SAPS

【抄録】
タイトル
障がい者スポーツと私
学校名
大阪府立大学
発表者名
加藤 翼
発表内容(活動内容)
現在、私は大阪府立大学で「Adapted Sports Club」という障がい者スポーツサークル
での活動やゼミでアスリート強化のための研究において、さらにはウィルチェアラグビ
ーチーム「HEAT」のスタッフとして障がい者スポーツと関わっています。
私が障がい者スポーツを知ったきっかけは 1 冊の本でした。そこから大阪府立大学を
目指し今に至っています。大阪府立大学では障がい者スポーツ指導論という授業があり、
それを受講することにより初級障がい者スポーツ指導員の資格が得られ、卒業と同時に
中級障がい者スポーツ指導員の資格を取得できます。さらには「Adapted Sports Club」
という障がい者スポーツサークルがあり、そこではボッチャや車椅子ツインバスケット
ボールなどの障がい者スポーツを体験し、選手サポートや強化に取り組んでいます。そ
こから興味を持った学生はチームマネージャーなど障がい者スポーツとの関わりを深め
ていっています。大阪府立大学でも練習を行っている車椅子ツインバスケットボールチ
ーム「Faith.」には現在 3 名の大阪府立大学の学生がマネージャーとして所属していま
す。私自身もウィルチェアラグビーチーム「HEAT」でスタッフをさせていただいてい
ます。ASC やゼミでの活動、選手の方々と触れ合っている中で競技スポーツとしての魅
力、アスリートへの魅力を強く感じています。私が今のゼミに入ったのも、「HEAT」の
スタッフになりたいと思ったのも、競技スポーツとしてボッチャやラグビーに興味があ
り深く関わりたいと思ったからです。笑われるかもしれませんが、コーチやトレーナー
としてパラリンピックに出たいと思っています。
ここまで思っている学生は稀かもしれません。しかし、このように大阪府立大学で障
がい者スポーツを知るきっかけを得て、興味をもち、より深く関わりたいと活動してい
る学生が多くいます。多くの学生が障がい者スポーツに魅力を感じ、関わっていっても
らえたら嬉しく思います。