世界の生産エンジニアリングメーカー でんさい利用企業からの事例紹介② 2015年10月20日 経理部 © 2015 Hirata Corporation 目次 1.会社概要 P1 2.取引状況 P6 3.でんさいの導入理由 P8 4.導入までの取り組み P9 5.導入状況 P11 6.この1年間の活動状況 P14 7.今後の展望 P20 © 2015 Hirata Corporation 1.会社概要 © 2015 Hirata Corporation 1.会社概要 会社概要 社名 設立 所在地 代表者 資本金 平田機工株式会社(Hirata Corporation) 1951年12月29日 本社:東京都品川区戸越3丁目9番20号 本部:熊本県熊本市北区植木町一木111 代表取締役社長 平田雄一郎 2,633 百万円 上場証券取引所 東京証券取引所 JASDAQ市場(証券コード6258) 売上高 (2015年3月期) 単体:381億97百万円 従業員数 (2015年3月末現在) 連結:521億45百万円 単体:1,265名 連結:1,978名 © 2015 Hirata Corporation 1 1.会社概要 国内拠点 家電関連 自動車関連 ・半導体関連 バイオ機器関連 半導体関連 搬送設備 / 電子機器機械器具関連 関西工場(滋賀) 営業,設計,製造,管理 熊本工場 (東工場) 営業,設計,製造,開発,管理 楠野工場 営業,設計,製造,管理 関東工場(栃木) 営業,設計,製造,管理 半導体関連 / ロボット関連 自動車関連 熊本本部 本社(東京) 経営企画,経理,総務 情報企画,調達,品質管理 熊本工場 営業,設計,製造,加工,開発,管理 七城工場 製造 © 2015 Hirata Corporation 本社・管理部門 工場 2 1.会社概要 国内関係会社 タイヘイテクノス株式会社 株式会社トリニティ ヒラタフィールドエンジニアリング株式会社 タイヘイテクノス株式会社 株式会社KOYA 株式会社トリニティ 株式会社KOYA 企業・店舗向けポイントサービス 電子部品販売 生産設備設計製造 太陽光パネル施工 有機EL関連の研究受託・ 開発および製造・販売 本社:熊本 本社:熊本 熊本県に3拠点、 福岡営業所、南九州営業所、 関東事業所 本社:東京 大阪営業所、九州営業所 他2拠点 ヒラタフィールドエンジニアリング 株式会社 生産設備の保守サービス スペアパーツ販売 本社:熊本 ・関東事務所 ・関西事務所 ・堺事務所 © 2015 Hirata Corporation 3 1.会社概要 海外現地法人 米州 欧州 ①USAインディアナ USAミシガン 中国・台湾 ⑧中国 上海 ⑨中国 上海 ③ドイツ 東南アジア ⑤タイ 平田機工(日本) ⑩台湾 ②メキシコ ⑥マレーシア ④シンガポール ⑦インドネシア 海外法人一覧 ① Hirata Corporation of America(アメリカ、インディアナ) Hirata Corporation of America(アメリカ、ミシガン) ② Hirata Engineering S.A.De C.V(メキシコ、サルティヨ) ③ Hirata Engineering Europe GmbH(ドイツ、マインツ) ④ Hirata FA Engineering (S) Pte. Ltd.(シンガポール、ジュロンタウン) ⑤ Hirata Engineering (THAILAND) Co., Ltd.(タイ、バンコク) ⑥ Hirata FA Engineering (M) Sdn. Bhd.(マレーシア、ジョホール) ⑦ PT. Hirata Engineering Indonesia(インドネシア) ⑧ Hirata Automated Machinery (Shanghai) Co, Ltd.(中国、上海) ⑨ Hirata Mechanical Equipment Sales (Shanghai) Co., Ltd. (中国、上海) ⑩ Taiwan Hirata Corporation(台湾、桃園) さまざまなエリアにおいて、販売・サービス・ものづくりに対応できます © 2015 Hirata Corporation 4 1.会社概要 主要製品 自動車関連 エンジン・トランスミッション組立設備 自動車部品組立設備 ハイブリッド ドライブ向けリフロー炉,マウンター 半導体関連 ウェーハ搬送ロボット(およびウェーハ搬送システム ) ロードポート(FOUP オープナ) EFEM( Equipment Front End Module ) 有機EL製造装置 受託製造 基板搬送システム ヘッドコーター(およびヘッドコーターシステム) 家電関連 およびその他 テレビ、掃除機、冷蔵庫などの家電組立設備 タイヤ成形機・搬送システム タイヤ仕分けラックレスストッカー 物流ストッカー設備 ※事業区分は2013年3月期より変更いたしました。 © 2015 Hirata Corporation 5 2.取引状況 © 2015 Hirata Corporation 2.取引状況 従来の支払処理(概要) 月末締め ×月 ×+1 月 支払件数 ×+2 月 翌 月 20 日 手形決済 40% 振込 60% 支払金額 振込 40% 手形決済 60% ✔ 現金払い・・・銀行振り込み ✔ 手形払い・・・「でんさい」へ移行 © 2015 Hirata Corporation 6 2.取引状況 従来の支払処理 当社・熊本 支払データ 当社・東京本社 金融機関様 サプライヤー様 東京本社に送信 手形発行システムのリプレース時期 支払データ作成 担当者1名および、 押印等の為、経理部長 出張 本社で手形発行等の 支払処理(東京駐在1名) コスト削減と 効率化の必要性 振込データ 振込データ送信 手形 手形送付 © 2015 Hirata Corporation 7 3.でんさいの導入理由 © 2015 Hirata Corporation 3.でんさいの導入理由 支払企業のメリット(当社) ✔ 初期コストが不要 ✔ ペーパーレスの為、事務負荷(郵送作業等)の軽減 ✔ 印紙代、出張費の削減 納入企業のメリット(サプライヤー様) ✔ 紛失・盗難リスクの回避 ✔ 期日になれば自動的に入金されるので管理の軽減 ✔ 必要金額のみの譲渡・割引が可能 ✔ 収入印紙、郵送費の削減 © 2015 Hirata Corporation 8 4.導入までの取り組み © 2015 Hirata Corporation 4.導入までの取り組み 導入までの取り組み 2007年12月 一括信託やファクタリングの手形レス検討の開始 2012年 2月 「でんさい」導入のメリットについての検討、導入の決定 2013年 1月 調達本部との打合せ開始 ・説明会開催時期、内容 ・サプライヤー様への対応 3月 説明会開催の案内状発送 4月 説明会開催 熊本市2回、宇都宮市、野洲市(滋賀県) 肥後銀行様、三井住友銀行様のご協力 6月 平田機工 7月 手形発行を外部委託、社内での手形発行業務はなくなる 8月 タイヘイテクノス(子会社) 「でんさい」開始 「でんさい」開始 © 2015 Hirata Corporation 9 4.導入までの取り組み 新聞記事のご紹介 でんさい 導入の当社の取り組みが、新聞記事に掲載されました 2013年4月4日(木) 熊本日日新聞社 P6 経済欄 © 2015 Hirata Corporation 10 5.導入状況 © 2015 Hirata Corporation 5.導入状況 でんさい 振出件数推移 2013年6月~2014年6月 振出件数推移 でんさい 件数 (件) 手形 件数 © 2015 Hirata Corporation 11 5.導入状況 でんさい 導入推進の活動 ✔ サプライヤーミーティング時のチラシ配布 ✔ 手形発送時の送り状への でんさい協力要請記載 ✔ 未導入先へのアンケート調査62社 当社調達本部の協力のもと、サプライヤー様62社を対象として2013年9月に実施 検討中の内訳 当面導入見送り 15 (主な理由:社内システム・規約 等) 導入する 20 導入しない 5 検討中 37 メリットがない 10 (主な理由:他社が未導入、取引額が少額 等) 導入するつもりはある 7 (主な理由:検討中、申請中) 仕組みや手続への不安 5 (主な理由:よくわからない、でんさい 市場・手続きへの不安) © 2015 Hirata Corporation 12 5.導入状況 導入時に苦労した点 ✔ 説明会開催への負担 ✔ 思う様にサプライヤー様からの同意が得られない その理由として・・・ ・インフラが未整備である ・取引先がでんさいをしていない ・会社の入金システム上、難しい 等 ✔ 会計システムの変更 ✔ 取引先利用番号・口座の登録・照会 ✔ お取引先からの問合せ対応 © 2015 Hirata Corporation 13 6.この1年間の活動状況 © 2015 Hirata Corporation 6.この1年間の活動 推進活動記録(1) 調達本部 福岡セミナー発表 2014年7月 関東・関西へ推進の依頼 8月 10月 経理部 大口取引先へ個別に依頼 でんさい促進プロジェクト発足 2015年4月 定例ミーティング開始(27日) 個別のヒアリング実施 個別のヒアリング実施 5月 サプライヤーミーティングでの でんさい導入のお願い © 2015 Hirata Corporation 14 6.この1年間の活動 推進活動記録(2) 調達本部 2015年6月 手形送付先 約200社に でんさいの要請 経理部 配布用の文書作成 取引先アンケート実施 7月 関西取引先への依頼文書送付 8月 EDI導入説明会実施 その中で、でんさい導入の要請 ※その他、経理部では 毎月支払日にFAXで 「でんさい」導入の要請を 実施中 © 2015 Hirata Corporation 15 6.この1年間の活動 最近のでんさい 振出件数推移 2014年7月~2015年9月 振出件数推移 (件) でんさい 件数 手形 件数 © 2015 Hirata Corporation 16 6.この1年間の活動 拠点別の割合 取引先件数 手形比率 でんさい登録数 62% 関東 142 19% 関東 65 18% 熊本・3拠 点共通 433 59% 関西 163 22% 48% 32% 関西 45 13% 熊本・3 拠点共通 241 69% 熊本 関西 関東 ✔ 関西地区の取引社数の割合は関東よりも多く、全体の2割を超えている ✔ しかし、でんさいの登録者数は13%と関東より下回っている ✔ 手形の取引先が多いため、関西の移行を強化することで さらにでんさい登録数の増加が見込める © 2015 Hirata Corporation 17 6.この1年間の活動 2回目のアンケート結果 ✔ 未導入先へのアンケート調査36社 当社調達本部の協力のもと、サプライヤー様36社を対象として2015年7月に実施 同意しない内訳 導入する 7 同意する 3 手続き・仕組みが分からない 5 現状のままを希望 同意しない 26 5 (主な理由:支払条件が現金振込の為等) 支払先が未導入 4 メリットが無い 4 (主な理由:取引額が少額 等) セキュリティの不信感・リスク 2 システム変更が必要 2 その他 (主な理由:会社の方針等) © 2015 Hirata Corporation 4 18 6.この1年間の活動 処理時間の対比 取引先手形到着 手形振出 (300枚/月) 手形データ 作成 4日前 チェック・システム 取込 3日前 郵送準備 送付状同封・封締め 手形発行・ 押印・最終チェック 2日前 でんさい (250枚/月) 4日前 3日前 郵便局 持込 発送 支払日前日 支払日当日 (支払日=振出日) でんさいデータ 作成・チェック 2日前 領収証管理 他 領収証返送 銀行へ データ送信 支払日当日 支払日前日 (支払日=発生日) 15時まで ✔ 約3日間の時間短縮が可能 ✔ でんさいは、支払日当日の15時までに取引銀行へデータ送信すればよい また、支払後の後処理が無い ✔ スケジュールにゆとりができ、作業時間も大幅な短縮・効率化が可能となる © 2015 Hirata Corporation 19 7.今後の展望 © 2015 Hirata Corporation 7.今後の展望 ステップ1 ステップ2 ステップ3 サプライヤーミーティング等を通して未登録先への呼びかけ 手形送付状を通して個社毎に促進のアプローチ 金融機関や関係部門の協力を得て個別面談の実施 導入比率を80%へ 特に今後は件数での80%を目指す © 2015 Hirata Corporation 20 7.今後の展望 でんさい導入の波及 ✔ 取引先へでんさいが導入され、取引先がでんさいによるメリットを享受 ✔ 次の取引先へでんさいが導入されることを期待 © 2015 Hirata Corporation 21 御清聴有難うございました。 経理部 © 2015 Hirata Corporation
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