ニュースリリース航空・航空宇宙会社の従業員給付プログラムが人材獲得競争の激しい労働市場における主要な差別化要因に：マーシュ 2015年10月21日ロンドン保険仲介とリスクマネジメントの世界的なリーディングカンパニーであるマーシュによれば、航空・航空宇宙会社の間では、労働市場における人材獲得競争が激化していることから、国際的な人材を確保し定着させるために、より高度な従業員給付パッケージを提供する傾向が高まっています。 2015年から2034年までの間に、世界の航空会社が3万8,000機を保有機材として増強させるのに伴い、55万8,000人の民間航空パイロットと60万9,000人の整備技術者が新たに必要になると推定されています（出典：Boeing's 2015 Pilot and Technician Outlook）。新規採用者を確保し、現従業員の定着率を向上させるために航空・航空宇宙会社が利用する主要な従業員給付には、傷害保険、海外医療費用補償保険、所得補償保険と生命保険などがあります。マーシュの航空・航空宇宙部門のシニアバイスプレジデントを務めるグラハム・ノットは、次のように述べています。「航空・航空宇宙業界のグローバルな性質上、従業員の間では、政情不安による緊急避難や、海外勤務中もしくは渡航中の医療費の支払いなどの問題に対する懸念が高まっています。特にパイロットは、免許当局が求める健康基準を満たすことができずに免許を喪失した場合の財務的影響について懸念を示しています」「航空・航空宇宙会社は、高度な技能を持つ人材を獲得しようと躍起になっているこの労働市場において、業界特有のニーズに応える専用の従業員給付パッケージが重要な差別化要因になると認識しています。こうしたパッケージは人材の定着を促進させ、新規採用者を確保するための第一要件になりつつあります」マーシュは昨年、顧客である航空・航空宇宙会社における従業員給付パッケージの向上を支援するため、マーシュ・エプシロン*という専用の従業員給付プログラムを立ち上げました。このプログラムでは、世界の航空・航空宇宙業界に特化した、傷害保険、海外医療費用補償保険、所得補償保険と生命保険を扱っています。 * 日本国内において本プログラムのお取扱はありません。 Page 2 プログラムの導入が開始された2014年8月以来、マーシュの顧客企業の90％以上がそれまでの従業員給付パッケージをマーシュ・エプシロンに移行することによって、10％以上の保険料の引き下げを実現しています。従業員給付パッケージとして大変好評を得ているマーシュ・エプシロンは、スタンダード・アンド・プアーズでA格付けを獲得する多数のロイズ・シンジケートが引受保険会社です。ノットはさらに、「マーシュ・エプシロンは、市場で提供されている一般的な商品よりも免責条項が少なく、補償内容が幅広いため、顧客航空・航空宇宙業界の顧客に、より充実した従業員給付を提供しています。端的に言えば、雇用主には競争力を維持するために必要な手段を提供する傍ら、従業員には困難に直面した時に必要とする補償を提供しているのです」と語っています。お問い合わせマーシュジャパン株式会社高田裕美子 +81-3-5334-8547 [email protected] マーシュについて保険仲介とリスクマネジメントの世界的リーディングカンパニーであるマーシュ・エルエルシーは、お客様と一体となり、革新的な各業界特有のソリューションを定義、設計、提供し、お客様のリスク管理を支援しています。約 27,000 名の従業員が 130 ヶ国以上のお客様にサービスを提供しています。マーシュは、リスク、戦略そして人的資本の分野でお客様にアドバイスとソリューションを提供するグローバルプロフェッショナルサービスカンパニーであるマーシュアンドマクレナンカンパニーズ（ニューヨーク証券取引所上場、取引銘柄は MMC）の 100%出資子会社です。マーシュアンドマクレンナンカンパニーズには全世界で 57,000 名の従業員が在籍し、その年間総収入は 130 億米ドル超、マーシュの他にリスクおよび再保険仲介のガイカーペンター、人事コンサルティングおよび関連サービスのマーサー、マネジメントコンサルティングのオリバーワイマンを傘下に置いています。ツイッター@MarshGlobal、LinkedIn、Facebook、YouTube でマーシュは情報を配信しています。 MARSH