単元4 大地の成り立ちと変化 観点別評価基準表例(24時間+ゆとり2時間)

単
元
4
大
地
の
成
り
立
ち
と
変
化
観
点
別
評
価
基
準
表
例
単元4
単
元
4
大地の成り立ちと変化 観点別評価基準表例(24時間+ゆとり2時間)
●単元の目標
・大地の活動のようすや身近な岩石,地層,地形などの観察を通して,地表に見られるさまざまな事物・現象を大地の変化と関連づけて理解し,大地の変化についての認識を深める。
●単元の観点別評価規準
自然事象への関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
観察・実験の技能
自然事象についての知識・理解
火山および地震に関する事物・現象,地層の重なりと
過去のようすにすすんでかかわり,それらを科学的に探
究するとともに,自然環境の保全に寄与しようとする。
火山および地震に関する事物・現象,地層の重なりと
過去のようすのなかに課題を見いだし,目的意識をもっ
て観察・実験などを行い,事象や結果を分析して解釈
し,自らの考えを表現している。
火山および地震に関する事物・現象,地層の重なりと
過去のようすについての観察・実験の基本操作を習得す
るとともに,観察・実験の計画的な実施,結果の記録や
整理など,事象を科学的に探究する技能の基礎を身につ
けている。
観察・実験などを通して,火山および地震に関する事
物・現象,地層の重なりと過去のようすについての基本
的な概念や規則性・関連性などを理解し,知識を身につ
けている。
1章 火山活動と火成岩(7時間)
●章の目標
・火山の形,活動のようすおよびその噴出物を調べ,それらを地下のマグマの性質と関連づけてとらえるとともに,火山岩と深成岩の観察を行い,それらの組織の違いを成因と関連づけてとらえる。
●章の観点別評価規準
自然事象への関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
観察・実験の技能
自然事象についての知識・理解
火山活動と火成岩に関する事物・現象にすすんでかか
わり,それらを科学的に探究しようとするとともに,事
象を日常生活とのかかわりで見ようとする。
火山活動と火成岩に関する事物・現象のなかに課題を
見いだし,目的意識をもって観察・実験などを行い,火
山の形や活動のようすおよび火山噴出物とマグマの性質
との関連,火山岩と深成岩の組織の違いと成因との関連
などについて自らの考えを導き,表現している。
火山活動と火成岩に関する事物・現象についての観
察・実験の基本操作を習得するとともに,観察・実験の
計画的な実施,結果の記録や整理,資料の活用などのし
かたを身につけている。
観察・実験などを通して,火山の形や活動のようすお
よび火山噴出物とマグマの性質との関連,火山岩と深成
岩の組織の違いと成因との関連などについて基本的な概
念を理解し,知識を身につけている。
●節ごとの観点別評価基準表例
節
1-1
火山の噴火
(教科書p.192~195)
1-2
マグマのちがいと
火山
(教科書p.196~199)
学習内容
火山の噴火とわたしたちの生活
↓
マグマ,マグマだまり,溶岩,火
山ガス,火山灰,軽石,火山れ
き,火山弾,火山噴出物
火山の形のちがい
↓
観察1 火山灰にふくまれる粒を
調べよう
↓
鉱物,有色鉱物,無色鉱物
↓
かぎ層,関東ローム,シラス
↓
マグマのねばりけと火山の特徴
観点別評価基準表例(上段:十分満足,下段:おおむね満足)
自然事象への関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
観察・実験の技能
自然事象についての知識・理解
火山の噴火に関する事象にすすんでか
かわり,噴火のしくみについて科学的に
考えようとするとともに,事象を日常生
活と適切に関連づけて積極的に考察しよ
うとする。
火山の噴火に関する事象のなかに課題
を見いだし,目的意識をもって的確に噴
火のしくみについて考えるとともに,結
果を適切に分析して解釈し,自らの見解
をわかりやすく科学的に表現している。
具体的な事象を通して,火山の噴火が
わたしたちの生活に影響を及ぼすこと,
マグマ,マグマだまり,火山のつくりと
火山噴出物などについて理解し,知識を
確実に身につけている。
火山の噴火に関する事象にすすんでか
かわり,噴火のしくみについて考えよう
とするとともに,事象を日常生活と関連
づけて考察しようとする。
火山の噴火に関する事象のなかに課題
を見いだし,目的意識をもって噴火のし
くみについて考えるとともに,結果を分
析して解釈し,自らの見解を表現してい
る。
火山の噴火がわたしたちの生活に影響
を及ぼすこと,マグマ,マグマだまり,
火山のつくりと火山噴出物などについて
理解し,知識を身につけている。
マグマの違いと火山に関する事象にす
すんでかかわり,火山灰に含まれる鉱物
を科学的に調べようとするとともに,事
象を日常生活と適切に関連づけて積極的
に考察しようとする。
マグマの違いと火山に関する事象のな
かに課題を見いだし,目的意識をもって
的確に火山灰に含まれる鉱物を調べると
ともに,事象を適切に分析して解釈し,
自らの見解をわかりやすく科学的に表現
している。
火山灰に含まれる鉱物についての観察
の基本操作を的確に習得するとともに,
観察を計画的に実施し,結果を正確に記
録してわかりやすく整理するなど,観察
の基礎技能を確実に身につけている。
観察を通して,火山灰には有色鉱物や
無色鉱物が含まれること,火山灰によっ
て有色鉱物と無色鉱物の割合が異なるこ
と,広範囲に堆積した火山灰が地層のな
かにあると地層どうしの対比に役立つこ
とについて理解し,知識を確実に身につ
けている。
マグマの違いと火山に関する事象にす
すんでかかわり,火山灰に含まれる鉱物
を調べようとするとともに,事象を日常
生活と関連づけて考察しようとする。
マグマの違いと火山に関する事象のな
かに課題を見いだし,目的意識をもって
火山灰に含まれる鉱物を調べるととも
に,事象を分析して解釈し,自らの見解
を表現している。
火山灰に含まれる鉱物についての観察
の基本操作を習得するとともに,観察を
実施し,結果を記録して整理するなど,
観察の基礎技能を身につけている。
火山灰には有色鉱物や無色鉱物が含ま
れること,火山灰によって有色鉱物と無
色鉱物の割合が異なること,広範囲に堆
積した火山灰が地層のなかにあると地層
どうしの対比に役立つことについて理解
し,知識を身につけている。
大
地
の
成
り
立
ち
と
変
化
観
点
別
評
価
基
準
表
例
単
元
4
大
地
の
成
り
立
ち
と
変
化
観
点
別
評
価
基
準
表
例
節
1-3
マグマからできた
岩石
(教科書p.200~205)
観点別評価基準表例(上段:十分満足,下段:おおむね満足)
学習内容
火成岩,火山岩,深成岩
↓
観察2 安山岩と花こう岩のつく
りを調べよう
↓
玄武岩,安山岩,流紋岩,石基,
斑晶,斑状組織,班れい岩,閃緑
岩,花こう岩,等粒状組織
↓
造岩鉱物,石英,長石,黒雲母,
角閃岩,輝石,カンラン石,磁鉄
鉱
↓
マグマのねばりけと世界の火山,
おもな火成岩
自然事象への関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
観察・実験の技能
自然事象についての知識・理解
マグマからできた岩石に関する事象に
すすんでかかわり,安山岩と花崗岩のつ
くりを科学的に調べようとするととも
に,事象を日常生活と適切に関連づけて
積極的に考察しようとする。
マグマからできた岩石に関する事象の
なかに課題を見いだし,目的意識をもっ
て的確に安山岩と花崗岩のつくりを調べ
るとともに,結果を適切に分析して解釈
し,自らの見解をわかりやすく科学的に
表現している。
安山岩と花崗岩のつくりについての観
察の基本操作を的確に習得するととも
に,観察を計画的に実施し,結果を正確
に記録してわかりやすく整理するなど,
観察の基礎技能を確実に身につけてい
る。
観察を通して,火山岩と深成岩のつく
りの違い,斑状組織と等粒状組織の成因
の違い,おもな火成岩と火成岩をつくる
鉱物などについて理解し,知識を確実に
身につけている。
マグマからできた岩石に関する事象に
すすんでかかわり,安山岩と花崗岩のつ
くりを調べようとするとともに,事象を
日常生活と関連づけて考察しようとす
る。
マグマからできた岩石に関する事象の
なかに課題を見いだし,目的意識をもっ
て安山岩と花崗岩のつくりを調べるとと
もに,結果を分析して解釈し,自らの見
解を表現している。
安山岩と花崗岩のつくりについての観
察の基本操作を習得するとともに,観察
を実施し,結果を記録して整理するな
ど,観察の基礎技能を身につけている。
火山岩と深成岩のつくりの違い,斑状
組織と等粒状組織の成因の違い,おもな
火成岩と火成岩をつくる鉱物などについ
て理解し,知識を身につけている。
・地震の体験や記録をもとに,その揺れの大きさや伝わり方の規則性に気づくとともに,地震の原因を地球内部のはたらきと関連づけてとらえ,地震にともなう土地の変化のようすを理解する。
●章の観点別評価規準
自然事象への関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
観察・実験の技能
自然事象についての知識・理解
地震の伝わり方と地球内部のはたらきに関する事物・
現象にすすんでかかわり,それらを科学的に探究すると
ともに,事象を日常生活とのかかわりで見ようとする。
地震の伝わり方と地球内部のはたらきに関する事物・
現象のなかに課題を見いだし,目的意識をもって実習な
どを行い,地震の揺れの大きさや伝わり方の規則性およ
び地震の原因と地球内部のはたらきとの関連,地震にと
もなう土地の変化のようすなどについて自らの考えを導
き,表現している。
地震の伝わり方と地球内部のはたらきに関する事物・
現象についての実習の基本操作を習得するとともに,実
習の計画的な実施,結果の記録や整理,資料の活用など
のしかたを身につけている。
実習などを通して,地震の揺れの大きさや伝わり方の
規則性および地震の原因と地球内部のはたらきとの関
連,地震にともなう土地の変化のようすなどについて基
本的な概念を理解し,知識を身につけている。
●節ごとの観点別評価基準表例
2-1
地震の発生
(教科書p.206~208)
学習内容
隆起,沈降
↓
津波の発生するしくみ
↓
震源,震央,震源域
観点別評価基準表例(上段:十分満足,下段:おおむね満足)
自然事象への関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
地震の発生に関する事象にすすんでか
かわり,津波の発生のしくみなどについ
て科学的に考えようとするとともに,事
象を日常生活と適切に関連づけて積極的
に考察しようとする。
地震の発生に関する事象のなかに課題
を見いだし,目的意識をもって的確に津
波の発生のしくみなどについて考えると
ともに,結果を適切に分析して解釈し,
自らの見解をわかりやすく科学的に表現
している。
地震の発生に関する事象のなかに課題
を見いだし,目的意識をもって津波の発
生のしくみなどについて考えるととも
に,結果を分析して解釈し,自らの見解
を表現している。
地震の発生に関する事象にすすんでか
かわり,津波の発生のしくみなどについ
て考えようとするとともに,事象を日常
生活と関連づけて積極的に考察しようと
する。
大
地
の
成
り
立
ち
と
変
化
観
点
別
評
価
基
準
表
例
2章 地震と大地の変化(8時間)
●章の目標
節
単
元
4
観察・実験の技能
自然事象についての知識・理解
具体的な事象を通して,隆起および沈
降,震源,震央,震源域などについて理
解し,知識を確実に身につけている。
隆起および沈降,震源,震央,震源域
などについて理解し,知識を身につけて
いる。
単
元
4
大
地
の
成
り
立
ち
と
変
化
節
2-2
地震の揺れと
伝わり方
(教科書p.209~214)
観
点
別
評
価
基
準
表
例
2-3
地震の分布と原因
(教科書p.215~221)
2-4
活動し続ける地球
(教科書p.222~223)
学習内容
観点別評価基準表例(上段:十分満足,下段:おおむね満足)
自然事象への関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
観察・実験の技能
自然事象についての知識・理解
震度,震度階級と揺れのようす
↓
地震計のしくみ,初期微動,主要
動,P波,S波,初期微動継続時
間
↓
実習1 地震(兵庫県南部地震)
の揺れの伝わり方を調べ
よう
↓
初期微動継続時間と震源距離の関
係
↓
震度とマグニチュード,マグニチ
ュード
↓
マグニチュードと地震エネルギー
の関係
地震の揺れと伝わり方に関する事象
にすすんでかかわり,兵庫県南部地震
などの揺れの伝わり方を科学的に調べ
ようとするとともに,事象を日常生活
と適切に関連づけて積極的に考察しよ
うとする。
地震の揺れと伝わり方に関する事象の
なかに課題を見いだし,目的意識をもっ
て的確に兵庫県南部地震などの揺れの伝
わり方を調べるとともに,結果を適切に
分析して解釈し,自らの見解をわかりや
すく科学的に表現している。
兵庫県南部地震などの揺れの伝わり
方についての実習の基本操作を的確に
習得するとともに,実習を計画的に実
施し,結果を正確に記録してわかりや
すく整理するなど,実習の基礎技能を
確実に身につけている。
実習を通して,地震の揺れの大きさや
伝わり方,初期微動継続時間と震源距離
の関係,震度とマグニチュードの違い,
マグニチュードと地震エネルギーの関係
などについて理解し,知識を確実に身に
つけている。
地震の揺れと伝わり方に関する事象
にすすんでかかわり,兵庫県南部地震
などの揺れの伝わり方を調べようとす
るとともに,事象を日常生活と関連づ
けて考察しようとする。
地震の揺れと伝わり方に関する事象の
なかに課題を見いだし,目的意識をもっ
て兵庫県南部地震などの揺れの伝わり方
を調べるとともに,結果を分析して解釈
し,自らの見解を表現している。
兵庫県南部地震などの揺れの伝わり
方についての実習の基本操作を習得す
るとともに,実習を実施し,結果を記
録して整理するなど,実習の基礎技能
を身につけている。
地震の揺れの大きさや伝わり方,初期
微動継続時間と震源距離との関係,震度
とマグニチュードの違い,マグニチュー
ドと地震エネルギーの関係などについて
理解し,知識を身につけている。
日本付近の震央・震源の分布,日
本海溝,内陸型地震
↓
プレート,海洋プレート,大陸プ
レート,中央海嶺,プレートの境
界で起こる地震のしくみ,活断層
↓
日本のおもな火山の分布と4枚の
プレート,日本列島付近のプレー
トの動き
↓
地震による災害とわたしたちの生
活,東日本大震災,地震から命を
守る
地震の分布と原因に関する事象にす
すんでかかわり,プレートの境界で起
こる地震のしくみおよび震央や火山の
分布とプレートの動きとの関係につい
て科学的に考えようとするとともに,
事象を日常生活と適切に関連づけて積
極的に考察しようとする。
地震の分布と原因に関する事象のなか
に課題を見いだし,目的意識をもって的
確にプレートの境界で起こる地震のしく
みおよび震央や火山の分布とプレートの
動きとの関係について考えるとともに,
事象を適切に分析して解釈し,自らの見
解をわかりやすく科学的に表現してい
る。
具体的な事象を通して,プレートの境
界で起こる地震のしくみおよび震央や火
山の分布とプレートの動きとの関係など
について理解し,知識を確実に身につけ
ている。
地震の分布と原因に関する事象にす
すんでかかわり,プレートの境界で起
こる地震のしくみおよび震央や火山の
分布とプレートの動きとの関係につい
て考えようとするとともに,事象を日
常生活と関連づけて考察しようとす
る。
地震の分布と原因に関する事象のなか
に課題を見いだし,目的意識をもってプ
レートの境界で起こる地震のしくみおよ
び震央や火山の分布とプレートの動きと
の関係について考えるとともに,事象を
分析して解釈し,自らの見解を表現して
いる。
プレートの境界で起こる地震のしくみ
および震央や火山の分布とプレートの動
きとの関係などについて理解し,知識を
身につけている。
大地の変動とプレートの動き
↓
日本列島に近づくハワイ諸島
大地の変動に関する事象にすすんで
かかわり,大地の変動は地球内部の活
動にともなうプレートの動きによるこ
とを科学的に考えようとするととも
に,自然環境の保全に積極的に寄与し
ようとする。
大地の変動に関する事象のなかに課題
を見いだし,目的意識をもって的確に大
地の変動は地球内部の活動にともなうプ
レートの動きによることを考えるととも
に,事象を適切に分析して解釈し,自ら
の見解をわかりやすく科学的に表現して
いる。
具体的な事象を通して,大地の変動と
プレートの動きとの関係などについて理
解し,知識を確実に身につけている。
大地の変動に関する事象にすすんで
かかわり,大地の変動は地球内部の活
動にともなうプレートの動きによるこ
とを考えようとするとともに,自然環
境の保全に寄与しようとする。
大地の変動に関する事象のなかに課題
を見いだし,目的意識をもって大地の変
動は地球内部の活動にともなうプレート
の動きによることを考えるとともに,事
象を分析して解釈し,自らの見解を表現
している。
大地の変動とプレートの動きとの関係
などについて理解し,知識を身につけて
いる。
単
元
4
大
地
の
成
り
立
ち
と
変
化
観
点
別
評
価
基
準
表
例
単
元
4
3章 大地の歴史と地層(9時間)
●章の目標
単
元
4
大
地
の
成
り
立
ち
と
変
化
・野外観察などを行い,観察記録をもとに,地層のでき方を考察し,重なり方や広がり方についての規則性を見いだすとともに,地層とそのなかの化石を手がかりとして過去の環境と地質年代を推定する。
大
地
の
成
り
立
ち
と
変
化
観
点
別
評
価
基
準
表
例
●章の観点別評価規準
自然事象への関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
観察・実験の技能
自然事象についての知識・理解
地層の重なりと過去のようすに関する事物・現象にす
すんでかかわり,それらを科学的に探究しようとすると
ともに,自然環境の保全に寄与しようとする。
地層の重なりと過去のようすに関する事物・現象のな
かに課題を見いだし,目的意識をもって観察・実験など
を行い,地層の重なり方や広がり方の規則性,地層とそ
のなかの化石を手がかりとした過去の環境と地質年代の
推定などについて自らの考えを導き,表現している。
地層の重なりと過去のようすに関する事物・現象につ
いての観察・実験の基本操作を習得するとともに,観
察・実験の計画的な実施,結果の記録や整理などのしか
たを身につけている。
観察・実験などを通して,地層の重なり方や広がり方
の規則性,地層とそのなかの化石を手がかりとした過去
の環境と地質年代の推定などについて基本的な概念を理
解し,知識を身につけている。
●節ごとの観点別評価基準表例
節
3-1
地層のでき方
(教科書p.224~231)
3-2
地層をつくる岩石
(教科書p.232~235)
3-3
化石からわかること
(教科書p.236~241)
学習内容
観点別評価基準表例(上段:十分満足,下段:おおむね満足)
自然事象への関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
観察・実験の技能
自然事象についての知識・理解
地層,露頭
↓
れき,砂,泥
↓
風化,侵食,運搬,堆積
↓
ボーリング試料
↓
柱状図
↓
しゅう曲,断層,逆断層,正断層
地層のでき方に関する事象にすすんで
かかわり,地層の重なり方や広がり方お
よび地層ができるまでの過程について科
学的に考えようとするとともに,事象を
日常生活と適切に関連づけて積極的に考
察しようとする。
地層のでき方に関する事象のなかに課
題を見いだし,目的意識をもって的確に
地層の重なり方や広がり方および地層が
できるまでの過程について考えるととも
に,事象を適切に分析して解釈し,自ら
の見解をわかりやすく科学的に表現して
いる。
具体的な事象を通して,地層の重なり
方や広がり方および地層ができるまでの
過程,しゅう曲,断層などについて理解
し,知識を確実に身につけている。
地層のでき方に関する事象にすすんで
かかわり,地層の重なり方や広がり方お
よび地層ができるまでの過程について考
えようとするとともに,事象を日常生活
と関連づけて考察しようとする。
地層のでき方に関する事象のなかに課
題を見いだし,目的意識をもって地層の
重なり方や広がり方および地層ができる
までの過程について考えるとともに,事
象を分析して解釈し,自らの見解を表現
している。
地層の重なり方や広がり方および地層
ができるまでの過程,しゅう曲,断層な
どについて理解し,知識を身につけてい
る。
堆積岩,泥岩,砂岩,れき岩,石
灰岩,チャート,凝灰岩
↓
観察3 堆積岩のつくりを調べよ
う
↓
いろいろな堆積岩とその特徴
地層をつくる岩石に関する事象にすす
んでかかわり,堆積岩のつくりを科学的
に調べようとするとともに,事象を日常
生活と適切に関連づけて積極的に考察し
ようとする。
地層をつくる岩石に関する事象のなか
に課題を見いだし,目的意識をもって的
確に堆積岩のつくりを調べるとともに,
結果を適切に分析して解釈し,自らの見
解をわかりやすく科学的に表現してい
る。
堆積岩のつくりについての観察の基本
操作を的確に習得するとともに,観察を
計画的に実施し,結果を正確に記録して
わかりやすく整理するなど,観察の基礎
技能を確実に身につけている。
観察を通して,堆積岩のつくりの違い
および泥岩や砂岩,礫岩と火成岩のつく
りの違いなどについて理解し,知識を確
実に身につけている。
地層をつくる岩石に関する事象にすす
んでかかわり,堆積岩のつくりを調べよ
うとするとともに,事象を日常生活と関
連づけて考察しようとする。
地層をつくる岩石に関する事象のなか
に課題を見いだし,目的意識をもって堆
積岩のつくりを調べるとともに,結果を
分析して解釈し,自らの見解を表現して
いる。
堆積岩のつくりについての観察の基本
操作を習得するとともに,観察を実施
し,結果を記録して整理するなど,観察
の基礎技能を身につけている。
堆積岩のつくりの違いおよび泥岩や砂
岩,礫岩と火成岩のつくりの違いなどに
ついて理解し,知識を身につけている。
化石
↓
示相化石,示準化石
↓
地質年代,古生代,中生代,新生
代,古第三紀,新第三紀,第四紀
↓
示相化石と堆積当時の環境,地質
年代とおもな示準化石
示相化石や示準化石に関する事象にす
すんでかかわり,示相化石と堆積当時の
環境および地質年代とおもな示準化石に
ついて科学的に考えようとするととも
に,自然環境の保全に積極的に寄与しよ
うとする。
示相化石や示準化石に関する事象のな
かに課題を見いだし,目的意識をもって
的確に示相化石と堆積当時の環境および
地質年代とおもな示準化石について考え
るとともに,事象を適切に分析して解釈
し,自らの見解をわかりやすく科学的に
表現している。
具体的な事象を通して,示相化石と堆
積当時の環境および地質年代とおもな示
準化石について理解し,知識を確実に身
につけている。
示相化石や示準化石に関する事象にす
すんでかかわり,示相化石と堆積当時の
環境および地質年代とおもな示準化石に
ついて考えようとするとともに,自然環
境の保全に寄与しようとする。
示相化石や示準化石に関する事象のな
かに課題を見いだし,目的意識をもって
示相化石と堆積当時の環境および地質年
代とおもな示準化石について考えるとと
もに,事象を分析して解釈し,自らの見
解を表現している。
示相化石と堆積当時の環境および地質
年代とおもな示準化石について理解し,
知識を身につけている。
観
点
別
評
価
基
準
表
例
単
元
4
大
地
の
成
り
立
ち
と
変
化
観
点
別
評
価
基
準
表
例
節
学習内容
3-4
観察4
地層の観察
↓
レポートの作成
(教科書p.242~243)
地層を観察して,その特
徴を調べよう
単
元
4
観点別評価基準表例(上段:十分満足,下段:おおむね満足)
自然事象への関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
観察・実験の技能
自然事象についての知識・理解
さまざまな地層に関する事象にすすん
でかかわり,身近な地層の特徴などを科
学的に調べようとするとともに,自然環
境の保全に積極的に寄与しようとする。
さまざまな地層に関する事象のなかに
課題を見いだし,目的意識をもって的確
に身近な地層の特徴などを調べるととも
に,結果を適切に分析して解釈し,自ら
の見解をわかりやすく科学的に表現して
いる。
身近な地層の特徴などについての観察
の基本操作を的確に習得するとともに,
観察を計画的に実施し,結果を正確に記
録してわかりやすく整理するなど,観察
の基礎技能を確実に身につけている。
観察を通して,身近な地層の特徴につ
いて理解し,知識を確実に身につけてい
る。
さまざまな地層に関する事象にすすん
でかかわり,身近な地層の特徴などを調
べようとするとともに,自然環境の保全
に寄与しようとする。
さまざまな地層に関する事象のなかに
課題を見いだし,目的意識をもって身近
な地層の特徴などを調べるとともに,結
果を分析して解釈し,自らの見解を表現
している。
身近な地層の特徴などについての観察
の基本操作を習得するとともに,観察を
実施し,結果を記録して整理するなど,
観察の基礎技能を身につけている。
身近な地層の特徴について理解し,知
識を身につけている。
大
地
の
成
り
立
ち
と
変
化
観
点
別
評
価
基
準
表
例