びぶりお定期便(平成27年9月号)

恵那市中央図書館
高校通信 〈Vol.64〉 2015 年 9 月
司書のおすすめ本
スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、
恵那市中央図書館 ジュニアコーナー 9 月の新着本紹介
芸術の秋・・・。色々な「~の秋」があ
りますが、皆さんはどの秋がお好きで
タイトル
著者名
出版社
泡のざわめき(ワンダー・ラボラトリ04)
田中幸/著
太郎次郎社エディタス
火親しむべし」という中国の詩を取り
白いイルカの浜辺
ジル・ルイス/作
評論社
上げたことから広まったそうです。ま
た、毎年 10 月 27 日から 11 月 9 日は
月にハミング
マイケル・モーパーゴ/作
小学館
バドミントン米倉加奈子式攻め勝つドリル
米倉加奈子/著
ベースボール・マガジン社
武士道ジェネレーション
誉田哲也/著
文藝春秋
リサとなかまたち、民法に挑む
大村敦志/著
太郎次郎社エディタス
しょうか。ちなみに、
「読書の秋」は、
夏目漱石が著書『三四郎』の中で、
「灯
読書週間です。過ごしやすく、集中力
の高まる秋に、ぜひ図書館を利用し
て、
「読書の秋」を満喫してください。
今月のおすすめ
びぶりお本
『世界のオモシロお仕事集』 盛田則夫/著 中央公論新社 <366 モ> ジュニアコーナー
そのタイトルどおり、世界中の変わった仕事、面白い仕事を集めた本です。
コンサートなどでピアニストの隣に座り、演奏の進行に従って楽譜をめくっ
ていく「譜めくり」
、赤の他人の葬式でひたすら泣いて他の参列者の涙を誘
う、中国や台湾の「泣き女」などは、ご存知の方も多いかもしれません。し
かし、国際的に公認されたサンタクロースが日本にも一人いる、ということ
はご存知でしょうか? グリーンランド国際サンタクロース協会というもの
があり、毎年 7 月にデンマークでサンタ世界大会が開かれているそうです。
その他にも、変わった職業や、聞いたことはあるけど内容は知らなかった
職業、「あの職業の給料はいくら?」などのトリビアが満載です。進路に悩
んだりしたとき、気分転換にいかがでしょうか。
恵那特別支援学校
9月1日(火)から11日(金)まで校内で夏休み作品展が行われ
ました。夏休み中に制作した作品や、調査観察したまとめ等が展
示されました。実用的な木工製品や可愛らしい手芸作品、観察記
録等、力作ぞろいでした。
お薦めの本
『へんしんトンネル』
恵那農業高等学校
今、日本ならず世界でも、異常気象が多発しています。先日の台風
18号もしかり、阿蘇山の噴火もしかり、予想をはるかに上回る規模
でやってきます。
「災害は忘れたころにやってくる」ということわざが
ありますが、常日頃からの備えが大切です。みなさんはいかがですか?
作 あきやまただし
オススメの一冊
「二分間の冒険」
岡田淳著 偕成社
同じ言葉を繰り返しながらトンネルをくぐると、まったく違う
言葉がトンネルから出てくるのです。たとえば、
「とけい」とつぶ
やきながらトンネルをくぐると「けいと」になります。言葉のお
もしろさから、読み方の表現を変えたり、自分で言葉を考えてみ
たりできる楽しい本です。
小学6年生に初めてこの本に出会いました。読み
終えた時の衝撃は今でも忘れられません。
「小学生の
時に出会っていてよかった。
」というぐらいの傑作で
す。小学6年生の悟は学校で「ダレカ」という黒猫
に話しかけられ、ダレカに異世界に連れてこられま
す。ダレカは「これはかくれんぼで時間内におれを
捕まえたら元の世界に戻してやる」といいますが、
ダレカは、すでに黒猫の姿ではなく、この世界で一
番確かなものになっている。一番確かなものとは?
子どものうちに読んでおくべき本! 大人になっ
ても楽しめます。
食品科学科 3年
志津和秀
<夏休み作品展のようす>
恵那高等学校
8 月 29、30 日と、恵那高文化祭(城陵祭)にて古本バ
ザーを開催しました。バザーで売り出した本は、生徒や先
生方に寄付していただき、合計 628 冊が集まりました。当
日は大変にぎわい、沢山の本を買っていただきました。
売上は、生徒会が運営するボランティア活動「エナセフ」
を通じて「ユニセフ」に寄付されます。
城陵祭メイン看板
雨天のため校舎内廊下
で古本を販売。
売上金を生徒会役員に手渡して
「エナセフ」プロジェクトに募金。