第4号 [PDFファイル/392KB]

をしよう!!
~
H 27. 7.1
ほけんだより
葛 尾 中 学 校
保
健
室
日中の最高気温が 25℃以上を超えると「夏日」、30℃以上は「真夏日」、
さらに、35℃を超えると「猛暑日」というそうです。
この夏は、どんな暑さになるでしょうか。やってくる暑さに負けず、健康管理
に気をつけて、元気に過ごしてほしいと思います。
「朝食について見直そう週間」へのご協力ありがとうございました!
朝食調べの最終日は、全生徒が朝食を食べてきており、朝食摂取率は 100%でした。
しかし、朝食の内容をみると、主食(ごはん・パン)のみだったり、主食とくだものだけと
いった生徒もいて個人差がありました。
食べ方に関するアンケート結果では・・・
●朝食に野菜を食べた生徒の割合
●夕食に汁ものを食べた生徒の割合
●昼食以外に誰かと食事をした生徒の割合
・2 回(朝食も夕食も誰かと食べた)
・1 回(朝食か夕食のどちらかを誰かと食べた)
63.6%
72.7%
45.5%
54.5%
朝食に野菜を食べた生徒は半数以上はいましたが、1 日平均の摂取量を考えると、野菜が
丌足しているようです。
野菜には「身体の調子を整える力」があります。病気に負けない体づくりのためにも、野
菜をたくさん食べることができる献立で、お子さんの体調を整えてください。
また、夕食に汁ものをとらない子どもは肥満傾向になるという調査結果もありますので、
ご家庭でぜひご配慮ください。
―
今日からしっかり朝ごはん
―
◇親子で朝食の大切さについて考えてみてください◇
◎なぜ朝食をとることが大切なのか、朝食には 3 つの大事な役割があります。
1 体温を上げて眠っていた体を起きた状態にする働き
2 体と頭にエネルギーを補給する働き
3 体調を整える働き
・毎日元気で過ごせる丈夫な体をつくるためには、栄養のバランスのとれた食事が大切です!
・朝食をきちんと食べて体と頭を目覚めさせてください!
一口メモ
現代の子どもの食事の特徴を知っていますか?
「孤 食」
(コ 食)
・・・・・一人で孤独に食べる
「欠 食」
(ケッ食)
・・・・・朝食を食べない
「個 食」
(コ 食)
・・・・・家族が個別にそれぞれの好きなものを食べる
「固 食」
(コ 食)
・・・・・メニューが固定化して同じものばかりを食べる
上の漢字の「孤・欠・個・固」の音「コケッココ」をとって
「ニワトリ症候群」といいます。
「子どものからだが危ない!」より
健康に気をつけて夏本番を迎えてください!!
夏バテの主な原因は?
●自律神経の乱れ:室内外の温度差が激しいと、その変化に対応しきれず、自律神経がうまく働か
なくなります。
●水分とミネラルの丌足:上昇した体温を下げようと大量の汗をかくことで、
水分とミネラルが体外に排出され、脱水症状を引き起こします。
●胃腸機能・食欲の低下:暑いからといって冷たいものばかりをとっている
と、胃腸の働きが低下し、食欲も減退して十分な栄養がとれなくなります。
●睡眠丌足:熱帯夜など、寝苦しい夜が続くことで睡眠が丌足し、疲労がた
まってしまいます。
涼むより慣れよう!
体が暑さに慣れていない状態では、塩分を多く含む汗が出て、熱中症
を起こしやすくなります。
暑い日が 3~4 日続いて、体が暑さに慣れてくると、自律神経の反応
が早くなり、すばやく汗が出て、上手に体温調節ができるようになっ
てきます。
ところが、冷房のきいた涼しい場所ばかりで過ごしていると、いつま
でたっても体が暑さに慣れません。
暑くなり始めの時期に、しっかり体を動かして汗をかき、暑さに強い
体をつくっておきたいですね。汗をかいたら、水分補給を忘れずに
してください。