2015 年 5 月 1 日現在 専任教員の教育・研究業績一覧表 ○ 教職課程(社会学部) 1. 高橋 美惠子 2. 細田 聡 関東学院大学専任教員の教育・研究業績 所属 学部 社会学部 研究科 文学研究科 学科 現代社会学科 専攻 社会学専攻 職名 教授 氏名 高橋 美惠子 学位 文学修士 大学院における研究指導担当資格の有無 博士前期: 有 博士後期: 無 1.教育活動 授業科目名 2015年度方針・計画 「教職課程」 教育原理A 教育の理念、目的、歴史、思想等の基礎的な内容を理解するとともに、教育の現状や問題、教育改革 の動向を実践的に学ぶことで、教育の本質理解を目指す授業とする。教員に必要な知識を獲得し理解 を深める。 学校の制度A 学校および学校教育を支える社会的、制度的事項を学ぶことで、学校教育の現状や学校制度、近年の 学校改革・教育改革への知識と理解を深める。同時に授業を通じて、受講生が学校改革に参画できる 力量を培う。 道徳教育の理論と実践A 道徳教育の理論や歴史、道徳授業の編成原理を学ぶことで、道徳教育への理解を深め道徳的価値と は何かを理解する。道徳授業案の作成、教材研究、模擬授業を通じて、道徳授業への実践力を高め る。道徳指導のできる教員としての力量を身につける。 教育実習1(英語英米文学科) 2016年度教育実習予定者(「教育実習1」未履修者)に、教育実習への事前指導を徹底し、実習の成果 が上がるようにする。教員免許状取得および教員採用に向けての指導を行うことで、教職への自覚と 力量を身につける。 教育実習2(英語英米文学科) 2015年度教育実習生への直前指導、実習中のフォローアップと実習校訪問指導によって、教育実習の 効果を高める。実習校評価B以上を目指す。教育実習事後指導では、教育実習の反省と今後の課題を 学生に自覚させ免許状取得に向け実践的指導力を培う。 教育実習3(英語英米文学科) 中学校免許状取得希望者に、同上の指導をする。 教職実践演習(英語英米文学科) 教員免許状取得見込みの学生が、学部および教職課程の個々の科目の履修により習得した専門的な 知識・技能を基に、職務を遂行できる資質・能力が身についているかを最終確認する。不足している場 合は知識・技能を補う。「履修カルテ」により、個々の学生に沿った指導をする。 教員として最低限必要な水準の力量を身につけさせる。 1 「文学部」 教育学 教育の理論や具体的な教育問題・教育現象の事例を分析・考察する過程を通じて、「教育とは何か」と いう問いに、自分なりの言葉で答えることができる。自分が興味を持つ教育問題をみずから調べその解 決策を描くことができる。 専門ゼミナール <教育問題や教育現象から人間の本質を探る>をテーマに、それぞれが持つ教育問題や教育現象へ の疑問、興味、関心を出発点に、文献の講読、資料の収集、お互いの研究報告や発表、討論、レポート や小論文の作成、ゼミ連発表の準備などを通じて、研究方法や研究課題を深めるとともに情報発信力 を身につける。 卒論ゼミナール <教育問題や教育現象から人間の本質を探る>をテーマに、各自が専門ゼミナールで得た研究成果 を、さらに発展させる。卒業論文完成に向け、論文作成の基本や適切な表現方法を学ぶとともに、文章 を書く作業を通じて、論理的思考、社会認識力、物事を相対的にとらえる力、自己の主張を他者に伝え る力などを高める。 卒業論文 論文の主題の明確化、既往知見の整理、研究テーマの位置づけ、調査研究方法、研究調査資料、 データの収集とその分析、分析結果に対する考察など、自らが積極的に学修し論文作成を進める。ゼ ミ生全員が論文を執筆、提出できるように指導する。 基礎ゼミナール 大学での学修を進めるにあたっての基礎的なスキルを身につける。文献を読み、ゼミ討論をする中で、 読む技術、要約する技術、レジュメを作成する技術、自己の考えを表現する技術、討論する技術などを 総合的に学ぶ。また、メンバーとのディスカッションやコミュニケーションを通して、今後の人間関係を豊 かにする。 「大学院」 教育学特講 <教育学の最新の知見と実践場面の課題から「教育」の本質を探る>をテーマに、主として教育哲学・ 思想に関するテキストの講義・講読を通して、教育や人間形成を新たな視点で探究・考察する力を養っ ていく。教育学のテキストを精読し、内容をまとめ討論できる力も培う。 教育実践学特講 <教育学の最新の知見と実践場面の課題から、「教育」の実践的指導力を身につける>をテーマに、 主として教育実践学に関わるテキストの講義・講読と、教育実践の分析を通して、教育や人間形成を新 たな視点から捉えるとともに、教育の現代的な課題を解明・理解していく。これらを通じて、教育の課題 解決に向けた実践的指導力を身につける。 教育学特殊講義1 <人間形成の論理から現在の教育問題を読み解く 1 >をテーマとする。「教育現場」には今、何が起 こっているのかを中心に、現在の教育問題を、教育哲学の知見から読み解き、これからの教育実践に 方向性を見出していく。 教育学特殊講義2 <人間形成の論理から現在の教育問題を読み解く 2 >をテーマとする。「教育現場」には今、何が必 要なのかを中心に、現在の教育問題を、教育哲学の知見から読み解き、これからの教育実践の方向 性と妥当な教育方法を見出していく。 2 授業以外の教育活動等 年月(西暦) 摘要 作成した教科書・教材・参考書 2005年4月~現在 教職課程オリエンテーションのためのパワーポイント資料を、毎年、学年ごと(新 規履修者用は学期ごと)に作成・更新し、ORで使用。 教育職員免許状更新講習テキストの執筆 2012年8月 免許状更新講習の必修領域「教育政策の動向についての理解」について、資料 編も含めたオリジナルテキストを作成し更新講習で使用した。 『KGU 教職課程履修カルテ』原案の作成 2010年4月 2010年度から使用が義務づけられた『履修カルテ』の原案を、他の教職教員と作 成し、同時に「KGU教職課程スタンダード」も策定した。教職課程履修者の全員が 使用。 『教職課程ジャーナルVol.9』の編集・刊行 2012年3月 教職指導に使用する『教職課程ジャーナルVol.9』の形式をリニューアルし、責任 編集した。「2011年度教育職員免許状取得状況と免許取得の動向」なども執筆し た。「教育実習1・2・3」で使用。「著書、学術論文に再掲」 『教職課程ジャーナルVol.10』の編集・刊行 2013年3月 『教職課程ジャーナルVo.10』を責任編集した。「2012年度教育職員免許状取得 状況」や会議録などを執筆した。「教育実習1・2・3」で使用。「著書、学術論文に 再掲」 教職実践演習導入に伴う「履修カルテ」作成の 工夫と運用の課題 2010年7月 「教職実践演習」の導入に伴い義務づけられた「履修カルテ」作成、および実施に ついての課題と問題を、関私教協カリキュラム研究部会で関東地区100大学に アンケート(アンケート作成:高橋・櫻井)し、結果を関私教協で公表した。この成 果は全私教協の大会でも報告された。 私立大学における「教職実践演習」導入の実践 と課題 2014年7月 2013年度から導入された教職科目「教職実践演習」を振り返り、初年度の成果と 課題について分担執筆し、関私教協カリキュラム研究部会の成果として公表し た。 「教職実践演習」1年目の課題 2014年7月 教職に関する新設科目である「教職実践演習」の1年目の成果と課題について、 本学の実践を、7月26日(土)に国士舘大学世田谷キャンパスで開催された、2014 年度関私教協第1回研究懇話会のシンポジウムで報告した。 「教職実践演習」1年目の課題 2015年2月 上記シンポジウムの「「教職実践演習」1年目の課題 報告書」(関私教協会報76 号)に当日の報告が「「教職実践演習」初年度の模索―関東学院大学―」として 掲載された。 教職課程オリエンテーションのPPT資料の作成 教育方法・教育実践に関する発表、講演等 3 その他教育活動上特記すべき事項 教員採用試験対策 2004年度~現在 教員採用試験一次対策として、一般教養・教職教養試験のための模擬試験問題 を作り、希望者に配布するとともに、2014年度からは小論文対策や二次試験対 策も実施している。 教育実習校訪問指導 2002年度~現在 毎年、教育実習期間中に、東京都と神奈川県の教育実習生には、教職課程担当 教員として実習校に出向き訪問指導をしている。 教育実習事前事後指導 2015年度~現在 新カリキュラム「教育実習1(事前事後指導)」の事前指導を前倒しし、2015年度 より履修の前年度に6講時を使い、7回程度の事前指導を行う予定である。 介護等体験のオリエンテーション 2002年度~現在 介護等体験に出る学生を対象に、教職課程では現場から講師を招き、6講時の 時間帯に3回のオリエンテーションを実施している。 ゼミナール合宿の実施 2002年度~現在 専門ゼミナールおよび卒論ゼミナールでは、ほぼ毎年、学生のプランニングによ るゼミ合宿を実施し、集中的な学習を行っている。同時にお互いの人間関係を豊 かにしている。 学校支援ボランティアの実践指導 2006年度~現在 学校支援ボランティア希望者に、そのあり方や心構え等の指導をする。また実施 中も、報告を受け、円滑で効果的なボランティアが遂行できるように気を配る。 2.研究活動 研究テーマ 研究概要 現代における道徳教育の 現代における家庭や社会の変化と「道徳 あり方 の教科化」の背景、その問題点 2015年度方針・計画 現行学習指導要領に「特別の教科である道徳」が導入された背景、道徳の教科 化の問題点を、家庭教育・学校教育の側面から明らかにする。 現在、大学教育の有効な方法として「アクティブラーニング」が導入され始めた。 アクティブ・ラーニングの教 アクティブラーニングの教育方法上の位置 その問題点は何か、どうすれば効果的な学習方法となりうるのかを、小・中・高の 育方法上の検討 づけと導入への課題 教育方法史から見ていく。 4 単著共著 の別 発行又は発表の 年月(西暦) 発行所、発表雑誌又は 発表学会等の名称 教職の困難性とその背景-学校制度改革がも たらす「関係性」の変容- 単 2010年12月 関東学院大学文学部紀要 第120・121号 p.157-172 「道徳教育」に求められる教員の「実践的指導 力」の育成-教職科目「道徳教育の理論と実 践」の授業から探る- 単 2011年12月 関東学院大学文学部紀要 第123号 p.173-197 「道徳の指導法」科目における教育学教育の果 たす役割 単 2012年8月 日本教育学会2011年度関 東地区研究集会報告書 p.18-23 p.26-27 学校におけるICTの活用と「学びの質」の変化 単 2014年1月 関東学院大学文学部紀要 第129号 p.43-63 デジタル教科書を使用した中学校英語学習の検 討-生徒の学習過程と教師の実践課題から- 共 2014年7月 関東学院大学文学部紀要 共同執筆者 第130号 安部肇子 p.1-23 著書・学術論文等の名称 編者・著者名 (共著の場合のみ) 該当頁 (著書) (学術論文) 5 (その他) 関東地区私立大学 関東地区私立大学教職課 教職課程研究連絡 p.30-35 程研究連絡協議会 第3研 協議会 第3研究部 p.92-96 究部会報告書 会 教職実践演習導入に伴う「履修カルテ」作成の 工夫と運用の課題 共 2010年7月 2011年度教育職員免許状取得状況と免許状取 得の動向 単 2012年3月 KGU教職課程ジャーナル VOL.9 p.78-80 家庭教育が機能しない時代が来た-希望として の若者・利他そして公共へ- 単 2012年11月 個を育てる教師の集い『考 える子ども』No.347 p.23-26 2012年度教育職員免許状取得状況 単 2013年3月 KGU教職課程ジャーナル VOL.10 p.78-80 関東地区私立大学 関東地区私立大学教職課 教職課程研究連絡 程研究連絡協議会 第3研 p.28-31 協議会 第3研究部 究部会報告書 会 私立大学における「教職実践演習」の振り返りと 課題 共 2014年7月 たし算的教育改革のマイナス性 単 2014年11月 これからの教育を考える 会『新樹』no.8 「教職実践演習」初年度の模索-関東学院大学 - 単 2015年2月 関東地区私立大学教職課 程研究連絡協議会 会報 76号 6 p.28-30 p.106-109 p.127-128 3.社会活動等 テーマ 概要 文部科学省 教育職員免許状更新講習講師 ア 2012年度の教育職員免許状更新講習(関東学院大学)講師として、必修講座「教育政策の動向につい ての理解」を担当した。2015年度も担当する予定。 逗子市との連携 ア 2006年6月より2011年3月まで、逗子市生涯学習推進協議会委員長として協議会の運営に携わった。 逗子市との連携 ア 2011年4月より現在まで、逗子市生涯学習推進懇話会のアドバイザー(学識経験者)を務めている。 関東地区大学間連携 ウ 2008年7月より2011年7月まで、関東地区私立大学教職課程研究協議会の第3研究部会(「教職カリ キュラム部会」)の副部会長を務めた。 神奈川県教育委員会との連携 イ 2010年8月、神奈川県立総合教育センター「総括教諭講習」の講師を務めた。 全国大学間連携 ウ 2010年5月より2012年5月まで、全国私立大学教職課程研究連絡協議会の幹事を務めた。 産官学連携 イ 2013年2月より現在まで、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構の業務に協力している。 横浜市教育委員会との連携 イ 2014年9月に大学が連携協定を締結した当該年度の協議会に、教職課程教員として参加した。 ※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可 4.管理運営等 名称等 期間(西暦) 教職課程委員会委員 2002年4月~現在 人文科学研究所運営委員 2010年4月~2012年3月 図書館図書委員会委員 2011年4月~2013年3月 学校法人関東学院評議員 2012年12月~2015年3月 社会教育主事課程委員会委員 2013年4月~2015年3月 高等教育研究・開発センター運営委員 2013年4月~2015年3月 教職課程主任 2014年4月~2015年3月 7 関東学院大学専任教員の教育・研究業績 所属 学部 社会学部 研究科 研究科 学科 現代社会学科 専攻 専攻 職名 教授 ・ 准教授 ・ 講師 ・ 助教 氏名 細田 聡 学位 博士(行動科学) 大学院における研究指導担当資格の有無 博士前期: 無 博士後期: 無 1.教育活動 授業科目名 2015年度方針・計画 教育心理学A/C 児童・生徒の発達・学習について考えるとともに、子どもを取り巻く問題について教育心理学的立場から理解し、 実践場面に応用して考えを深めることを目的とする。そして、人間としての成長を涵養する中で、障がいのある 幼児、児童及び生徒の発達と学習について考え、特別支援教育についての理解を深める。 教育実習1 教育実習1は、教育実習の事前指導として位置づけられている。その目的は、次年度に予定される教育実習の 全体像をさまざまな面から理解し把握していく過程で、教育実習の意義と心構えを確認し、教育実習への自覚と 教育実践力を高めていくことにある。 教育実習2・教育実習3 大学で履修した教職課程の理論的学習を学校現場で実地に応用し、検証することを目的とする。実習を通し て、教員として必要とされる能力やスキルを獲得し、教育実践力を高め、教職に対する自覚と認識を新たにする ことを目指す。 教職ゼミナール 現代社会に内包する問題を教育現場でいかに伝え、生徒に理解させるか。生徒の教育に当たる教師自身が教 育現場で実際的に対処できる教授法やその能力を自らの内に育むことを目標とする。 教職実践演習(中高) KGU教職課程スタンダードの目標を達成するために、教科の教員や外部講師の協力を得て、講義、個別指導を はじめ、ロールプレイング、模擬授業、グループ討議、グループワークなど、主に演習形式による授業を行う。必 要に応じて学校見学、奉仕・ボランティア活動なども取り入れる。これらの活動を通じて、学生が主体的・積極的 に授業に参加し、教員としての資質・能力の向上を図るとともに、教員になるために最小限必要な指導力を身に 付ける。 心理学 (心理学1(現)) 人間は、外界からいかに情報を取得しそれを処理し行動へと結びつけているのか。人間の情報処理の基礎的メ カニズムや性格・モティベーション・知能などについて、心理学の理論・モデルなどを紹介し、簡単な心理学実験 を行いながら人間特性について説明する。 1 心理学2(現) 状況に依存していかに人間が変容するか、また、人間がその状況に対してどのような影響を与えるかといった 相互作用について、集団や組織といった社会環境における人間行動のダイナミズムを理解する。 労働科学 現代社会において、実際に産業現場で起こっている問題と具体的に関連付けて課題の考察を深める。さらに、こ れらの諸課題に対して労働科学はどのような対策を考えているのかについても学ぶ。最後に、労働科学のよう な応用科学が扱う課題の困難さと、その効用と限界についても理解を深める。 社会心理学 基礎ゼミナール 我々は、自己と他者との関係をどのように築いていくのか、円滑な関係を築くためにはどうすればいいのか。社 会集団において自己は他者の態度や行動に影響を与え、逆に他者や集団からの影響を受け、自己の態度や行 動を変える。このように、人間の社会的行動を心理学の視点から解説し、対人認知や対人関係、集団の中の個 人、集団の意思決定、リーダーシップなどについて理解を深めることとする。 大学での学修を進めるにあたっての基礎的なスキルを身につけるために、文献をよみ、これを進める中で、読む 技術、要約する技術、レジュメを作成する技術、自己の考えを表現する技術、討論する技術などを総合的に学 ぶ。また、基礎ゼミナールのメンバーとのディスカッションやコミュニケーションを通して、人間関係の構築に努め ながら、グループで学修を行う技術も学ぶ。 専門ゼミナール 自己を取り巻く社会との相互作用に目をむけ、ゼミ生自ら関心のあるテーマを見つけ出し、これに関連する領域 の既往知見を調べ、自らの意見をまとめ、新たな視点を見出し、それを実証する研究方法を策定する。そして、 一連の調査研究成果をレポートとしてまとめる。 卒論ゼミナール 専門ゼミナールにおいて各自が主体的に定めたテーマについて、深く掘り下げ、卒業論文へと昇華させる。卒業 論文の構成および作成の方法を学ぶとともに、基本的なアカデミック・スキルを用いて、これまでに培った専門知 識を展開し、自らの主張を明確化し、卒業論文作成へと繋げる。 卒業論文 卒業論文の作成は、大学生活最大のイベントと捉え、意欲的に取り組む。論文の構成および作成の方法を学ぶ とともに、基本的なアカデミック・スキルを用いて、これまでに培った専門知識を展開し、自らの主張を明確化し、 卒業論文を作成する。 2 授業以外の教育活動等 年月(西暦) 摘要 作成した教科書・教材・参考書 教職課程ジャーナル 教育実習や介護等体験の体験記、教職の仕事についた卒業生からのメッセージや 2009年4月~2013年3月 教員採用試験合格体験記などをまとめた教職課程ジャーナルを毎年作成し、教育実 習の事前および事後指導に役立てている。 教育実習の実態調査 教育実習を終えた4年生を対象に教育実習アンケート実施し、その結果を分析し、教 職課程ジャーナルに公表している。平成25年度までに約850データを得ることがで 2009年4月~2013年3月 き、これにより教育実習中の学生の実態(たとえば研究授業時間数など)をデータとし て把握でき、次年度の教育実習の事前指導に活用できるようにしている。 心理学の入門書の作成 2013年5月 心理学の入門書である『基礎心理学入門』(2012)の作成に参加し、「作動記憶」を担 当執筆した。そこでは、外界からの情報の取捨選択過程などについて解説をした。そ の内容を「心理学」や「教育心理学」等で説明し、人間特性の理解の向上を図ってい る。 教育方法・教育実践に関する発表、講演等 教員免許状更新講習の実施 教育実習の実態調査 カウンセリングセンターレポート 教員免許状更新講習の講師として、「学校の内外における連携協力」を担当した。そ こでは、特に、学校の危機管理を中心として講義を行った。地震や災害が発生した際 2009、2011年~2013年 に、教員が児童や生徒に対してどのような態度や行動を示すべきかについて説明 し、日頃からの学校現場のリスクマネジメントの方法などについて解説を行った。 教育実習を終えた4年生を対象に教育実習アンケート実施し、その結果を分析し、教 職課程ジャーナルに公表している。平成25年度までに約850データを得ることがで 2009年4月~2015年3月 き、これにより教育実習中の学生の実態(たとえば研究授業時間数など)をデータとし て把握でき、次年度の教育実習の事前指導に活用できるようにしている。 毎年、刊行されるカウンセリングセンターレポート(2010年度までセンターレポート) に、現在の学生の悩みの傾向について述べた。そこでは、人間関係をどのように構 2010年~2014年 築していけばよいか悩む学生に対して心理学的にどのように考えるかその指針を考 察した。 その他教育活動上特記すべき事項 産業組織での安全研修会への参加 2012年2月 新入社員への対応にをテーマとして開催された職場安全研修会に,新入社員役とし て学生を参加させた。現職社員が新入社員にどのようにコミュニケーションを図れば よいか実感させるとともに,学生にとっても入社後どのように先輩社員から情報を引 き出せばよいかを実体験する場となった。 3 2.研究活動 研究テーマ 産業組織の安全性向上 研究概要 産業組織の安全文化構築プロジェクトの成果 2015年度方針・計画 産業・組織心理学会あるいは日本応用心理学会にて発表予定 重層的産業組織構造の課題 プラント産業の受注・発注・協力組織の相互評価 産業・組織心理学会あるいは日本応用心理学会にて発表予定 抽出 単著共著 の別 発行又は発表の 年月(西暦) 基礎心理学入門 共著 2012年5月 培風館 田山忠行・ 須藤昇 (編) p87-p101 心理学から考えるヒューマンファクターズ―安全で快 適な新時代へ―』 共著 2013年4月 有斐閣 篠原一光 ・中村隆宏 (編) p199-p222 産業安全保健ハンドブック 共著 2013年5月 労働科学研究所出版 小木和孝(編) 部 p390-p391 p402-p403 最新心理学事典 共著 2013年12月 平凡社 藤永保(監) p574-p576 心理学検定 公式問題集[2015年度版] 共著 2015年4月 実務教育出版 太田信夫・藤田主一他 p337-p344 (編) p47-p56 p313-p317 著書・学術論文等の名称 発行所、発表雑誌又は 発表学会等の名称 編者・著者名 (共著の場合のみ) 該当頁 (著書) (学術論文) New Method for Industrial Accident Analysis Development and Application of Situation Awareness Method. 単著 2010年6月 Progress in Safety Management Research and Practice. China University of Mining 組織に潜在するリスクを自ら検出することは可能か 単著 2012年7月 日本信頼性学会誌『信 頼性』第34巻第5号 産業組織を対象とした安全文化評価ツールの開発研究 共著 2012年9月 『関東学院大学人間環 施桂栄・井上枝一郎・ p1-p10 境学会紀要』第18号 細田聡 ヒューマンエラー防止のための安全教育手法の開発 と実践 2014年7月 『労働科学』第89巻第6 施桂栄・井上枝一郎・ p197-205 号 細田聡 他 共著 4 産業組織における安全文化の現状把握に関する検 討-職位間におけるコミュニケーションギャップという 指標を導入して- 『応用心理学研究』第 余村朋樹・細田聡・井 p194-p202 40巻第3号 上枝一郎 共著 2015年3月 巨大地震とプラントの安全性(第90回部門別研究会 報告) 単著 2010年2月 『産業・組織心理学研 究』第22巻第1号 p59-p66 あの事故を斬る!(1)テネリフェの悲劇 単著 2010年4月 『労働の科学』第65巻 第4号 p215-p217 中国におけるプラントシステムの安全確保に必要な 技術的基盤構築に関する調査研究 共著 2010年6月 日本学術振興会 科学 小木和孝・吉川徹・井 研究費補助金基盤研 上枝一郎・細田聡・施 p1-p5 究(B)研究実績報告 桂栄 あの事故を斬る!(2)チャレンジャー号爆発事故 単著 2010年6月 『労働の科学』第65巻 第6号 p347-p349 あの事故を斬る!(3)チェルノブイリ原子力発電所事故 単著 2010年9月 『労働の科学』第65巻 第9号 p554~p556 緊急事態とリスクコミュニケーション 単著 2011年11月 『労働の科学』第66巻 第11号 p672~p675 複雑化する社会において産業・組織心理学は何がで きるか,何をなすべきか(第28回大会シンポジウム報 告) 共著 2013年3月 細田聡・金井篤子・杉 産業・組織心理学研究 本徹雄・山口裕幸・二 p169-p176 第26巻第2号 村英幸 交通・運輸の各モードにおける安全の実践と研究― 国際民間航空、韓国鉄道、そして我が国の道路運送 (第107回部門別研究会報告) 共著 2013年9月 産業・組織心理学研究 具星會・本江彰・鈴木 p45-p56 第27巻第1号 一弥・細田聡 (その他) 5 3.社会活動等 テーマ 安全マネジメントの研修 概要 製造業などにおいて、安全マネジメント重要性とその向上策を講演する ※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可 4.管理運営等 名称等 期間(西暦) カウンセリングセンター所長 2010年4月~2015年3月 文学部現代社会学科学科長 2012年4月~2014年3月 文学部教務主任・共通科目主任 2014年4月~2015年3月 社会学部教務主任・共通科目主任 2015年4月~現在に至る 教職課程主任 2015年4月~現在に至る 6
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