マーケット分析レポート S&P 500 2014年12月

マーケット分析レポート
S&P 500®
2014 年 12 月
S&P500 月例レポートで
は、S&P500 の値動きから
米国マーケットの動向を解
説します。市場全体のトレ
ンドだけではなく、業種、さ
らには個別銘柄レベルで
の分析を行い、米国マー
ケットの現状を掘り下げて
説明します。
S&P ダウ・ジョーンズが提
供する指数に関する詳細
はこちらをご覧ください。
(日本語サイト)
http://www.japanese.spdji.com/
S&P 500 月例レポート
執筆者
ハワード・シルバーブラット
S&P ダウ・ジョーンズ・
インデックス
シニア・インデックス・アナリス
ト
mailto:howard.silverblatt@spdj
i.com
本翻訳は、英文原本から参照用の目的で S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス(SPDJI)が作成したものです。
SPDJI は、翻訳が正確かつ完全であるよう努めましたが、その正確性ないし完全性につきこれを保証し表明するも
のではありません。英文原本についてはこちらをご参照ください。
HTTP://WWW.SPINDICES.COM/RESOURCE-CENTER/THOUGHT-LEADERSHIP/MARKET-COMMENTARY/
S&P 500® 月例レポート (2015 年 1 月配信)
米株式市場は 2014 年も引き続き堅調
米株式市場は 2014 年も堅調でした。新年のお祝いのシャンパンは全て開けず、証
券会社の年末の口座明細書を見てからのお祝いにとっておきましたか?S&P500 は
またも幅広く上昇し、3 年連続で 2 桁増となりました(プラス 11.39%、配当込みでプ
ラス 13.69%)。2013 年は 29.60%上昇(配当込みでプラス 32.39%、1997 年以来最
高のパフォーマンス)、2012 年は 13.41%上昇(配当込みでプラス 16.00%)していま
す。同指数は 3 年間で 63.72%上昇(配当込みでプラス 74.60%)、2009 年 10 月 9
日に記録したベアマーケット(弱気相場)の低値から 204.33%上昇(配当込みでプラ
ス 244.23%)しています。2014 年は 2013 年には及びませんでしたが、それでも堅
調でした。1 月は 3.56%下落し、軟調な立ち上がりとなりましたが、その後は下落も
小幅で修正局面もありませんでした(前回の修正局面は 2011 年)。2014 年は指数
の全構成銘柄の 74.3%(373 銘柄)が上昇、2013 年の 91.4%(457 銘柄)に比べる
とかなり少ない割合でした。一方、2014 年は 125 銘柄が下落しました(2013 年は 41
銘柄が下落)。プラス 11.39%という 2014 年のリターンは 2013 年のプラス 29.60%
の半分にも及びませんが、1926 年以来の実績の 6.1%のリターンや 10.2%のトータ
ルリターンよりははるかに高いわけです。終値ベースの最高値は 53 回更新(2013
年は 45 回)し、8 月には 2000 ポイントの大台を突破しました(ダウ工業株価平均は
12 月に 18,000 ドルの大台を突破)。企業業績やキャッシュフローが過去最高水準を
記録する中、ファンダメンタルズが引き続き市場を下支えしました。企業の自社株買
いも新たな流行から全面的な傾向へと発展し、企業は株式数を削減、一株当たり利
益(EPS)が上昇し、株価の下支え要因となりました。定期的現金配当は 4 年連続で
2 桁増となり、過去最高水準に達しました。2015 年は、業績が過去最高を更新する
と予想される中、配当も再び過去最高を更新するとみられています。ただし、現在の
業績予想に関しては、楽観的過ぎると一部指摘されています。市場関係者の多くが
2014 年は上昇すると予測した米国 10 年債利回りは 2.17%と 2013 年の 3.03%から
低下し、2012 年の 1.76%に近づきました。米連邦準備制度理事会(FRB)が 2015
年後半に緩やかなペースで利上げを実施するとみられる中、10 年債の金利は上昇
すると今年も予想されています。2013 年末の終値 98.70 ドルからやや上昇するとみ
られていた原油価格の 2014 年末の終値は 53.27 ドルでした。イエレン FRB 議長は
原油安は消費者にとって減税のようなものと発言しています。原油安でマイナスの
影響を受けた S&P500 のエネルギー銘柄は 9.99%下落しましたが、中でも大きな打
撃を受けたのが 36.20%下落したサービスや機器関連の小型銘柄でした。米国株
式市場は 2 桁台の力強い上昇を見せた一方、全世界の株式市場はわずか 1.96%
1
マーケット分析レポート:MARKET ATTRIBITES | S&P 500®
の上昇にとどまり、米国を除くと、5.64%下落しました。米国は堅調なパフォーマンスを背景に現在、全世界の
株式市場の 51%を占めています(1989 年に指数が設立されて以来最高の構成比。前年は 47%)。
S&P トータルリターン: 累積
Dow Jones
2 0 1 4 年1 2 月
年初来
3 カ月
6 カ月
1 2 カ月
3年
5年
10年
15年
S&P 500
-0.25%
13.69%
4.93%
6.12%
13.69%
74.60%
105.14%
109.47%
86.48%
S&P トータルリターン: 年率
1 2 カ月
13.69%
3年
20.41%
5年
15.45%
10年
7.67%
15年
4.24%
S&P MidCap 400
0.82%
9.77%
6.35%
2.11%
9.77%
72.74%
114.97%
152.50%
298.28%
S&P SmallCap 600
2.86%
5.76%
9.85%
2.46%
5.76%
73.84%
121.81%
137.27%
310.69%
9.77%
19.99%
16.54%
9.71%
9.65%
5.76%
20.24%
17.27%
9.02%
9.88%
S&P Composite 1500 Industrial Average
-0.06%
0.12%
13.08%
10.04%
5.20%
5.20%
5.66%
7.17%
13.08%
10.04%
74.45%
57.28%
106.59%
94.44%
113.79%
114.10%
102.57%
121.18%
13.08%
20.38%
15.62%
7.89%
4.82%
10.04%
16.29%
14.22%
7.91%
5.43%
出所:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス 2014 年 12 月末現在。表は図示する目的のためだけのものです。過去の運用実績は将来の運用成果を保証
するものではありません。この表は、仮説に基づく過去の実績を反映している可能性があります。
S&P Dow Jones Indices
S&P 500
一般消費財・サービス
生活必需品
エネルギー
金融
ヘルスケア
資本財・サービス
情報技術
素材
電気通信サービス
公益事業
S&P アジア50指数
S&P ヨーロッパ350指数
S&P グローバル1200指数
S&P LAC 40指数(米ドル)
S&P TOPIX 150指数(日本円)
S&P/TSX 60指数
S&P/ASX 50指数
12月
3カ月
1年
2年
3年
5年
10年
15年
12/31/2014 (11/28/2014~) (9/30/2014~ ) (12/31/2013~ ) (12/31/2012~ ) (12/30/2011~ ) (12/31/2009~ ) (12/31/2004~ ) (12/31/1999~ )
2,058.90
-0.42%
4.39%
11.39%
44.36%
63.72%
84.64%
69.89%
40.13%
572.75
0.75%
8.29%
8.05%
52.30%
85.61%
143.65%
105.36%
91.36%
499.58
-1.37%
7.42%
12.87%
38.47%
48.89%
82.13%
110.80%
140.13%
586.59
0.34%
-11.26%
-9.99%
10.06%
12.63%
36.43%
103.23%
175.76%
333.32
1.62%
6.73%
13.10%
50.66%
90.22%
72.01%
-18.92%
3.60%
791.97
-1.45%
7.03%
23.30%
71.07%
97.06%
118.64%
125.97%
142.36%
486.47
-0.33%
6.19%
7.52%
47.98%
66.42%
100.20%
68.00%
77.95%
691.95
-1.74%
4.85%
18.18%
49.18%
68.80%
86.65%
109.97%
-14.30%
305.28
-0.89%
-2.33%
4.68%
28.47%
44.20%
52.78%
66.65%
90.84%
152.55
-6.19%
-5.33%
-1.91%
4.46%
17.51%
33.07%
18.16%
-52.74%
240.14
3.24%
12.22%
24.29%
35.17%
31.24%
52.00%
69.59%
68.60%
3,589.59
-1.65%
1.75%
-0.67%
-0.09%
20.56%
18.31%
85.30%
88.88%
1,401.41
-1.64%
-0.67%
4.70%
22.62%
39.48%
33.57%
33.74%
-10.45%
1,897.82
-1.78%
0.50%
2.84%
26.16%
43.29%
44.42%
47.68%
25.74%
3,169.35
-9.62%
-13.09%
-13.51%
-26.26%
-23.82%
-31.09%
99.24%
183.52%
1,180.57
-0.57%
6.21%
6.65%
61.55%
94.42%
50.59%
22.86%
-22.62%
854.85
-0.95%
-1.09%
9.07%
19.77%
25.55%
23.31%
66.99%
72.40%
5,563.39
1.77%
2.11%
0.66%
17.55%
36.48%
14.03%
39.93%
77.77%
出所:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス 2014 年 12 月末現在。
12 月の S&P500 は 0.42%下落し、2058.90 で取引を終えました。12 月の下落は 2007 年以来初めてでしたが、
年間のパフォーマンスは良好だったので「終わり良ければ全て良し」といったムードが強いようでした。月のほと
んどはプラス圏で推移し、最終日に 1.03%下落するまでは月間ベースでプラス 0.62%でした。実際、取引時間
の最後の 30 分に、買いが入らない中、売りが入り、指数はマイナス圏に転じました。同指数は終値ベースの最
高値を 5 回更新し、年間では 53 回更新しました。これは 1928 年以来 4 番目に高い回数です(2013 年は 45
回更新)。
12 月は 10 セクター中、7 セクターが下落しましたが、値上がりした銘柄が値下がりした銘柄を若干上回りまし
た。268 銘柄が値上がりし(平均でプラス 3.29%、前月は 370 銘柄が値上がり)、230 銘柄が値下がりしました
2
マーケット分析レポート:MARKET ATTRIBITES | S&P 500®
(平均でマイナス 3.55%、前月は 131 銘柄が値下がり)。7 銘柄が 10%以上値上がり(平均でプラス 16.34%)
し、13 銘柄が 10%以上値下がり(平均でマイナス 14.19%)しました。
最も良好なパフォーマンスを上げたセクターは、3.24%上昇した公益事業でした。面白みのないセクターですが、
安定性と配当が引き続き好感され、年間ベースでも最も良好なパフォーマンス(プラス 24.29%)を上げたセクタ
ーでした。主な例外は現在乱高下が激しいエネルギー銘柄でもある発電会社 NRG Energy (NRG)です。月間で
13.79%、年間で 6.16%、それぞれ下落しました。
12 月は原油価格が安定化した様子がうかがえたため、エネルギーは一時プラス 0.34%に反転したものの、月
末にかけて反落しました。年間では 9.99%下落し、過去 3 年間で最悪のパフォーマンスを示すセクターとなって
います(プラス 12.63%。それに比べ、S&P500 はプラス 63.72%)。年間では、43 のエネルギー銘柄のうち 28
銘柄が下落、9 銘柄が上昇しました。石油採掘の Range Resources (RRC)は 18.58%下落(年間で 36.60%下
落)、総合エネルギーの EQT は 16.79%下落(年間で 15.68%下落)、採炭大手の CONSOL Energy (CNX)は
13.60%下落(年間で 11.12%下落)しました。
小売りはまちまちでした。店舗売り上げは増加したものの、売り上げを増やすために値下げが行われたため、
利ざやは縮小しました。構成銘柄の中で最も上昇した事務用品販売 Staples (SPLS)は 28.88%上昇し、年間ベ
ースでもプラス 14.03%と反転しました。燃料費の下落を背景に、新車・中古車販売の CarMax (KMX)は月間で
16.85%、年間で 41.60%、それぞれ上昇しました。自動車のリコールが続く中、Ford (F)は 1.46%下落(年間で
はプラス 0.45%)しました。新しい最高経営責任者(CEO)の好感度が一助となり、General Motors (GM)は
4.43%上昇しましたが、リコールや法的問題を背景に年間では 14.58%下落しました。
情報技術は 1.74%下落したものの、年間では 18.18%上昇しました。International Business Machines (IBM)は
1.07%下落し、年間で 14.46%下落しました(前年に続き、ダウ平均で最悪のパフォーマンスを示した銘柄)。12
月に最悪のパフォーマンスを示したセクターは 6.19%下落した電気通信サービスでした(年間ではマイナス
1.91%)。販売促進による業績への影響が引き続き懸念され、AT&T (T)は 5.06%下落(年間で 4.47%下落)、
Verizon (VZ)は 7.53%下落(年間で 4.80%下落)しました。
注目銘柄では、Apple (AAPL)が 7.19%下落したものの、年間では 37.73%上昇しています。決算内容が、原油
価格戦争に勝てるという印象を与えた Exxon Mobil (XOM)は、2.11%上昇しました(年間ではマイナス 8.65%)。
新年に向けたウォール街のムードは依然楽観的でした。数週間後に始まる第 4 四半期の決算発表も、業績予
想は下方修正されながらも、引き続き好調であるとの予想です。投票メンバー交代でハト派が増えたため(利
上げの開始や利上げのペースが遅れる可能性があります)、1 月 27-28 日の連邦公開市場委員会(FOMC)
にいつも以上に注目度が高まっています。過去の実績によれば、1 月は 64%の確率で上昇します。また、1 月
の市場がその年の市場の行方を占う(as goes January, so goes the year)という格言は、過去に 72%の確率
で的中しています。
3
マーケット分析レポート:MARKET ATTRIBITES | S&P 500®
S&P 500
構成銘柄の騰落状況
上昇/下落
上昇
下落
1 0 % 以上の上昇
1 0 % 以上の下落
2 5 % 以上の上昇
2 5 % 以上の下落
5 0 % 以上の上昇
5 0 % 以上の下落
2 0 1 4 年1 2 月 平均パーセント
変化( %)
268
3.29
230
-3.55
7
16.34
13
-14.19
1
28.88
0
0.00
0
0.00
0
0.00
3 カ月
( 銘柄数)
387
114
183
56
17
17
0
0
平均パーセント
変化( %)
10.82
-12.77
17.06
-21.59
31.46
-32.71
0.00
0.00
2014年
( 銘柄数)
376
125
274
63
123
20
17
3
平均パーセント
変化( %)
21.52
-13.89
27.73
-23.59
40.15
-37.52
75.46
-56.40
出所:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス 2014 年 12 月末現在。
S&P Dow Jones Indices
S&P5 0 0 騰落率ベスト1 0 とワースト1 0 : 2 0 1 4 年1 2 月
ティッカー
会社名
1 2 月 2014年第4四半期
SPLS
Staples Inc
28.88%
49.75%
DO
Diamond Offshore Drilling
24.99%
7.12%
KMX
CarMax Inc
16.85%
43.34%
RCL
Royal Caribbean Cruises
11.78%
22.50%
RHT
Red Hat Inc
11.25%
23.13%
WBA
Walgreens Boots Alliance
11.06%
28.56%
BIIB
Biogen Idec
10.32%
2.61%
MS
Morgan Stanley
10.29%
12.24%
GLW
Corning Inc
9.09%
18.56%
URBN
Urban Outfitters
8.69%
-4.28%
2014年 2 0 1 2 年1 2 月以来 2 0 1 1 年1 2 月以来 1 9 9 9 年1 2 月以来
14.03%
58.95%
30.45%
30.99%
-35.51%
-45.98%
-33.57%
20.11%
41.60%
77.36%
118.44%
5639.66%
73.83%
142.44%
232.78%
67.17%
23.38%
30.55%
67.45%
-34.54%
32.66%
105.89%
130.49%
160.51%
21.34%
131.44%
208.45%
936.49%
23.72%
102.93%
156.44%
-45.64%
28.68%
81.70%
76.66%
-46.65%
-5.31%
-10.75%
27.47%
864.84%
セクター
主な事業内容
一般消費財・サービス
事務用品販売
エネルギー
油田・ガス田の掘削請負
一般消費財・サービス
新車・中古車販売
一般消費財・サービス
クルーズ客船会社
情報技術
ソフトウェア
生活必需品
薬局チェーン
ヘルスケア
バイオテクノロジー
金融
金融サービス
情報技術
ガラス
一般消費財・サービス
アパレル大手
ティッカー
RRC
WIN
EQT
WYNN
SWN
NRG
CNX
WMB
FCX
RIG
2014年 2 0 1 2 年1 2 月以来 2 0 1 1 年1 2 月以来 1 9 9 9 年1 2 月以来
-36.60%
-14.93%
-13.71%
2415.29%
3.26%
-0.48%
-29.81%
-15.68%
28.35%
38.16%
807.24%
-23.40%
32.24%
34.64%
-30.61%
-18.32%
-14.56%
3228.05%
-6.16%
17.22%
48.73%
-11.12%
5.33%
-7.87%
576.20%
16.52%
37.26%
36.10%
47.04%
-38.10%
-31.70%
-36.50%
121.16%
-62.91%
-58.96%
-52.25%
セクター
主な事業内容
エネルギー
石油・ガス会社
電気通信サービス
情報通信サービス
エネルギー
天然ガス会社
一般消費財・サービス
カジノ運営会社
エネルギー
石油・天然ガス探鉱
公益事業
電力大手
エネルギー
石炭採掘
エネルギー
天然ガス・パイプライン運営
素材
インドネシアにおける探査・採掘
エネルギー
石油・ガス掘削請負
会社名
Range Resources
Windstream Holdings
EQT Corp
Wynn Resorts
Southwestern Energy
NRG Energy
CONSOL Energy
Williams Cos
Freep't McMoRan Copper&Gold
Transocean Ltd
1 2 月 2014年第4四半期
-18.58%
-21.18%
-18.50%
-23.56%
-16.79%
-17.30%
-16.71%
-20.48%
-15.20%
-21.92%
-13.79%
-11.58%
-13.60%
-10.70%
-13.16%
-18.81%
-13.00%
-28.45%
-12.76%
-42.66%
出所:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス 2014 年 12 月末現在。
S&P500 は 2014 年も堅調でした。同指数はまたも幅広く上昇し、3 年連続で 2 桁増となりました。市場コンセン
サスによると、2014 年のリターンは 5.96%と低めの予想でした。取引初日はマイナス 0.89%、新年最初の月は
マイナス 3.56%、と共に下落しました。結局年間でプラス 11.39%、配当込みでプラス 13.69%となりました。
S&P Dow Jones Indices
S&P 500指数の年間リターン
期末日
終値
12/31/2014
12/31/2013
12/31/2012
12/30/2011
12/31/2010
12/31/2009
12/31/2008
12/31/2007
12/29/2006
12/31/2005
12/31/2004
12/31/2003
12/31/2002
12/31/2001
12/29/2000
12/31/1999
12/31/1998
12/31/1997
12/31/1996
12/29/1995
12/30/1994
2058.90
1848.36
1426.19
1257.60
1257.64
1115.10
903.25
1468.36
1418.30
1248.29
1211.92
1111.92
879.82
1148.08
1320.28
1469.25
1229.23
970.43
740.74
615.93
459.27
価格の
変化
210.55
422.17
168.58
-0.03
142.53
211.85
-565.10
50.05
170.01
36.37
100.00
232.10
-268.26
-172.20
-148.97
240.02
258.80
229.69
124.81
156.66
-7.18
変化(%) トータルリターンの
配当部分
変化( %)
11.39%
29.60%
13.41%
-0.0025%
12.78%
23.45%
-38.49%
3.53%
13.62%
3.00%
8.99%
26.38%
-23.37%
-13.04%
-10.14%
19.53%
26.67%
31.01%
20.26%
34.11%
-1.54%
13.69%
32.39%
16.00%
2.11%
15.06%
26.46%
-37.00%
5.49%
15.79%
4.91%
10.88%
28.68%
-22.10%
-11.89%
-9.10%
21.04%
28.58%
33.36%
22.96%
37.58%
1.32%
2.30%
2.79%
2.60%
2.11%
2.28%
3.01%
1.49%
1.96%
2.18%
1.91%
1.89%
2.30%
1.27%
1.16%
1.03%
1.52%
1.91%
2.36%
2.70%
3.47%
2.86%
4
マーケット分析レポート:MARKET ATTRIBITES | S&P 500®
S&P500 の全構成銘柄の 72%が上昇しました(2013 年は 91%が上昇)。
S&P Dow Jones Indices
S&P 500の年間ベースの騰落状況
期間
値上がり 変化なしの 値下がり
銘柄
銘柄
銘柄
2014
373
4
125
2013
457
2
41
2012
390
3
107
2011
232
3
265
2010
390
1
109
2009
425
2
73
2008
25
5
470
2007
245
9
246
2006
369
11
120
2005
286
1
213
2004
378
2
120
2003
458
1
41
2002
131
1
368
2001
213
2
285
2000
273
7
220
1999
241
3
256
1998
289
5
206
1997
400
4
96
1996
364
6
130
1995
424
9
67
1994
202
4
294
平均パーセ ン ト
変化(%)
12.61%
34.93%
15.14%
-1.24%
19.53%
41.72%
-39.30%
2.55%
14.39%
7.61%
15.52%
39.30%
-18.39%
-1.68%
11.71%
19.18%
13.06%
26.65%
16.75%
28.62%
-2.44%
S & P 500指数の
変化(%)
11.39%
29.60%
13.41%
0.00%
12.78%
23.45%
-37.00%
3.53%
13.62%
3.00%
8.99%
26.38%
-23.37%
-13.04%
-10.14%
19.53%
26.67%
31.01%
20.26%
34.11%
-1.54%
2014 年は際立った勝者は見られなかったものの、医療保険改革が関連銘柄を下支えしました。原油価格の
46%の下落を背景に、下落銘柄の大半がエネルギー銘柄でした。
S&P Dow Jones Indices
2014年のS&P500騰落率ベスト25とワースト25
テ ィッ カー
LUV
EA
EW
AGN
AVGO
MNK
DAL
GMCR
RCL
KR
MU
VRTX
MNST
MAR
UA
ACT
COV
ORLY
REGN
CFN
LVLT
AA
HSP
DPS
BRCM
会社名
Southwest Airlines
Electronic Arts
Edwards Lifesciences
Allergan, Inc
Avago Technologies Ltd
Mallinckrodt
Delta Air Lines
Keurig Green Mountain
Royal Caribbean Cruises
Kroger Co
Micron Technology
Vertex Pharmaceuticals
Monster Beverage
Marriott Intl
Under Armour
Actavis Plc
Covidien Plc
O'Reilly Automotive
Regeneron Pharmaceuticals
CareFusion Corp
Level 3 Communications
Alcoa Inc
Hospira Inc
Dr. Pepper Snapple Group
Broadcom Corp
テ ィッ カー
会社名
RIG
NE
DNR
ESV
AVP
GNW
FCX
RRC
DO
MAT
QEP
COH
GME
SWN
NBL
JEC
A
CHK
APA
DOV
OI
FLR
FMC
FLS
DISCA
Transocean Ltd
Noble Corp
Denbury Resources
ENSCO Plc Cl
Avon Products
Genworth Financial
Freep't McMoRan Copper&Gold
Range Resources
Diamond Offshore Drilling
Mattel, Inc
QEP Resources
Coach Inc
GameStop Corp
Southwestern Energy
Noble Energy
Jacobs Engr Group
Agilent Technologies
Chesapeake Energy
Apache Corp
Dover Corp
Owens-Illinois
Fluor Corp
FMC Corp
Flowserve Corp
Discovery Communications
12月
2014年第4四半期
2014年
2 0 1 2 年1 2 月以来
2 0 1 1 年1 2 月以来
1.20%
7.02%
-1.77%
-0.61%
7.70%
7.38%
5.40%
-6.86%
11.78%
7.30%
-2.61%
0.78%
-3.39%
-0.96%
-6.33%
-4.88%
1.27%
5.41%
-1.41%
0.29%
-1.24%
-8.68%
2.70%
-3.14%
0.46%
25.32%
32.03%
24.70%
19.31%
15.62%
9.85%
36.07%
1.74%
22.50%
23.48%
2.19%
5.78%
18.20%
11.63%
-1.74%
6.69%
18.23%
28.11%
13.79%
31.14%
7.98%
-1.86%
17.72%
11.46%
7.20%
124.63%
104.95%
93.70%
91.38%
90.22%
89.49%
79.07%
75.26%
73.83%
62.43%
60.89%
59.89%
59.88%
58.08%
55.56%
53.22%
50.19%
49.65%
49.05%
49.02%
48.87%
48.54%
48.38%
47.13%
46.14%
313.28%
223.57%
41.27%
131.76%
217.82%
394.39%
128.23%
80.17%
142.30%
248.54%
314.41%
261.04%
142.44%
146.77%
451.34%
165.30%
104.90%
109.36%
161.96%
199.31%
77.14%
115.41%
139.81%
107.63%
113.67%
81.91%
96.06%
62.25%
30.47%
508.03%
152.52%
232.78%
165.11%
456.60%
221.52%
135.19%
167.50%
233.99%
326.60%
127.24%
140.93%
640.12%
133.53%
190.64%
82.54%
101.68%
81.56%
47.58%
12月
2014年第4四半期
2014年
2 0 1 2 年1 2 月以来
2 0 1 1 年1 2 月以来
-12.76%
-7.89%
-1.57%
-11.39%
-3.99%
-6.49%
-13.00%
-18.58%
24.99%
-1.92%
-1.08%
1.19%
-10.61%
-15.20%
-3.56%
-3.79%
-4.21%
-3.41%
-2.22%
-6.85%
5.27%
-2.19%
4.83%
1.63%
-1.29%
-42.66%
-25.43%
-45.91%
-27.50%
-25.48%
-35.11%
-28.45%
-21.18%
7.12%
0.96%
-34.31%
5.48%
-17.96%
-21.92%
-30.62%
-8.46%
-28.15%
-14.88%
-33.24%
-10.72%
3.61%
-9.22%
-0.28%
-15.16%
-8.86%
-62.91%
-55.78%
-50.52%
-47.62%
-45.47%
-45.27%
-38.10%
-36.60%
-35.51%
-34.96%
-34.03%
-33.08%
-31.38%
-30.61%
-30.36%
-29.05%
-28.41%
-27.89%
-27.08%
-25.71%
-24.57%
-24.49%
-24.42%
-24.10%
-23.80%
-58.96%
-52.41%
-49.81%
-49.48%
-34.61%
13.18%
-31.70%
-14.93%
-45.98%
-15.50%
-33.20%
-32.34%
34.72%
-18.32%
-6.76%
4.98%
0.00%
17.75%
-20.17%
9.15%
26.89%
3.22%
-2.55%
22.27%
8.54%
-52.25%
-45.17%
-46.16%
-36.17%
-46.25%
29.77%
-36.50%
-13.71%
-33.57%
11.47%
-30.99%
-38.47%
40.07%
-14.56%
0.50%
10.13%
17.21%
-12.20%
-30.81%
23.55%
39.27%
20.66%
32.57%
80.72%
68.17%
1 9 9 9 年1 2 月以来 セクター
293.67%
123.88%
754.63%
7461.11%
67.17%
240.19%
-9.94%
578.86%
40029.63%
399.84%
618.76%
1691.81%
3117.65%
航空会社
情報技術
ゲームソフトの開発、出版、販売
ヘルスケア
循環器疾患治療製品メーカー
ヘルスケア
眼科・皮膚科領域の医薬品
情報技術
半導体メーカー
ヘルスケア
特殊医薬品会社
資本財・サービス
航空会社
生活必需品
コーヒーメーカー製造
一般消費財・サービス
クルーズ客船会社
生活必需品
スーパーマーケットチェーン
情報技術
半導体製造
ヘルスケア
バイオ製薬
生活必需品
ソーダ・ジュースの販売
一般消費財・サービス
ホテル経営・フランチャイズ会社
一般消費財・サービス
スポーツアパレル
ヘルスケア
後発医薬品メーカー
ヘルスケア
医療機器製造・販売
一般消費財・サービス
自動車部品小売り
ヘルスケア
バイオ医薬品
ヘルスケア
医療機器
-95.98% 電気通信サービス
-61.95% 素材
-52.28%
電気通信サービス
アルミニウム大手
ヘルスケア
後発薬大手
生活必需品
飲料メーカー
情報技術
半導体製品
1 9 9 9 年1 2 月以来 セクター
1.19%
664.82%
31.01%
-43.09%
主な 事業内容
資本財・サービス
主な 事業内容
エネルギー
石油・ガス掘削請負
エネルギー
石油・ガス掘削
エネルギー
石油会社
エネルギー
オフショア掘削サービス
生活必需品
化粧品大手
金融
保険・金融サービス
121.16% 素材
2415.29% エネルギー
20.11% エネルギー
135.77% 一般消費財・サービス
インドネシアにおける探査・採掘
石油・ガス会社
油田・ガス田の掘削請負
玩具大手
エネルギー
石油・ガス探査生産
一般消費財・サービス
高級皮革製品メーカー
一般消費財・サービス
ゲーム小売り
3228.05% エネルギー
784.97% エネルギー
450.03% 資本財・サービス
-47.05% ヘルスケア
724.00% エネルギー
291.93% エネルギー
58.06% 資本財・サービス
7.69% 素材
164.32% 資本財・サービス
298.03% 素材
955.82% 資本財・サービス
一般消費財・サービス
石油・天然ガス探鉱
石油・ガス掘削
エンジニアリング会社
電子計測機器製造
石油・ガス開発
石油・ガス会社
各種専門工業製品のメーカー
ガラス容器メーカー
エンジニアリング・建設
化学品メーカー
流体制御機器
番組制作
5
マーケット分析レポート:MARKET ATTRIBITES | S&P 500®
投資家が押さえておくべきポイント








S&P グローバル BMI で見ると、米国は現在、全世界の株式市場の 51%を占めています。2014 年、全
世界の株式市場は 1.96%上昇しましたが、10.38%上昇した米国を除くと、5.64%下落しています。
S&P500 は 3 年連続で 2 桁増となりました(プラス 11.39%、トータルリターンはプラス 13.69%)。2013
年は 29.60%上昇(トータルリターンはプラス 32.39%)、2012 年は 13.41%上昇(トータルリターンはプラ
ス 16.00%)しています。
2014 年に最も良好なパフォーマンスを上げたセクターは、24.29%上昇した公益事業でした(配当込み
でプラス 28.98%)。
エネルギーは 9.99%下落しましたが、S&P 小型株 600 指数の 36.20%の下落に比べれば大したことあ
りません。
S&P500 は終値ベースの最高値を年間で 53 回更新(2013 年は 45 回更新)しましたが、これは 1928
年以来 4 番目に高い回数です。
一方、ダウ平均は終値ベースの最高値を 38 回更新しています。ダウ平均で最悪のパフォーマンスを
示した銘柄は 14.5%下落した IBM でした。同社は 2013 年も同じく最悪のパフォーマンスを示し(マイナ
ス 2.1%)、年間ベースで下落した唯一の銘柄でした。
原油価格の 2014 年末の終値は 53.27 ドルでした。2013 年末の終値 98.70 ドルから 45.9%の下落です。
ガソリン店頭価格の終値は 2.299 ドルで、2013 年末の終値(3.298 ドル)から 30.3%の下落です。イエレ
ン FRB 議長は原油安は消費者にとって減税のようなものと発言しています。
2014 年第 4 四半期の決算発表が数週間後に始まりますが、ボトムアップ型予測では、記録更新が依
然見込まれています。市場も決算発表シーズンに通常好意的です。現時点で発表を済ませている 16
社のうち、15 社が予想を上回っています。
考えのメモと注目のポイント:



原油価格が安定化したかのように見える中、2014 年に 36.20%下落した小型株を中心にエネルギー銘
柄のボトムフィッシングが行われるのでしょうか。
米国のエネルギー銘柄は、原油価格競争(や物言う株主)からの下方圧力を退けることができるのでし
ょうか。
米国は引き続き、全世界の株式市場で支配的な地位を維持するのでしょうか。新興国市場の株を買う
べきとの見方も一部ありますが、リスクとリターンのトレードオフが未だ記憶に新しいのも事実です。
基本統計:





S&P500 は 3 年連続で 2 桁増となりました(プラス 11.39%、トータルリターンはプラス 13.69%)。2013
年は 29.60%上昇(トータルリターンはプラス 32.39%)、2012 年は 13.41%上昇(トータルリターンはプラ
ス 16.00%)しています。
2014 年、S&P グローバル BMI は 1.96%上昇しましたが、10.38%上昇した米国を除くと、5.64%下落し
ています。
原油価格の 2014 年末の終値は 53.27 ドルと前年比 45.9%減、ガソリン店頭価格は前年比 30.3%減で
した。
S&P500 は 12 月に終値ベースの最高値を 5 回更新し、年間で 53 回更新しましたが、これは 1928 年
以来 4 番目に高い回数です。同指数は 2013 年 7 月以来毎月(18 カ月連続で)終値ベースの最高値を
更新しています。
2014 年の S&P500 の構成銘柄 500 社の現金配当は 4 年連続の 2 桁増で 3,512 億ドルと記録を更新
しています(2013 年は 3,118 億ドル)。現時点で発表されている年間ベースで 3,649 億ドルの配当レー
トから言っても、2015 年も余裕で記録を更新し、5 年連続で 2 桁増を記録する可能性もあります。
1 月のフューチャー・ショック



2 日:2015 年最初の取引日。
7 日:ADP 全米雇用報告。
9 日:米雇用統計。
6
マーケット分析レポート:MARKET ATTRIBITES | S&P 500®






13 日:JOLTS (Job Openings and Labor Turnover Survey、求人・労働異動調査)〈FRB(議長)のお気に
入り〉
14 日:12 月の米小売売上高。
19 日:祝日で、市場も銀行も休み。
27-28 日:FOMC の会合(新メンバーを迎える)。
27 日:FRB、記者会見(午後 2 時)。
30 日:米・第 4 四半期の国内総生産(GDP)速報値。
免責条項
著作権© 2015 年 ザ・マグロウヒル・フィナンシャルの一部門である S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス LLC。不許複製、Standard & Poor's、S&P、S&P
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標は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス LLC にライセンス供与されています。本資料の全体または一部の再配布、複製、そして(または)複写を書面に
よる承諾なしに行うことを禁じます。本資料は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス LLC、ダウ・ジョーンズ、S&P 或いはそれぞれの関連会社(これらを合
わせて「S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス」という)が必要なライセンスを持たない地域におけるサービスの提供を行うものではありません。S&P ダウ・
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もありません。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは、その指数を第三者にライセンス供与することに関連した報酬を受けています。指数の過去のパフォ
ーマンスは将来の結果を保証するものではありません。
指数に直接投資することはできません。指数が表すアセット・クラスへのエクスポージャーは、指数に基づく投資可能商品を通して得られます。S&P ダ
ウ・ジョーンズ・インデックスは、第三者が提供し、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスの指数のリターンに基づく投資リターンを提供することを目指す投資
ファンド、或いはその他のビークルを提供、推奨、販売、宣伝、或いは運用することはありません。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは、指数に基づく投
資商品が指数のパフォーマンスに正確に連動し、プラスの投資リターンを上げることについて保証しません。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス LLC は
投資顧問会社ではなく、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは、そうした投資ファンド或いはその他の投資ビークルに投資する適否に関して表明すること
はありません。そうした投資ファンド或いはその他の投資ビークルへの投資決定は、本資料で言及されたいかなる部分も信頼して実行されるべきではあ
りません。そうしたファンド或いはその他のビークルに投資しようとする投資家に対して、投資ファンド或いはその他のビークルの発行体またはその代理
人が作成する目論見書または類似文書に記載されているように、そうしたファンドへの投資に伴うリスクを注意深く検討した上で投資することを助言しま
す。指数への証券の組入は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスによるその証券の買い、売り、または保有の推奨ではなく、また投資助言でもありませ
ん。S&P の米国のベンチマーク指数及びダウ・ジョーンズの米国のベンチマーク指数の終値は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが、指数構成銘柄の
各主要取引所が設定する終値に基づいて計算します。終値は S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスがサードパーティ・ベンダーの 1 社から受け取り、別の
ベンダーから届く価格と比較することにより検証されます。各ベンダーは終値を主要取引所から受け取ります。日中の実時間価格は、2 次検証を経ずに
同様に計算されます。
これらの資料は、信頼できると考えられる情報源から一般に公衆が入手できる情報に基づき、情報提供のみを目的として作成されたものです。本資料
に記載されるいかなる内容(指数データ、格付、クレジット関連の分析とデータ、モデル、ソフトウェア、或いはその他のアプリケーションまたはそれから
の出力)も他のいかなる部分(以下「内容」という)も、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスによる事前の書面による承認なくして、いかなる形式といかなる
手段によっても、改変、リバースエンジニアリング、再製作または配布、或いはデータベースまたは検索システムへの保存を行うことはできません。内容
を、不法な或いは未認可の目的に使用してはいけません。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス及びいかなるサードパーティ・データ・プロバイダー及びラ
イセンサー(合わせて「S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス当事者」という)も、内容の正確性、完全性、適時性或いは利用可能性を保証しません。S&P ダ
ウ・ジョーンズ・インデックス当事者は、いかなる過誤、遺漏についても、原因の如何を問わず、内容を用いて得られた結果について責任を負いません。
内容は、「現状」ベースで提供されています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス当事者は、特定の目的または利用に対する販売可能性または適合性に
ついてのいかなる保証も、バグやソフトウェアのエラーまたは欠陥がないこと、内容の機能が中断されないこと、或いは内容が何らかのソフトウェアまた
はハードウェア構成により動作することの保証も、以上を含みそれに限定されない、あらゆる明示的または暗示的保証も拒否します。S&P ダウ・ジョーン
ズ・インデックス当事者は、いかなる場合も、いかなる当事者に対しても、内容の使用に関連して発生する、いかなる直接的、間接的、偶発的、典型的、
補償的、懲罰的、特殊な或いは結果的な損害、費用、経費、法的費用、或いは損失に対しても(逸失収入または逸失利益、及び機会費用を含みそれに
限定されず)、たとえ損害の可能性について事前に通告を受けていようとも、責任を負いません。
格付けやリサーチ、バリュエーションなどのクレジット関連及びその他の分析は通常、スタンダード・アンド・プアーズ・フィナンシャル・サービシーズ LLC
やキャピタル IQ インク(それらに限定されず)などの S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスの関連会社が提供します。そうした分析や内容の記述は、表明
された日付時点における意見の記述であり、事実を記述しているものではありません。いかなる意見、分析及び格付確認決定も、いかなる証券を購入、
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マーケット分析レポート:MARKET ATTRIBITES | S&P 500®
保有、または売却するか、或いは投資決定を行うことの推奨ではなく、いかなる証券の適合性を示すものではありません。S&P ダウ・ジョーンズ・インデ
ックスは、いかなる様式または形式であれ公表後に内容を更新する義務を負いません。投資やその他のビジネス上の意思決定を行う際に、内容に頼る
べきではなく、内容はユーザーやその経営者、従業員、アドバイザー、及び(または)顧客などのスキルや判断、経験の代替にはなりません。S&P ダウ・
ジョーンズ・インデックス LLC は、受託者または投資アドバイザーとして行動することはありません。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは信頼できると考
える情報源から情報を入手しますが、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは、入手する情報の監査を行わず、デューディリジェンスまたは独立した検証の
義務を負うこともありません。
格付け機関が、ある管轄区においてある特定の規制目的のために別の管轄区で発行された格付けを承認することを規制当局が許す限りは、S&P ダ
ウ・ジョーンズ・インデックスはいつでもその裁量で、そうした承認を割当て、取り下げ、或いは停止する権利を留保します。S&P レーティングズ・サービシ
ズを含む S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは、承認の割当て、取り下げ、または停止に起因するいかなる義務も、またそのために被ったと主張される
いかなる損害の賠償責任も拒否します。
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスの関連会社は、格付け及び特定のクレジットに関連する分析に対して、通常は発行体または証券の引受会社または
債務者から報酬その他の経済的便益を受ける場合があります。係る S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスの関連会社は、その意見と分析を公表する権利
を留保します。S&P レーティングズ・サービシズから公開される格付けや分析は、そのウェブサイト www.standardandpoors.com (無料)、
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どを通じたその他の手段でも配布される場合があります。弊社の格付け利用料に関する詳しい情報は、 www.standardandpoors.com/usratingsfees から
入手できます。
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは、各事業部の活動の独立性と客観性を維持するために、それぞれの活動を他から隔離しています。その結果、S&P
ダウ・ジョーンズ・インデックスの一部の事業部は、他の事業部では入手できない情報を保有する可能性があります。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス
は、各分析プロセスの中で受け取った非公開情報の機密を守る方針及び手順を確立しています。
さらに、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは、広範なサービスを、証券の発行体、投資顧問会社、証券会社、投資銀行、その他の金融機関及び金融仲
介業者など多くの組織に提供しています。したがって、これらの組織から報酬その他の経済的便益を受ける可能性があります。これらの組織には、証券
やサービスを推奨し、格付け評価し、モデルポートフォリオに組入れ、評価するか別の対応を行う組織が含まれます。
グローバル業種分類基準(GICS®)は、スタンダード・アンド・プアーズ及び MSCI によって開発され、両社の独占的所有物であり登録商標です。MSCI、
スタンダード・アンド・プアーズ及び GICS 業種分類の編纂、計算、作成に関わるその他の当事者のいずれも、係るデータの保証や表現(またはその使
用により得られた結果)に関していかなる表明や示唆も行っておらず、そうしたすべての当事者は明示的に、特定の目的に照らした係るデータの独自性、
正確性、完全性、販売可能性、適合性に関するいかなる保証も拒否します。前述の内容に制限を加えることなく、いかなる場合も MSCI、スタンダード・ア
ンド・プアーズ及びその関連会社及び GICS 業種分類の作成または編纂に関わるサードパーティは、いかなる直接的、間接的、特殊的、懲罰的、結果
的、その他の損害(逸失利益を含む)について、例え損害の可能性について事前に通告を受けていようとも、責任を有していません。
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