Vol、13 鉄分や葉酸、ビタミン類の摂取不足、また失血などによりおこる貧血。時には頭痛や 冷え症の原因にもなります。そこで今回は貧血を予防・改善する食事について、 ご紹介します♪ 鉄は、動物性食品に含まれるヘム鉄と、植物性食品に含まれる非ヘム鉄に分類されます。 非ヘム鉄の吸収率は5%程度ですが、ヘム鉄のは35%程度と吸収されやすい鉄です。 レバー、牛肉、かつお、まぐろ、いわし、 貝類 など ほうれん草、小松菜、大豆製品、切干大根、 ひじき など 鉄は、ビタミン C や動物性たんぱく質と一緒に摂ることで吸収されやすくなります。 ≪料理・献立例≫ ★ほうれん草(小松菜)の炒り卵和え → ほうれん草(鉄) + 炒り卵(動物性たんぱく質) ★ひじきの炒り煮に鶏肉を加える → ひじき(鉄) ★ほうれん草入りのグラタン → ほうれん草(鉄)+ 牛乳(動物性たんぱく質) ★レバニラ炒め → レバー(鉄) + ニラ(ビタミン C) ★生カキやカキフライにレモン汁をかける → カキ(鉄) + レモン汁(ビタミン C) ★切り干し大根の煮物と焼き魚の食べ合わせ → 切干大根(鉄) + 魚(動物性たんぱく質) ★焼き鳥のレバーと野菜サラダの食べ合わせ → レバー(鉄) + 野菜(ビタミン C) + 鶏肉(動物性たんぱく質) ビタミン B12 は赤血球の生成に必要なビタミンです。肉、魚、卵、乳製品などの動物性食品に多く 含まれ、また腸内細菌により体内でも合成されるため、普段の食事で欠乏症になることはありません。 しかし、胃や回腸を切除していたり、極端な菜食主義、妊婦などでは不足することがあり、貧血の原因 になります。 葉酸は造血機能に関与するビタミンです。緑黄色野菜や肉類、レバーなどに多く含まれ、また ビタミン B12 と同様、腸内細菌により体内でも合成されますが、妊産授乳婦などは葉酸が欠乏し やすく、貧血の原因(その他先天性奇形児出生リスクが高まるなど)になります。 10月から1月が旬の さといも をご紹介します♪ など ★ 胃壁を保護し潰瘍予防に効果的なムチン(ぬめり成分)。 ★ 血圧降下やコレステロール排泄効果が期待できるガラクタン(ぬめり成分)。 ★ 便秘解消に効果的な食物繊維。 これらの栄養素が豊富に含まれています! 選び方のポイント! 【丸みのあるもの】 【こぶ、ひび割れなどのないもの】 皮むき時のかゆみ予防策 → 重曹や塩、酢水を手につけて皮をむくとかゆくなりませんよ♪ ★無料栄養相談受付中★ 書面回答をご用意します。スタッフまで声をおかけください。
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