生理機能検査

H27年度コントロールサーベイ(生理部門)
施設番号
施設名
心電図
洞調律
64bpm(65bpm前後)
有・無
有・無
有・無
有・無
正常範囲
心拍数40bpm(徐脈)、QRS幅は広く右脚ブロック波
設問2
形、基本調律は心房細動であるがR-R間隔一定、一般的
①
な心房細動とは異なるため、心房心室間の伝導障害が推測
される。心室は左室起源の補充調律による支配と考える。
② 完全房室ブロックを伴う心房細動
設問3
致死的不整脈 主治医に報告、モニターを続ける
①
他の検査技師に協力を要請 など
QT延長症候群
②
低Mg血症、低K血症、低Ca血症 など
③ トルサード・ド・ポアンツ(多形性心室頻拍)
急性心筋炎
設問4
疾患名:Brugada症候群(coved型)
設問5
① 診断理由:typeⅠ(coved型)・45才以下の突然死の家
族歴
② ICD(植込み型除細動器)植込み
設問1
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
設問6 ① 心尖部肥大型心筋症
②
左室高電位所見・V3~V5を中心とした1.0mV以上の非
対称性の巨大陰性TおよびST下降
設問7 ① たこつぼ型心筋症(ACM)
Ⅰ,Ⅱ,V2~V6の広範囲な陰性T波とaVRの陽性T波、QT
②
延長
心エコー
設問1
① 大動脈弁狭窄症
連続の式;0.51㎠
最高流速を用いた連続の式簡便法;0.55㎠
重症度;高度(severe)
・大動脈弁最高通過血流速度=5.24m/s>4.0m/s
・大動脈弁平均圧較差=71.19mmHg>40mmHg
③ ・大動脈弁弁口面積=0.51㎠<1.0㎠
・左室肥大
②
設問2
① c)Ebstein奇形
・心尖部側に偏位した三尖弁
(三尖弁中隔尖の付着位置が僧房弁前尖付着部より心尖部側へ20mm以
上偏位している)
② ・三尖弁前尖の巨大化と過大運動
・右房拡大(右房化右室)
・高度な三尖弁逆流
腹部エコー
設問1
設問2
設問3
・S3にbull's eye pattern を呈する腫瘤が認められる。
・S4には内部が不均一な無~高エコー腫瘤が認められ、
cluster signを呈している。腫瘤内部には無エコー領域が
① 認められる。
・門脈相で周囲から濃染。造影の低下する部分も認められ
る。無エコー部分は造影されない。
・kupffer相では明瞭な欠損像が認められる。
② 転移性肝腫瘍
・S8に境界不明瞭な等~高エコー腫瘤が認められる。
・カラードプラでは車輻状の血流シグナルがみられる。
・動脈相では中心から腫瘤辺縁に向かう spoke-wheel
① pattern を呈している。
・kupffer相では周囲肝実質と同等に造影され、中心には
欠損像(central scar)が認められる。
② 限局性結節性過形成(FNH)
・右腎の中心部高エコー内に軽度の拡張した腎盂が認めら
れる。
① ・拡張した腎盂に連続して尿管の拡張も認められる。
・両腎の下極は、腹部大動脈の腹側で融合し峡部を形成し
ている。
② 右水腎症、馬蹄腎