IoT推進のための新産業モデル創出基盤整備事業(一般会計) 20.0億円

IoT推進のための新産業モデル創出基盤整備事業(一般会計)
平成28年度概算要求額
20.0億円(新規)
事業イメージ
事業の内容
事業目的・概要
 IoT(モノのデジタル化・ネットワーク化)の拡大等による膨大な
データの収集とディープラーニング等の人工知能(AI)による解
析能力の向上は、これまで得られなかった知見を生み、これを実世
界にフィードバックすることで新たな価値が創造される。
 このような環境変化に対応するためには国(規制・制度)と民間
企業(ビジネスモデル・商慣習等)がデータ駆動型の新たな産業
モデルへの転換に対応することが不可欠であることから、各分野に関
する実証事業を行い、法律・制度等をデータ駆動社会に適したもの
とするとともに、行政及び民間企業のデータ利活用を推進することで
新たな産業モデルの創出を促す。
成果目標
 平成28年度~30年度の3年間の事業であり、5~10程度の産業
分野における実証を通じて、必要な規制・制度改革、ビジネスモデ
ル・商慣習等を見直し、新たな産業モデルの創出を図る。
※なお、自主保安の高度化等の一部事業については、成果がでたも
のから順次必要な規制・制度改革を行う。
 医療・健康、サービス、産業保安、行政等の各分野におけるデー
タを活用した新産業モデルの実証を行い、データ駆動型社会の実
現に向けて必要となる国の規制・制度や民間企業のビジネスモデ
ル・商慣習等を見直すとともに、行政及び民間企業のデータ利活
用を推進する。
 具体的には、健康情報や遺伝子情報の基盤整備及び利活用、
消費活動促進のための情報プラットフォームの整備、プ
ラント等における自主保安の高度化、ビッグデータを活
用した新指標の開発などについて実証を行う。
各分野における実証事業(事業イメージ例)
医療・健康分野
サービス分野
・全ゲノム配列及び身体情報を活用し
た新統計手法の開発や、健康情報
の収集・集積・利活用等の実証
健康情報や遺伝子情報の基盤
整備及び利活用
産業保安分野
化学プラント等における
自主保安の高度化
委託・補助
・訪日外国人等に対するサービス・決済
のシームレス化の実現に向けた、各種情
報を共有・連携するためのフレームワーク・
標準システム等の実証
消費活動促進のため
の情報プラットフォーム
の整備
行政
・プラントに蓄積されている様々なデー
タの活用による事故の予知精度を高
める等の実証
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
商務情報政策局 情報通信機器課
03-3501-6944
・ビッグデータ(POSデータやSNSデ
ータ等)を用いた解析
速報性・予測性の高い新指標の
開発
民間企業等
新たな産業モデルの創出