出た ら、車のフロントカラスが凍っていました。また、出勤する途中、あるマンションの屋上にあ る、電光掲示板が「0℃」を表示していました。今までで一番寒い朝でした。 さて、今日は、2学期の終業式に当たり1つの言葉(標語)に絞って話をしたいと思います。 「Think ○ Globally. Act Locally.」について この標語は、皆さんもこれまで、いろいろな場面で何回も聞いたことがあると思います。 今から20年以上前、1992年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された地球環境サ ミット「国連環境開発会議」でも使われた、もともとは、環境問題に関する「標語」です。 環境問題を考える場合、 「PM2.5」に代表されるような大気汚染や温室効果ガスによる「地 球温暖化問題」など、「国境に関係なく地球規模で考えることが必要、しかしその解決の為に は、一人ひとりが足下から地道に、実践・行動することが大切。」という意味合いで使われて います。 グローバル化が叫ばれる中、政治・経済・文化など、すべての面で、日本という国の枠を越 えて、考え、行動しないと解決しない時代に入っています。そういう意味で、この「標語」は、 環境問題に限らず、いろいろな場面で引用されるようになってきています。 この標語、高校生である皆さんに当てはめて解釈すると、 「Think Globally= 野を持つこと。」と同時に、 「Act 地球規模で物事を考える」。言い換えれば、常に「広い視 Locally=足下から実践する」。言い換えれば、 「一 日一日を大切に、行動する」ということだと思います。 「学習面や日常の挨拶・清掃活動等、生活面も含めて当たり前の事を当たり前に実践してほし い」ということです。 少し、話がそれますが、先週、2年生の海外修学旅行(カナダ)に一緒に行ってきました。 参加した生徒諸君は、4日間のホ-ムステイを経験しました。カナダでは、電気でお湯を沸か してシャワ-等に使う。しかし、お湯の量が限られ、毎日お風呂に入る習慣もないということ で、ホ-ムステイした生徒諸君は、皆不便さと同時に、いかに日本が恵まれているかを実感し たことと思います。 ○ 終わりに、後10日足らずで新年を迎えますが、新たな年を迎えるに当たり、今一度一人 「行くべき大学に向けて、「志」・「目標」を再確認する機会にしてほしいと思います。また、3年 生にとっては、センター試験までまだ3週間以上あります。 「焦らず、慌てず、自分を信じて、 また、健康管理に十分気をつけて、今からの3週間、最終調整に励んでください」 一人ひとり、健康・交通安全等に気をつけて、充実した年末・年始を過ごしてください。 以上で、2学期終業式の挨拶を終わります。 -1-
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