第4回 「京セラ会計学の基礎を学ぼう会【脳科学編】」 2015/8/6 講座メモ 第一部 脳科学を活用して決算書を見たくなる理論と実践 【前半】目標に関して By 伊藤正孝 損益計算書の売上、仕入、消耗品、会議費、利益等の数字に関して、比較する数字が 無いと数字の羅列、結果報告になってしまいます。ところが、リアルタイムの比較する数字 があると数字を見た瞬間に感情が動きます。目標数字を達成したら、やったー!と嬉しく なります。目標を達成できなかったら、コノヤロー!と悔しいので、改善点を考えるように なります。野球やサッカーなどのスポーツと同様です。野球のスコア―ボードを思い浮か べれば、まさに毎月の決算書は、目標と実績を比較する得点板です。スポーツの臨場感 を決算書にも適用すると成績はグングン向上します。これはバレーや野球、サッカーなど スポーツ選手が本番でド真剣に120%の力を発揮している光景を想像しても理解出来る と思います。 ここで、京セラフィロソフィーの52番-有言実行でことにあたる。 54番-成功するまで 諦めない を説明しました。 お問合せ:税理士 伊藤正孝 [email protected] 【後半】未来のイメージを脳にインプットする By 岩崎イチロー&クレア (1) 感謝の気持ちは脳機能を高め、未来予測を的確にする [復習] 2つの感謝がある。 1) 従来の感謝・・・自分にとって(都合の)良いことがあり 「感謝」する。 2) マインドフルネス(セルフレス)の感謝・・・全てのこと・存在に「感謝」する。 生きていることに「感謝」する。 決算書を見る時は、2)のマインドフルネスの感謝の気持ちを持つことが大切! 1)の従来の感謝しかできないと、結果が出ていない時は社員に感謝しなくなってしまう・・・ (2) 原因論と目的論 [復習] ・原因論・・・原因にフォーカス(悪いところを見つけて直す) ・目的論・・・目的にフォーカス(増やしたいところを見つけて感謝する・褒める・認める) 1 脳にはアクセルとブレーキがある。どちらも大切だが、 ブレーキが強くなりすぎると鬱になることも。 部下の脳のアクセルを活性化するためには、目的論で会話をしよう! (3) 脳の中で「こうなりたい!」とイメージすることから未来は創られる [復習] どんなイメージを作ればいいのか? 1) プロセス型イメージ・・・実際にやることをイメージする。 2) ドリーム型イメージ・・・目標を達成している姿や、その目的・意味を一緒にイメージする。 (4) 未来のイメージを脳にインプットする 脳は、過去の体験イメージをパーツに分けて、新しく組み合わせて未来のイメージを創る。 <脳にインプットするそのために必要なこと> 経験する、あるいは、経験談(ストーリー)を聴く・見る・知る。 (あらすじや箇条書きではなく、物語[エピソード]として感情や情景までイメージできると、 エピソード記憶として脳にインプットされる) 【デモ&ワーク】 小湊塾生(会長、社長)にご協力いただき、アルファメディアさんの理想 の未来の1シーンを演じるデモを行いました。(我が会計チームの女優・男優も寸劇に参加 しました!)その後、それぞれ、理想の未来を考えるワークを行いました。 寸劇の1シーン お客様役の遠山塾生が、「素晴らしいシステムを導入いただき、ありがとうございました!」 とアルファメディアの営業さんに感謝を伝え、喜びの握手を交わしている。 2 (5) 次回までの宿題 1)マインドフルネス(セルフレス)の感謝を1日1回以上、やってみる。 2)決算書を1日1回、見て、そこから、何かを感じる/考える。(1分程度) 3)ビジネスまたはライフ・チャレンジを1日1回実施。 自分の行動を変えると数値が変わるものを何か選ぶ。 ・ビジネスチャレンジ:変えたい勘定科目(会議費、交際費、交通費など) ・ライフチャレンジ :体重、食べたカロリー、飲んだビールの本数 など ☆次回の講座に、2カ月間やった宿題を、数値がわかるカタチで 持ってきてください! (部下にやらせるのではなく、自分の行動を変えることで数値の変化が わかるものを選ぶ) 4)宿題1)~3)の進捗状況を、習慣チェック表(配布資料)に記入する。 (記入の仕方は、習慣チェック表に書いてありますのでご覧ください) 次回予告 (2015年10月1日(木)18時30分~) (講座の最初に前回の復習を行いますので、初参加の方も大歓迎です!) お問合せ:国際コミュニケーション・トレーニング 岩崎イチロー&クレア [email protected] 【参加された方々のご感想】 大変勉強になりました!楽しかったのと、び っくりしたのと!!知らない事を知る喜びが ありました。もっと知りたいです! 毎回、元気づけられます。未来は過去の 経験から創りだすこと。経験値の異なる人 では、各人の未来のイメージは同一になっ ていないことを改めて感じた。 脳の使い方を寸劇でリアルに具体的に教 わり、自分も今後十分活かせる内容でし た。ありがとうございました。 未来の脳のトレーニングのインプットのやり 方が理解できた。「こうなりたい!」というイメ ージを脳の中でもっと高めていきたい。 いつもモチベーションを高める質の高い講 義をしていただき、心から感謝申し上げま す。 だんだんと、自分の中のポジティブなイメー ジが作れるようになった。脳をもっと活性化 させて、行動に移して、全社員がイキイキと 仕事ができるようにしていきたいです。 イメージする力をもっと鍛えていきたいと思 いました。寸劇を見た後だったので、未来の イメージを創るワークがやりやすかった。 寸劇なども取り入れ、今までにない心おど る勉強会でした。 3
© Copyright 2024 ExpyDoc