給 食 だ よ り

給食だより
平成28年10月 松ヶ本認定こども園
何をするにも気持ちよい秋本番ですね。運動会や遠足など外での行事も多い季節となり
ました。秋は「食欲の秋」。何を食べても美味しく感じ、ついつい食べ過ぎてしまう季節で
す。食べ過ぎに気をつけて秋の味覚を楽しみましょう。
世界食料デー
10月16日は国連が制定した世界の食料問題を考える日です。大切な食べ物を無駄なく使い、誰もが飢え
や栄養不足で苦しむことのない世界にするために、まず自分たちができることを考えてみましょう。
日本では年間約1700万トンもの食料が捨てら
れ、その中には食べ残しや賞味期限切れなど、ま
だ食べれるもの(食品ロス)が500~800万トン
もあるとされています。これは日本の米の年間収
穫量(約850万トン)に近く、また世界の年間食
料援助量(約400万トン)を大きく上回ります。
日本人1人当たりに換算すると、毎日おにぎり約1~2個
分を捨てていることと同じになるそうです。
水
食品ロスを減らすためにできること
★食べ物への感謝の心を大切に「残さず食べる」「感謝
の心をもつ」など、食習慣を身に付ける
★買い物に行く前に冷蔵庫の中にある食材の種類や量
を確認する
★食べきれなかったものを他の料理に作りかえる
★食品ロス問題に関心を持ち自分に出来ることを考える
そして、牛や豚、魚や野菜の「命」を頂いています。沢山の
人やものに支えられて、今日も美味しい食事が食べられてい
るんだね。みんなに「ありがとう!」の気持ちを込めて「いだた
きます!」そして、食べ終わったら「ごちそうさま!」
「MOTTAINAI」は世界の合言葉
食べ物を大切にするところから、
「もったいない生活」を始めてみませんか?
食生活指針が新しくなりました
食生活指針は平成12年に、旧文部省・厚生
省・農林水産省の3省が連携して策定さ、16年
ぶりに改定されました。指針に沿って普段の食生
活を振り返り、健康な食生活を家族でも実践してい
きましょう。
①食事を楽しみましょう
②1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを
③適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重の維持を
④主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを
⑤ごはんなどの穀類をしっかりと
⑥野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて
⑦食塩は控えめに、脂肪は質と量を考えて
⑧日本の食文化や地域の産物を活かし、郷土の味の継承を
⑨食料資源を大切に、無駄や廃棄の少ない食生活を
⑩「食」に関する理解を深め、食生活を見直してみましょう
読書の秋
絵本には食べ物を題材にしたものがたくさんありま
す。園でも野菜や果物などの絵本が置かれてあり、子
どもたちは「これ食べたよ!」や「これ作ってみた
い!」など、絵本の力で食べることに興味を持ってくれ
ています。この「読書の秋」に、お家でも絵本や料理の
本を見ながら、食事や食材への興味をたくさん引き出
新米
給食で使われているお米も、そろそろ新
米が届く頃になりました。お米をよく味わ
い「おいしいごはん」の甘味を感じてみま
しょう!
してあげて下さいね。