2点目は、関西ワールドマスターズゲームズ2021の誘致に関してお伺い

2 点目は、関西ワールドマスターズゲームズ 2021 の誘致に関してお伺いいたします。2020 年の東京オ
リンピックに引き続き、30 歳以上の成人・中高年を対象とするワールドマスターズゲームズが、2021 年に
アジアで初めて日本で開催されることとなりました。
その主な目的は『生涯スポーツの振興と元気で活力ある高齢社会の実現』『スポーツツーリズムを通じ
た地域の活性化』『はなやか関西の世界への発信』の 3 つであり、原則 30 歳以上のスポーツ愛好者であ
れば誰でも参加できる国際総合競技大会として、国内外合わせて 5 万人の参加が目標とされています。
様々な競技が検討される中、『世界遺産姫路城』との組み合わせによりできるだけ大勢の世界中の元気
なアスリートに姫路を楽しんで頂くことが必須と思われますが、姫路市としてどのような競技を誘致したいと
お考えでしょうか。本年度、県内で行われている『関西マスターズスポーツフェスティバル 2015』において、
姫路市での開催はゲートボール、卓球、アームレスリングの 3 種目のみです。関西ワールドマスターズゲー
ムズ 2021 についてはバレーボールの眞鍋監督の存在や、武道館等の特徴的な面を活用した競技におい
て、もっと姫路市としての PR が必要ではないかと思われますが、今後の誘致活動についての意気込みと
具体的な方策について、当局のご所見をお聞かせ下さい。
<答弁>
関西ワールドマスターズゲームズ 2021 の誘致についてですが、この大会は元プロや元オリンピック選手
も出場し、キャリアを超えて一般アスリートと競技を行うことからスポーツへの興味を喚起し生涯スポーツの
シェアの拡大が期待されます。
また約 10 日間の滞在期間と前後の観光滞在が見込まれ、参加するアスリートや関係者、観戦者など
多くの人々が本市を訪れることにより宿泊や飲食など様々な面で地域経済の活性化に繋がるだけでなく、
姫路の知名度の向上も図ることができます。
本市における大会の誘致につきましては現在、バレーボール、ゲートボール、テコンドーの 3 種目につき
まして開催希望の意向を兵庫県に伝えているところであり、来年秋に開催地が決定する予定になっておい
ます。
今後は本市開催の実現を積極的に働きかけるとともに本市以外で開催される競技種目の競技者や随
行者等に対しても姫路城等への誘客を図るなど、スポーツツーリズムの推進を図って参りたいと考えており
ます。