平成26年度石川県留置施設視察委員会の意見及び留置業務管理者の措置について 1 留置施設に対する視察の実施 石川県留置施設視察委員会は、県下12警察署中、8警察署を視察し、1名の被留置者と面接 しました。その結果、同委員会は下記のとおり意見を提出しました。 2 委員会からの「意見」及び留置業務管理者(警察署長)の「措置」 委員会意見 ① 留置業務管理者措置 勤務員休憩室には窓がなく暗いイメージで 施設の構造上、勤務員休憩室に新たに窓を あることから、職員の勤務環境に配慮した構 設置することはできないため、空気清浄機(湿 造に改修するよう検討すべきである。 度調整機能付き)1台を設置することにより、 (1施設) 職員の勤務環境の改善を図りました。 ② 護送階段における被留置者等の転倒を防止 手摺り設置の必要性を検討し、直ちに手摺 するため、手摺りの設置を検討すべきである。り設置工事を行いました。 (1施設) ③ 上階に留置施設を設置する場合には留置施 施設の構造上、新たに留置施設専用のエレ 設専用のエレベーターの設置を検討すべきで ベーターを設置することはできないため、今 ある。 (1施設) 後、警察署の立て替え時等に設計に取り入れ ることを検討します。 なお、被留置者が障害者などで階段を利用 しての移動が困難な場合等は、人権に配意し た措置を講じた上で、警察署に設置されてい る共用のエレベーターを利用することとしま す。 ④ 閉庁時間には、勤務員休憩室は他の執務室 空調設備(エアコン)の設置には予算措置が 同様空調設備が稼動しないとのことであるが 必要なため、警察本部会計課と協議します。 留置施設としての特性上、勤務員休憩室は入 なお、空調設備が設置されるまでの間の措 り口や窓を開けたままとはできず、他の執務 置として扇風機を設置しました。 室とは同一視できないことから、空調につい て検討すべきである。 (1施設)
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