平成27年5月 第127号 発行:広報委員会 大森敏久ギャラリー コミ白を入るとすぐに『大森敏久ギャラリー』の世界が 広がります。皆さんも季節ごとに変化するこの空間に吸い 寄せられるように足を止め、人物や風景などその表情から それぞれの思いに浸ることも多いのではないのでしょう か?コミ白デイケアを利用されている大森さんは、60 年間 写真を撮り続け、今も現役で活躍されています。また、こ れまでに多くの賞を受賞されています。今後の目標は「3 年後の 88 歳に個展を開くこと。また、集大成となるカレン ダーの制作です。」と希望に満ちた力強いお話を聞くことが できました。 大森さんから皆さまへ なかなか外に出ることが難しい方 にも外の空気や季節感を感じてもら いたい。写真を見て皆さんが喜んで くれることが何よりうれしいです。 それが私の原動力になっています。 カメラを手に笑顔が輝く大森敏久さん 写真は、大森さんから私たちに向けられた語りやメッセージだと感じました。 「大森ギャラリー」では利用者さまやご家族さま、または職員とのさまざまな交 流が見られています。いつも素敵な空間をありがとうございます。 「コミュニティホーム白石ショートステイセンター」 お泊りサービスのご紹介(短期入所生活介護) 今回は「ショートステイでは、どんな活動や過ごし方をしているの?」に焦点を当 ててご紹介致します。 ●お泊りサービスとは? ショートステイでは、ご利用者様への食事や排泄、入浴の支援。その他にも健康管 理、生活相談、機能訓練や交流の場など、様々な役割を担います。また介護者の方 に対しても冠婚葬祭、仕事、旅行などの事情にてご自宅で介護ができない場合。ま たは介護に疲れてしまった時などにご利用できます ●レクリェーションと体操 毎日午後より集団体操とレクリェーションを実施しております。また併設施設で開 催されるボランティアによる舞踊の見学や書道などの活動にも参加が出来ます。季 節ごとの行事も行っております。 〈ショートステイセンターでの一日の主な流れ〉 7:00 起床・着替え・洗面・健康チェック 8:00 朝食 9:00 入浴(ご利用日数を考慮し実施。週2回を目安に順次ご案内いたします) 12:00 昼食 14:00 体操・レクリェーション 15:00 ティータイム 18:00 夕食 21:00 消灯(共用部分のみ) *お迎えは基本的に9:00~10:30。お送りは15:30~16:30でお送りしております。 8月スイカ割大会 10月紅葉見学 3月ひな祭り 送迎風景 本日のおやつ ある日の一コマ 対象者:要支援、要介護認定を受けている方 料 金:介護保険料1割 + 食費(3食1420円)+ 居住費(2090円) *1日の料金になります(1泊2日の時は2日分となります)。 *食費、居住費は課税状況により減額制度があります。 お気軽にお問合せ下さい。 ●コミュニティホーム白石(ショートステイセンター) 担当:遠藤・荒井 電話:011-864-5321(代) 藤井 宏樹(ふじい ひろき) 所属:リハビリテーション部 職種:理学療法士 出身地:北海道札幌市 北島 英子(きたじま ひでこ) 所属:デイサービスセンター白石の郷 職種:介護員 出身地:今金町 趣味:パソコン・インターネット 趣味:温泉でのんびり ― コミ白リハビリお役立ち情報 転倒予防その2 ― 今回は、もし転んでしまった場合に、起こり得る「ケガ」についてのお話です。 1.頭を打ってしまった 強く頭を打つと、頭の中の血管が損傷して血があふれ出し、血腫という血のかた まりができることがあります。この血腫が頭蓋骨の中で脳を圧迫し、頭痛や歩行の ふらつき、手足のまひ、重度になると意識障害などが起こります。 高齢者では、頭を打ってから 3 週間以上も経って症状が出ることもあるので、転倒 に限らずどこかに頭をぶつけてしまったら、本人以外の家族もその出来事を覚えて おくことが大事です。 2.転んだとき、とっさに手をついた とっさに手をついた衝撃を受けて、手首に近 い部分の腕の骨が骨折することがあります。 治療はギプス固定が主ですが、その間はずいぶ ん不便な生活を強いられることになります。 また、骨折が治ったあとも、動かせなかったこ とから関節が固くなったり、握る力が落ちてし まったりすることがあります。 3.転んで尻もちをついた ◇お尻をついた衝撃が背骨に伝わり、圧迫骨折 を起こすことがあります。骨折と言っても、背 骨は丈の短い骨のつながりなので、そのうちの どれかが潰れてしまうことが多いです。 治療は、コルセットなどで背骨を固定し、安静にします。 ◇転倒によるケガでとても多いのは、尻もちをついて太ももの骨(主に足の付け根 の部分)を骨折する「大腿骨骨折」です。その多くは手術が必要で、手術後も回復 度合いによっては寝たきりになってしまったり、歩くことが難しくなることもある ので、是非とも避けたいケガです。 ・・・備えあれば憂いなし! 次回からは、転倒を防ぐにはどうしたら良いか?その具体策をご紹介していきます。 -お問い合わせ- リハビリテーション部 作業療法士 水野弘恵 Eメール [email protected] ホームページにコミュニティホーム白石の色々な情報・お知らせなどを 掲載しております。ぜひご覧下さい!! ホームページ: http://www.keijinkai.com/c-shiroishi メールアドレス: komisiro@keijinkai.or.jp 編集後記: 最近、あることを試みようと企 てています。みなさんはがんば った後の自分へのご褒美は何 にしますか?(M・K)
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